ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

短編 銀×金

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匿名ユーザー

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そのひから 彼女は わたしの たったひとりの おねえちゃん。

朝のにおいで、目を覚ます。窓辺から差し込む、朝陽のにおい。
がちゃりと音を鳴らし、私は再び鞄の外の世界に触れる。

小さなあくびとともに、閉じていた目をゆっくりと開く。
ふと、上下の瞼の隙間に、見慣れぬものが映りこんできた。

何故…?この家に、私とお父様以外の存在があるはずがないのに…。

これは、一体なんだろう?という表情で私を見つめる「それ」。

「はじめまして、かしら。貴方は、一体どちら様かしら?」

口を開き、言葉を発した「それ」、いや、「彼女」。

(なァにこの子、サエないカンジぃ…)

――――人に名を訊くときは、まず自分から名乗るものよ。
だがその言葉は、まだ幼く見える彼女の前では、しまっておくことにした。

「…私は、ローゼンメイデン第一ドール、水銀燈。」

「第一ドール?じゃあ、貴方は私のお姉ちゃんなのかしら?」

彼女の顔がぱあっと明るくなるのと同時に、自分の顔が驚きに満ちてゆくのを感じた。
満面の笑みを湛えながら、彼女は名乗った。

「私は、ローゼンメイデン第二ドールの、金糸雀!よろしくね!お姉ちゃん!」

勢いよく、私の胸に飛び込んできた、彼女。
ほろりと綻んでゆく、私の、口元。

「うん…よろしくね。…カナ。」

そのあたたかいいきものを、むねにぎゅっと、だきしめた。

そのひから 彼女は わたしの たったひとりの いもうと。


商店街の福引で温泉旅行券(二人分)を当てた水銀燈であった

銀(さて、誰を誘おうかしら)

銀(真紅だったら…)


銀「…その本面白いの?」

紅「ええ」

銀「どんなとこが?」

紅「全部」

銀「そ、そう…」

紅「・・・・・・」

銀「・・・・・・」


銀(・・・とてもじゃないけど耐えられる気がしないわあ、とうことで却下)

銀(翠星石だったらどうかしらあ)


翠「温泉旅行ですか?」

銀「ええ、商店街で当たったの。一緒にどう?」

翠「そ、蒼星石も一緒なら行ってやっても良いですよ///」

銀「ああ、この招待券二枚しかないかr」

翠「じゃあいいです」ガチャッ

銀「・・・・・」


銀「はあ…無いわね」

銀「となるとやっぱあの子しかいないわね」

プルルル

金「もしもしー何か用かしら?」





金「温泉旅行?」

銀「ええ、一緒にどう?」

金「行くに決まってるかしらー」

銀「そ、そうじゃあ詳しいことは後で連絡するから」

金「うん、楽しみに待ってるかしらー♪」

銀「ええ、じゃあまた」ガチャッ





銀「なんで私にやついてるの…ばっかみたい///」

 

 

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