パワーではなくパワ一(いち)。文字通り、1マナでパワー1/タフネス1・かつバニラを指すカードであり、以下の9枚を指す。
《熱心な士官候補生/Eager Cadet》
《真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident》
《脱走魔術師/Fugutive Wizard》
《さまようもの/Wondering Ones》
《泥ネズミ/Muck Rats》
《モンスのゴブリン略奪隊/Mons's Goblin Riders》
《Dwarven Trader》
《柳のエルフ/Willow Elf》
《メタリック・スリヴァー/Metalic Sliver》
いずれも甲鱗様の足元に遠く及ばないが、一部(《さまようもの》や《真珠三叉矛の人魚》など)はトーナメントシーンで活躍した実績を持つので侮れない。
たった1マナとはいえ、相手の甲鱗様の攻撃を1ターン防ぐことができるこれらのカードはタイプ甲鱗構築において多大なテンポ・アドバンテージをもたらしてくれるのだ。
それを見事に体現したのが5CS(ファイブカラー甲鱗)であり、金澤尚子女史がそれに翻弄されたエピソードは古参プレイヤーの間ではあまりにも有名。
余談ではあるが、ネット上のトレード掲示板やオークションにおいて、「パワー9特価」とある場合は、まず「パワ一9」と見て間違いないので気をつけよう。
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