ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

僕のこと…好き?

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rozen-yuri

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紅「ふぅ…」
温かい紅茶を飲みながら一息。今日も落ち着いた一日ではなかったが、こういうのもいいものだ。――さすがに、毎日これでは疲れるけれど。
紅「いつもいつも元気ね、あの子達は…」
もうひとつ、ふぅ、とため息をつくと、ふいに扉の開く音がした。
蒼「やぁ、真紅」
紅「蒼星石…!」
心臓が、どきんと跳ね上がった。一人で寛いでいるときに、いきなり想い人が入ってきたのだ。無理はない。
いますぐ部屋を飛び出したい気持ちを落ち着け、震える声で尋ねる。
紅「一人で…どうしたの?」
あの子は一緒じゃないの、と言う言葉を飲み込んで、蒼星石を見つめる。
蒼「ちょっと疲れたから、休憩にね。…っていうのは建前で、真紅に、聞きたいことがあったんだ。」
真紅。名前を呼ばれただけだと言うのに、胸がきゅう、と締め付けられるような感覚。いつから、こんなに愛してしまったのだろう。
蒼「真紅、僕のこと…好き?」
がたん!大きな音。真紅が、椅子から滑り落ちた。
紅「な…ななな…」
なんで、と言いたいのに、震える唇が、それを許してくれない。

蒼「その反応…クス。可愛い。」
ぼんっ!という擬音が付くかのように、顔が熱く、赤くなっていくのが判る。
紅「な、かわ、か…!?」
蒼「かわいい。…それで、真紅。質問に対する答えは?」
ああ、上手く喋れない。恥ずかしい。それにしても、何故蒼星石が、そんな事を私に訊くのだろう。もしかすると、蒼星石も、私の事を…駄目だ。――蒼星石には、あの子がいる。
紅「じ、じゃあ…蒼星石はどうなの?人に何か聞くときは、自分から言うものではないのかしら?」
精一杯、強がって見せる。これでただからかっただけだ、と言われたら、それでこの話しは終わるだろう。…もっとも、そんな事をされたら、私は蒼星石のことを許さないだろうけれど。
蒼「僕は、ねぇ…。まあ流石に少し無礼だったね。じゃあ言わせてもらうね。」
蒼「真紅、好きだよ。」
まさか。まさか、本当に、そうだとは思わなかった。どうしよう。私も、私もなの。でも、貴女には、あの子が…!
言ってはいけない。私は、この言葉を口にしてはいけない。だめ、だめよ。ダメ、なのに…
紅「私も…愛しているのだわ。貴女を……」
――言って、しまった。

蒼「ありがとう、真紅…僕も、愛してるよ…」
そう言って、妖艶な笑みを浮かべた蒼星石に、肩をとん、と押される。
紅「きゃ…っ」
とす、と後ろに倒れる。すると目の前に、蒼星石の綺麗な顔があった。
――こんなに近くで見つめ合ったのは、初めてかもしれない。綺麗な輪郭。長い睫毛。花びらのような頬に、蕾のようなぷっくりとした唇。
無意識の内に、その唇に、口付けていた。
蒼「…ふはっ。クスッ、真紅から求めてくれるなんて。嬉しいよ…」
紅「もっと、もっと溶け合いましょう、蒼星石…」
もう自分の口から漏れる気持ちを制御できない。…制御、する気もない。
紅「んは、くちゅ…蒼、星石ぃ…」
蒼「可愛い、よ…ん、ちゅ、ぴちゃ…」
もっと、貴女の甘い蜜が欲しい。ひたすら、とろけるように、お互いを求めあった。
ぷち、ぷちと、ゆっくりとした動作でケープのボタンが外されて行く。
紅「もっと、早く…もう、我慢、できないのだわ…」
初めてのキスの余韻に浸りつつ、蒼星石を急かす。もっと求め合いたい。蒼星石の、全てが見たい。

蒼「くすくす。ちょっと焦らしすぎちゃったかな?」
ぱさ、と、私が身に付けていた全ての衣服が床に置かれた。蒼星石に自身の裸体を晒している、という状況に、ひどく興奮している。自分は、変態なのだろうか?
蒼「綺麗な肌…白くて、すべすべで、陶器みたいだ…」
ふいに、私の肩を撫でる。くすぐったくて、つい、「ひぁっ…」と、情けない声が漏れた。
蒼「触っただけで感じちゃうんだ…敏感、だね…」
楽しそうにくすくすと笑う。それに少し、ムッときた。頬を膨らまして、ぷい、と横を向く。
蒼「あれれ…怒っちゃったかな…ごめんね。」
ぱさり、という音がした。目だけを蒼星石の方に向けると、なんと、蒼星石も服を脱いでいた。
蒼「これで、許して?」
手を合わせて、ウインク。そんなことをされて、許さない人など、いるのだろうか。…私は、人ではないけれど。
蒼「真紅のここ、ちっちゃくて、ぷっくりしてるね…とっても、美味しそう…」
そう言うと、いきなりしゃぶりつかれる。胸を揉まれ、てっぺんの突起を摘まれ、舐められる。
紅「あ、ああ…は、あぁぁぁあん!!」
電気が走るような感覚がして、そのまま身体の力が抜けた。

蒼「イっちゃった?すごく可愛かった…」
よく判らないが、すごく気持ちが良かった。あれが、イく、ということなのだろう。
紅「はぁっ、は…蒼、星石…もっと、気持ち良くしてぇ…?」
躊躇いもなく零れる言葉。もう止まらなかった。
蒼「でも、真紅。君だけ気持ち良くなるのは、不公平じゃないかなぁ?」
――そうだ。先程から、私ばかりしてもらっている。これでは、蒼星石がつまらないだろう。…なにより、私も、蒼星石を気持ち良くしてあげたかった。
紅「何を、すればいいの…?」
蒼「してくれるんだね、嬉しい…じゃあ、ここを舐めて…?」
蒼星石が指をさしたのは、蜜が垂れている、ソコだった。自分のものすら見たことはなかったが、凄く綺麗だと思った。そして、甘い香りに誘われるように、ソコに口をつけた。
蒼「ひゃぁあっ、あっ、いい、いいよ!真紅ぅ!」
夢中でぺろぺろとなめていく。ふと、自分はミルクを飲む猫のようだと思った。飲み干さなければ。この、愛する人の、甘いミルクを。
穴があるのに気づくと、そこに舌を突っ込んで中でむちゃくちゃに動かしたり、上にある突起を、甘く噛んで、舐め回した。
蒼「あぁん、いい、しんっ、ひゃああああん!!!」
ひときわ大きく高い声を出したあと、舐めていた蒼星石のそこから、何かが噴き出してきた。顔にべったりと付いたそれを、指ですくって丁寧に舐めとる。
紅「とても、甘いのだわ…」
――私は、この人を愛している。たとえいつか争わなければならなくなるとしても、この幸せな時を、永遠に、忘れたくないと思った。

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