甲鱗のワームはその強さから幾度と無く禁止や制限されてきました。
過去に発表された甲鱗のワーム禁止通達をここに保存します。
過去に発表された甲鱗のワーム禁止通達をここに保存します。
過去の甲鱗のワームに関する発表(現在は解禁)
我々WoCは、長い間ある一つのカードの存在によって悩まされ続けていた。そのカードが何であるか、ある程度マジックの経験があるプレイヤーなら既に察してくれているだろう。
そう、「甲鱗のワーム」である。こいつがアイスエイジで登場して以来、マジックの世界はこいつによって支配され続けた。
そう、「甲鱗のワーム」である。こいつがアイスエイジで登場して以来、マジックの世界はこいつによって支配され続けた。
このカードはあまりにも強すぎた。その理由は今更説明するまでもないだろう。それにそれらをすべてあげようとすると、それこそプロレスラーが破るような本になってしまう。
そのため、詳しい説明はここでは割愛させて貰う。その一端だけを説明しておけば、その単純な大きさだ。
そのため、詳しい説明はここでは割愛させて貰う。その一端だけを説明しておけば、その単純な大きさだ。
パワー7というのは実に強力な値だ。プレイヤーの初期ライフは20。これをパワー7のクリーチャーで削りきろうとすると3回アタックすればいい。たった3回だ。
これがどれだけ凄いことか、近年の強力とされるクリーチャーと比較すればすぐに分かる。
勇丸で20ライフを削り切ろうとすると、10ターンもかかってしまう。黒瘴ですら4ターン、桜族の長老だと何と20ターンにもなってしまう。
そして、極楽鳥ではいくら殴っても永遠に勝つことはできないのだ。
これがどれだけ凄いことか、近年の強力とされるクリーチャーと比較すればすぐに分かる。
勇丸で20ライフを削り切ろうとすると、10ターンもかかってしまう。黒瘴ですら4ターン、桜族の長老だと何と20ターンにもなってしまう。
そして、極楽鳥ではいくら殴っても永遠に勝つことはできないのだ。
もちろん、マジックの世界には甲鱗のワームよりパワーが大きいクリーチャーはいる。だが、それらはどれも厄介な問題を抱えている。
それはそれらのカードのテキスト部分を見ればわかる。そう、パワーの大きいクリーチャーは、ごく一部の例外(もちろん甲鱗のワームを含む)を除いて、
何某かの能力をもっているのだ。しかも、それらのほとんどはややこしいものになっていて、プレイヤーを混乱させることも多い。
さらには、完全なデメリットしか持たないものもある。これはスカイシュラウドのビヒモスやアボロスを見て貰えれば一目瞭然だろう。
それはそれらのカードのテキスト部分を見ればわかる。そう、パワーの大きいクリーチャーは、ごく一部の例外(もちろん甲鱗のワームを含む)を除いて、
何某かの能力をもっているのだ。しかも、それらのほとんどはややこしいものになっていて、プレイヤーを混乱させることも多い。
さらには、完全なデメリットしか持たないものもある。これはスカイシュラウドのビヒモスやアボロスを見て貰えれば一目瞭然だろう。
これだけでも、十分にその恐ろしさがマジックを始めたばかりの人にもわかってもらえただろう。もし、それ以上の力を知りたい、さらにその結果甲鱗のワームが何を引き起こしたかを知りたい、
という人は「オスロのフィヨルド」または「北極の寒波」で検索をかけて欲しい。
という人は「オスロのフィヨルド」または「北極の寒波」で検索をかけて欲しい。
とにかく、甲鱗のワームは実に多くの問題を引き起こした。だが、その中でも一番の問題がまさに甲鱗のワームがマジックそのもの、といえる存在になってしまったことだ。
そのため、我々は甲鱗のワームを何度も禁止しようとしても、結局禁止することができなかった。さらに、第9版での再録という事態にまでなってしまったのだ。
それでも、プレイヤーの良識などによって、かつてのような悲劇は回避され続けた。だが、我々は気づいたのだ。それはプレイヤー達に甘えているだけだ、ってことに。
だからこそ、我々は、今日ここで宣言をする。
そのため、我々は甲鱗のワームを何度も禁止しようとしても、結局禁止することができなかった。さらに、第9版での再録という事態にまでなってしまったのだ。
それでも、プレイヤーの良識などによって、かつてのような悲劇は回避され続けた。だが、我々は気づいたのだ。それはプレイヤー達に甘えているだけだ、ってことに。
だからこそ、我々は、今日ここで宣言をする。
甲鱗のワームを、今日を以て全てのレギュレーションで禁止カードにする。
もちろん、我々のこの決断には多くのプレイヤーの非難があるだろう。中には、今までのマジックの否定と捕らえる人もいるかも知れない。
だが、それは違う。過去があったから、今のマジックがある。そして、だからこそ、我々は先に進むために甲鱗のワームとの決別をしなければならないのだ。
だが、それは違う。過去があったから、今のマジックがある。そして、だからこそ、我々は先に進むために甲鱗のワームとの決別をしなければならないのだ。
「全てのレギュレーション」とは、構築はもちろんのこと、リミテッド、さらにはカジュアルも含めた話である。
もし、君の友達が甲鱗のワームを召喚しようとしたら、その手をやさしく止め、首を左右に振ってあげて欲しい。
友達は激昂するかも知れない。だが、そこでこう言ってあげてくれ。
もし、君の友達が甲鱗のワームを召喚しようとしたら、その手をやさしく止め、首を左右に振ってあげて欲しい。
友達は激昂するかも知れない。だが、そこでこう言ってあげてくれ。
成長しなくてはいけないのだよ、と。