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(手札6) 〔トゥーンのもくじ〕を使い――〔トゥーン・ヂェミナイ・エルフ〕を召喚してエンドだ!(手札5・伏せ0)」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>トゥーンのもくじ</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">「トゥーン」という名のついたカードをデッキから1枚手札に加える。 </Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>トゥーン・ヂェミナイ・エルフ</Td><Td>地属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル4</Td><Td>ATK1900</Td><Td>DEF900</Td></Tr><Td ColSpan="6">召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。<BR>フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時このカードも破壊する。<BR>自分のフィールド上に「トゥーン・ワールド」があり相手がトゥーンをコントロールしていない場合、このカードは相手プレイヤーを直接攻撃できる。<BR>このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手はランダムに手札を1枚捨てる。 </Td></Table>)    「なるほど、召喚ターン攻撃不可能のデメリットを先行召喚で中和、口だけじゃないようね、ドロー(手札6枚)、     私は〔魔の試着部屋〕を発動して、カードをめくる。」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>魔の試着部屋</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">800ライフポイントを払い、自分のデッキの上からカードを4枚めくる。その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。<BR>それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。 </Td></Table>) 巳式LP8000→7200 デッキ→大木炭18・トライアングルパワー・異次元トレーナー・幻魔皇 ラビエル、 大木炭18・異次元トレーナー特殊召喚。 &html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>大木炭18</Td><Td>炎属性</Td><Td>炎族</Td><Td>レベル3</Td><Td>ATK100</Td><Td>DEF2100</Td></Tr><Td ColSpan="6">完全に燃え尽きてしまった巨木の化身。<BR>この炭で焼く肉は絶品と言われ、重宝されている。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>異次元トレーナー</Td><Td>闇属性</Td><Td>悪魔族</Td><Td>レベル1</Td><Td>ATK100</Td><Td>DEF2000</Td></Tr><Td ColSpan="6">異次元に吸い込まれてしまった哀れなゴブリン、しかし、今新たな向かって日々努力している。</Td></Table>)    「そして〔大木炭18〕を生贄に捧げ…〔サイバティック・ワイバーン〕を召喚、〔ヂェミナイ〕へ攻撃!」 &html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>サイバティック・ワイバーン</Td><Td>風属性</Td><Td>機械族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK2500</Td><Td>DEF1600</Td></Tr><Td ColSpan="6">メカで強化された翼竜。ドラゴンにやられ、死にかけたところを飼い主にサイボーグ化された。</Td></Table>) 〔サイバティック・ワイバーン〕(攻撃力2500)VS(攻撃力1900)〔トゥーン・ヂェミナイエルフ〕、 ヂェミナイ破壊、墓地へ、壱華LP8000→7400 サイバティックの攻撃でヂェミナイがやられたが…まだ前哨戦、カード差も問題無い。    「2枚伏せて…エンド!(手札2・伏せ2)」    「……(手札6)、モンスターを裏守備出で召喚し、    〔ソウル・テイカー〕で〔ワイバーン〕を消し去って、ターン終了(手札4枚・伏せ0)。」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>ソウルテイカー</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。<BR>この効果によって破壊した後、相手プレイヤーは1000ライフポイント回復する。 </Td></Table>) サイバティックワイバーン→破壊、墓地へ。 巳式LP7200→8200    「…それだけで終わって良いの? カードをドローして(手札3)、     伏せカード発動! 〔同姓同名同盟〕でデッキから2体の〔異次元トレーナー〕2体を『攻撃表示』で召喚!」 異次元トレーナー×2→巳式の場    「そして、もちろん〔トライアングルパワー〕で場の戦力を底上げして、総攻撃!」 ピラミッドの下でのトレーニングによって、二封気戦の二段掛けほどではないがかなりのパワーが漲っていく。 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>トライアングルパワー</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分フィールド上に表側表示で存在する全てのレベル1通常モンスター(トークンを除く)の元々の攻撃力と守備力は2000ポイントアップする。<BR>エンドフェイズ時に自分フィールド上に存在するレベル1通常モンスターを全て破壊する。</Td></Table>) 〔異次元トレーナー〕(攻2100)VS(200)〔ハネクリボー〕→ ハネクリ破壊、墓地へ、壱華LP7400→LP7400→LP7400→LP7400 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>ハネクリボー</Td><Td>光属性</Td><Td>天使族</Td><Td>レベル1</Td><Td>ATK300</Td><Td>DEF200</Td></Tr><Td ColSpan="6">フィールド上のこのカードが破壊され墓地に送られた時に発動する。<BR>発動後、このターンにこのカードのコントローラーが受ける戦闘ダメージは0になる。</Td></Table>) さっきの二封気のデュエルを見てて良かった……対抗策として〔ハネクリ〕を伏せてなければ負けていた。    「やっと本番ってところか、〔トレーナー〕はエンド時に破壊されるぜ。」    「それなら私は〔絶対魔法禁止区域〕を発動してから終了するわ。(手札1・伏せ1)」 エンド宣言と共に崩れ去るピラミッド…なるほど、こうやって破壊されるのか……って!?    「…な、なんだ!?」 オレは無意識の内に叫んでいた…崩れたピラミッドから何食わぬ顔で這い出すトレーナーと狂獣たち。    「私が発動した〔絶対魔法禁止区域〕の効果よ、     これで通常モンスターである〔トレーナー〕は破壊されないわ。」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>絶対魔法禁止区域</Td><Td>永続魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">フィールド上に表側表示で存在する全ての効果モンスター以外のモンスターは魔法の効果を受けない。 </Td></Table>)    「っち、生き残ったか…だが所詮は攻撃力100のザコモンスター! ドロー(手札5枚)!、     オレは手札の〔魔法の操り人形〕を捨てて、〔THE トリッキー〕を特殊召喚し、     更に〔サイレント・マジシャン〕を召喚して、トドメに〔早すぎた埋葬〕で〔魔法の操り人形〕を特殊召喚だ!」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>魔法の操り人形</Td><Td>闇属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK2000</Td><Td>DEF1000</Td></Tr><Td ColSpan="6">自分または相手が魔法カードをを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1個乗せる。<BR>このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は200ポイントアップする。<BR>また、魔力カウンターを2個取り除く事で、フィールド上のモンスター1体を破壊する。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>THE トリッキー</Td><Td>風属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK2000</Td><Td>DEF1200</Td></Tr><Td ColSpan="6">手札を1枚捨てることで、このカードを手札から特殊召喚する。 </Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>サイレント・マジシャン LV4</Td><Td>光属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル4</Td><Td>ATK1000</Td><Td>DEF1000</Td></Tr><Td ColSpan="6">相手がカードをドローする度にこのカードに魔力カウンターを1個乗せる。<BR>このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力が500ポイントアップする。<BR>このカードに乗っている魔力カウンターが5個になった場合、次の自分ターンのエンドフェイズ時に、<BR>このカードを墓地に送る事で「サイレント・マジシャン LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>早すぎた埋葬</Td><Td>装備魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">800ライフポイントを払う。<BR>自分の墓地からモンスターカードを1体選択して攻撃表示でフィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。<BR>このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。 </Td></Table>) 壱華LP7400→6600    「…貴方もかなりの一撃必殺だと思うけど? 総攻撃力5000…恐れ入るわ。」    「ま、制限カード使ってるからな、これぐらいは出さないとな、〔サイレント・マジシャン〕で〔異次元トレーナー〕へ攻撃。」    「じゃあ…〔重力解除〕で止めるわ。」 ゴブリンへと迫る魔術師の少女は、魔力を放つ一瞬前に地面から離れ、空中へ浮上していく。 &html(<Table Border BorderColor="#b21162" Border="2"><Tr><Td>重力解除</Td><Td>通常罠</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。 </Td></Table>) 異次元トレーナー×3→守備表示 THE・トリッキー→守備表示 サイレント・マジシャン LV4→守備表示 魔法の操り人形→守備表示    「…エンドだ。(手札2)」    「ドロー(手札2)……1枚伏せて、終了よ(手札1・伏せ1)。」 サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:1(攻1500)    「良いのか? ターンを流せば〔サイレント・マジシャン〕にカウンターが乗り、オレが有利に為る。」    「問題ないわね、〔サイレント〕が〔トレーナー〕を倒せる数値になる前に〔ラビエル〕を引く予定だから。」    「なるほどな(手札3枚)…ならば〔ラビエル〕を引く手伝いをしてやるよ。」    「え?」    「オレのカードは〔墓穴の道連れ〕! お互いに手札を見て1枚ずつ捨ててからドローする!」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>墓穴の道連れ</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">お互いに相手の手札を確認し、それぞれ相手の手札のカードを1枚選択して墓地に捨て、カードを1枚ドローする。 </Td></Table>) 魔法の操り人形:魔力カウンター:1(攻撃力2200) 壱華:手札(執念深き老魔術師、ディメンション・マジック) 巳式:手札(玉砕指令)    「〔玉砕指令〕を捨てろ。」 &html(<Table Border BorderColor="#b21162" Border="2"><Tr><Td>玉砕指令</Td><Td>通常罠</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分フィールド上に存在するレベル2以下の通常モンスター(トークンを除く)1体を選択して発動する。<BR>発動後、選択した通常モンスターを生け贄に捧げ、相手フィールド上の魔法・罠カードを2枚まで破壊する事ができる。</Td></Table>)    「あなたは〔執念深き老魔術師〕を捨てて。」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>執念深き老魔術師</Td><Td>闇属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル2</Td><Td>ATK450</Td><Td>DEF600</Td></Tr><Td ColSpan="6">リバース:フィールド上の相手モンスター1体を破壊する。</Td></Table>) 玉砕指令・執念深き老魔術師→墓地へ 巳式・壱華:1ドロー(壱華:手札2・巳式:手札1) サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:2(攻撃力2000)   「継いで、魔法カード!〔トリッキー〕を生贄に捧げて〔ディメンション・マジック〕!     これで今引いた〔コスモ・クイーン〕を特殊召喚する!」 魔法の操り人形:魔力カウンター:2(攻撃力2400) トリッキーが消えた後、奇術の箱は音を立てて開く……が、中に魔女の姿は無い。 数秒後、宇宙(そら)から隕石にも似たスピードで、フィールドに降り立つ巨大なる魔女、 彼女の落下点に居たゴブリンと狂獣は絶対魔法禁止区域によって辛うじて守られている。 ソリッドビジョンの細工が効いてるな、KC。 コスモ・クイーン→特殊召喚。    「バトルフェイズで〔コスモ・クイーン〕・〔魔法操り人形〕の攻撃で〔トレーナー〕を2体破壊し…、」 〔コスモ・クイーン〕(攻撃力2900)VS(守備力2000)〔異次元トレーナー〕、トレーナー破壊、墓地へ。 〔魔法の操り人形〕(攻撃力2400)VS(守備力2000)〔異次元トレーナー〕、トレーナー破壊、墓地へ。    「バトルフェイズを終了して〔操り人形〕の効果で、〔トレーナー〕を破壊し、ターン・エンド!(手札0・伏せ0) 魔法の操り人形→魔力カウンター:0(攻撃力2000) 異次元トレーナー、破壊・墓地へ。 よし…ライフこそは削れなかったが相手の場に居た壁モンスターは全滅、 次の巳式のドローで〔サイレント・マジシャン〕も攻撃力2500…この勝負、勝った!    「私のターン、ドロー(手札2枚)、魔力カウンタープレゼントよ、     〔強欲な壺〕で2枚ドロー…〔貪欲な壺〕も発動。」    「…なに?」 サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:3(攻撃力2500) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>強欲な壺</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">カードを2枚ドローする。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>貪欲な壺</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分の墓地からモンスターカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。<br>その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 </Td></Table>) 巳式、2枚ドロー(手札3枚) 異次元トレーナー×3、サイバティック・ワイバーン、大木炭18→デッキ 巳式、2枚ドロー(手札4枚) 魔法の操り人形→魔力カウンター:1(攻撃力2200) サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:4(攻撃力3000) 魔法の操り人形→魔力カウンター:2(攻撃力2400) サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:5(攻撃力3500)   「魔力カウンタープレゼントか、ありがたいな。」   「これで私の手札は4枚…手札も完璧! 〔レベル制限B地区〕! そして〔凡骨の意地〕!」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>レベル制限B地区</Td><Td>永続魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">レベル4以上のモンスターは守備表示に変更される。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>凡骨の意地</Td><Td>永続魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、<BR>そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。 </Td></Table>) 魔法の操り人形→魔力カウンター:4(攻撃力2800)→守備表示 サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:7(攻撃力4500)→守備表示   「おっと…〔コスモ・クイーン〕はお前の「絶対魔法禁止区域」で守備表示にはならないぞ。    それに次のターンには〔サイレントマジシャン〕もレベル8に昇華して「B地区」は無効、〔操り人形〕も除去効果は使えるしな。」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>サイレント・マジシャン LV8</Td><Td>光属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル8</Td><Td>ATK3500</Td><Td>DEF1000</Td></Tr><Td ColSpan="6">このカードは通常召喚できず、「サイレント・マジシャン LV4」の効果でのみ特殊召喚できる。<BR>このカードは相手の魔法の効果を受けない。 </Td></Table>)   「〔凡骨の意地〕でカードを引くまでの時間稼ぎにもならねーよ。」   「わかってる、だから 〔絶対魔法禁止区域〕・〔レベル制限B地区〕・〔凡骨の意地〕を墓地に送り…、    第二の三幻魔…〔降雷皇ハモン〕を降臨!」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>降雷皇ハモン</Td><Td>光属性</Td><Td>雷族</Td><Td>レベル10</Td><Td>ATK4000</Td><Td>DEF4000</Td></Tr><Td ColSpan="6">このカードは通常召喚できない。<BR>自分フィールド上に表側表示で存在する永続魔法カード3枚を墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。<BR>このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。<BR>このカードが自分フィールド上に表側守備表示で存在する場合、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。 </Td></Table>) なるほど、ここまでの永続魔法はハモン召喚用の布石・・・B地区での表示変更が響くな・・・。    「そしてバトルフェイズ! 守備表示となった〔サイレント・マジシャン〕を打ち砕き、〔ハモン〕の追加ダメージ!」    「ぐ…っ!」 〔降雷皇ハモン〕(攻撃力4000)VS(守備力1000)〔サイレント・マジシャン LV4〕、サイレント破壊、墓地へ。 壱華LP6600→5600(ハモンの効果)    「更に手札から速攻魔法、〔連撃〕を使用して〔操り人形〕にも電撃を降らせる!」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>連撃</Td><Td>速攻魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">モンスターを戦闘で破壊した場合、発動可能。<BR>戦闘で破壊したモンスターは続けてもう一度攻撃宣言を行える。(原作登場カード)</Td></Table>) 〔降雷皇ハモン〕(攻撃力4000)VS(守備力1000)〔魔法の操り人形〕、操り人形破壊、墓地へ。 LP5600→4600(ハモンの効果)    「ぐあ……。」    「終了。(手札0・伏せ0)」 手札は0、伏せも無く、場には攻撃力だけの上級モンスターだが、それすらも攻撃力で負けてる。 勝てるカードは残りデッキの中に10枚ほど…確立はおおよそ3分の1、さっきのハモン鬼引きよりはやり易いか。    「俺のターン、勝負!(手札1)」 [[前へ戻る。>http://www11.atwiki.jp/84gzatu/112.html]] [[次へ進む。>http://www11.atwiki.jp/84gzatu/50.html]] [[遊義皇トップへ>http://www12.atwiki.jp/wahamuda84g/12.html]] [[小説置き場に戻る>http://www12.atwiki.jp/wahamuda84g/5.html]]
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(手札6) 〔トゥーンのもくじ〕を使い――〔トゥーン・ヂェミナイ・エルフ〕を召喚してエンドだ!(手札5・伏せ0)」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>トゥーンのもくじ</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">「トゥーン」という名のついたカードをデッキから1枚手札に加える。 </Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>トゥーン・ヂェミナイ・エルフ</Td><Td>地属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル4</Td><Td>ATK1900</Td><Td>DEF900</Td></Tr><Td ColSpan="6">召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。<BR>フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時このカードも破壊する。<BR>自分のフィールド上に「トゥーン・ワールド」があり相手がトゥーンをコントロールしていない場合、このカードは相手プレイヤーを直接攻撃できる。<BR>このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手はランダムに手札を1枚捨てる。 </Td></Table>)    「なるほど、召喚ターン攻撃不可能のデメリットを先行召喚で中和、口だけじゃないようね、ドロー(手札6枚)、     私は〔魔の試着部屋〕を発動して、カードをめくる。」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>魔の試着部屋</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">800ライフポイントを払い、自分のデッキの上からカードを4枚めくる。その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。<BR>それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。 </Td></Table>) 巳式LP8000→7200 デッキ→大木炭18・トライアングルパワー・異次元トレーナー・幻魔皇 ラビエル、 大木炭18・異次元トレーナー特殊召喚。 &html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>大木炭18</Td><Td>炎属性</Td><Td>炎族</Td><Td>レベル3</Td><Td>ATK100</Td><Td>DEF2100</Td></Tr><Td ColSpan="6">完全に燃え尽きてしまった巨木の化身。<BR>この炭で焼く肉は絶品と言われ、重宝されている。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>異次元トレーナー</Td><Td>闇属性</Td><Td>悪魔族</Td><Td>レベル1</Td><Td>ATK100</Td><Td>DEF2000</Td></Tr><Td ColSpan="6">異次元に吸い込まれてしまった哀れなゴブリン、しかし、今新たな向かって日々努力している。</Td></Table>)    「そして〔大木炭18〕を生贄に捧げ…〔サイバティック・ワイバーン〕を召喚、〔ヂェミナイ〕へ攻撃!」 &html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>サイバティック・ワイバーン</Td><Td>風属性</Td><Td>機械族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK2500</Td><Td>DEF1600</Td></Tr><Td ColSpan="6">メカで強化された翼竜。ドラゴンにやられ、死にかけたところを飼い主にサイボーグ化された。</Td></Table>) 〔サイバティック・ワイバーン〕(攻撃力2500)VS(攻撃力1900)〔トゥーン・ヂェミナイエルフ〕、 ヂェミナイ破壊、墓地へ、壱華LP8000→7400 サイバティックの攻撃でヂェミナイがやられたが…まだ前哨戦、カード差も問題無い。    「2枚伏せて…エンド!(手札2・伏せ2)」    「……(手札6)、モンスターを裏守備出で召喚し、    〔ソウル・テイカー〕で〔ワイバーン〕を消し去って、ターン終了(手札4枚・伏せ0)。」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>ソウルテイカー</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。<BR>この効果によって破壊した後、相手プレイヤーは1000ライフポイント回復する。 </Td></Table>) サイバティックワイバーン→破壊、墓地へ。 巳式LP7200→8200    「…それだけで終わって良いの? カードをドローして(手札3)、     伏せカード発動! 〔同姓同名同盟〕でデッキから2体の〔異次元トレーナー〕2体を『攻撃表示』で召喚!」 異次元トレーナー×2→巳式の場    「そして、もちろん〔トライアングルパワー〕で場の戦力を底上げして、総攻撃!」 ピラミッドの下でのトレーニングによって、二封気戦の二段掛けほどではないがかなりのパワーが漲っていく。 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>トライアングルパワー</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分フィールド上に表側表示で存在する全てのレベル1通常モンスター(トークンを除く)の元々の攻撃力と守備力は2000ポイントアップする。<BR>エンドフェイズ時に自分フィールド上に存在するレベル1通常モンスターを全て破壊する。</Td></Table>) 〔異次元トレーナー〕(攻2100)VS(200)〔ハネクリボー〕→ ハネクリ破壊、墓地へ、壱華LP7400→LP7400→LP7400→LP7400 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>ハネクリボー</Td><Td>光属性</Td><Td>天使族</Td><Td>レベル1</Td><Td>ATK300</Td><Td>DEF200</Td></Tr><Td ColSpan="6">フィールド上のこのカードが破壊され墓地に送られた時に発動する。<BR>発動後、このターンにこのカードのコントローラーが受ける戦闘ダメージは0になる。</Td></Table>) さっきの二封気のデュエルを見てて良かった……対抗策として〔ハネクリ〕を伏せてなければ負けていた。    「やっと本番ってところか、〔トレーナー〕はエンド時に破壊されるぜ。」    「それなら私は〔絶対魔法禁止区域〕を発動してから終了するわ。(手札1・伏せ1)」 エンド宣言と共に崩れ去るピラミッド…なるほど、こうやって破壊されるのか……って!?    「…な、なんだ!?」 オレは無意識の内に叫んでいた…崩れたピラミッドから何食わぬ顔で這い出すトレーナーと狂獣たち。    「私が発動した〔絶対魔法禁止区域〕の効果よ、     これで通常モンスターである〔トレーナー〕は破壊されないわ。」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>絶対魔法禁止区域</Td><Td>永続魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">フィールド上に表側表示で存在する全ての効果モンスター以外のモンスターは魔法の効果を受けない。 </Td></Table>)    「っち、生き残ったか…だが所詮は攻撃力100のザコモンスター! ドロー(手札5枚)!、     オレは手札の〔魔法の操り人形〕を捨てて、〔THE トリッキー〕を特殊召喚し、     更に〔サイレント・マジシャン〕を召喚して、トドメに〔早すぎた埋葬〕で〔魔法の操り人形〕を特殊召喚だ!」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>魔法の操り人形</Td><Td>闇属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK2000</Td><Td>DEF1000</Td></Tr><Td ColSpan="6">自分または相手が魔法カードをを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1個乗せる。<BR>このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は200ポイントアップする。<BR>また、魔力カウンターを2個取り除く事で、フィールド上のモンスター1体を破壊する。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>THE トリッキー</Td><Td>風属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK2000</Td><Td>DEF1200</Td></Tr><Td ColSpan="6">手札を1枚捨てることで、このカードを手札から特殊召喚する。 </Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>サイレント・マジシャン LV4</Td><Td>光属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル4</Td><Td>ATK1000</Td><Td>DEF1000</Td></Tr><Td ColSpan="6">相手がカードをドローする度にこのカードに魔力カウンターを1個乗せる。<BR>このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力が500ポイントアップする。<BR>このカードに乗っている魔力カウンターが5個になった場合、次の自分ターンのエンドフェイズ時に、<BR>このカードを墓地に送る事で「サイレント・マジシャン LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>早すぎた埋葬</Td><Td>装備魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">800ライフポイントを払う。<BR>自分の墓地からモンスターカードを1体選択して攻撃表示でフィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。<BR>このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。 </Td></Table>) 壱華LP7400→6600    「…貴方もかなりの一撃必殺だと思うけど? 総攻撃力5000…恐れ入るわ。」    「ま、制限カード使ってるからな、これぐらいは出さないとな、〔サイレント・マジシャン〕で〔異次元トレーナー〕へ攻撃。」    「じゃあ…〔重力解除〕で止めるわ。」 ゴブリンへと迫る魔術師の少女は、魔力を放つ一瞬前に地面から離れ、空中へ浮上していく。 &html(<Table Border BorderColor="#b21162" Border="2"><Tr><Td>重力解除</Td><Td>通常罠</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。 </Td></Table>) 異次元トレーナー×3→守備表示 THE・トリッキー→守備表示 サイレント・マジシャン LV4→守備表示 魔法の操り人形→守備表示    「…エンドだ。(手札2)」    「ドロー(手札2)……1枚伏せて、終了よ(手札1・伏せ1)。」 サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:1(攻1500)    「良いのか? ターンを流せば〔サイレント・マジシャン〕にカウンターが乗り、オレが有利に為る。」    「問題ないわね、〔サイレント〕が〔トレーナー〕を倒せる数値になる前に〔ラビエル〕を引く予定だから。」    「なるほどな(手札3枚)…ならば〔ラビエル〕を引く手伝いをしてやるよ。」    「え?」    「オレのカードは〔墓穴の道連れ〕! お互いに手札を見て1枚ずつ捨ててからドローする!」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>墓穴の道連れ</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">お互いに相手の手札を確認し、それぞれ相手の手札のカードを1枚選択して墓地に捨て、カードを1枚ドローする。 </Td></Table>) 魔法の操り人形:魔力カウンター:1(攻撃力2200) 壱華:手札(執念深き老魔術師、ディメンション・マジック) 巳式:手札(玉砕指令)    「〔玉砕指令〕を捨てろ。」 &html(<Table Border BorderColor="#b21162" Border="2"><Tr><Td>玉砕指令</Td><Td>通常罠</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分フィールド上に存在するレベル2以下の通常モンスター(トークンを除く)1体を選択して発動する。<BR>発動後、選択した通常モンスターを生け贄に捧げ、相手フィールド上の魔法・罠カードを2枚まで破壊する事ができる。</Td></Table>)    「あなたは〔執念深き老魔術師〕を捨てて。」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>執念深き老魔術師</Td><Td>闇属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル2</Td><Td>ATK450</Td><Td>DEF600</Td></Tr><Td ColSpan="6">リバース:フィールド上の相手モンスター1体を破壊する。</Td></Table>) 玉砕指令・執念深き老魔術師→墓地へ 巳式・壱華:1ドロー(壱華:手札2・巳式:手札1) サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:2(攻撃力2000)   「継いで、魔法カード!〔トリッキー〕を生贄に捧げて〔ディメンション・マジック〕!     これで今引いた〔コスモ・クイーン〕を特殊召喚する!」 魔法の操り人形:魔力カウンター:2(攻撃力2400) トリッキーが消えた後、奇術の箱は音を立てて開く……が、中に魔女の姿は無い。 数秒後、宇宙(そら)から隕石にも似たスピードで、フィールドに降り立つ巨大なる魔女、 彼女の落下点に居たゴブリンと狂獣は絶対魔法禁止区域によって辛うじて守られている。 ソリッドビジョンの細工が効いてるな、KC。 コスモ・クイーン→特殊召喚。    「バトルフェイズで〔コスモ・クイーン〕・〔魔法操り人形〕の攻撃で〔トレーナー〕を2体破壊し…、」 〔コスモ・クイーン〕(攻撃力2900)VS(守備力2000)〔異次元トレーナー〕、トレーナー破壊、墓地へ。 〔魔法の操り人形〕(攻撃力2400)VS(守備力2000)〔異次元トレーナー〕、トレーナー破壊、墓地へ。    「バトルフェイズを終了して〔操り人形〕の効果で、〔トレーナー〕を破壊し、ターン・エンド!(手札0・伏せ0) 魔法の操り人形→魔力カウンター:0(攻撃力2000) 異次元トレーナー、破壊・墓地へ。 よし…ライフこそは削れなかったが相手の場に居た壁モンスターは全滅、 次の巳式のドローで〔サイレント・マジシャン〕も攻撃力2500…この勝負、勝った!    「私のターン、ドロー(手札2枚)、魔力カウンタープレゼントよ、     〔強欲な壺〕で2枚ドロー…〔貪欲な壺〕も発動。」    「…なに?」 サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:3(攻撃力2500) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>強欲な壺</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">カードを2枚ドローする。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>貪欲な壺</Td><Td>通常魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">自分の墓地からモンスターカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。<br>その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 </Td></Table>) 巳式、2枚ドロー(手札3枚) 異次元トレーナー×3、サイバティック・ワイバーン、大木炭18→デッキ 巳式、2枚ドロー(手札4枚) 魔法の操り人形→魔力カウンター:1(攻撃力2200) サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:4(攻撃力3000) 魔法の操り人形→魔力カウンター:2(攻撃力2400) サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:5(攻撃力3500)   「魔力カウンタープレゼントか、ありがたいな。」   「これで私の手札は4枚…手札も完璧! 〔レベル制限B地区〕! そして〔凡骨の意地〕!」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>レベル制限B地区</Td><Td>永続魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">レベル4以上のモンスターは守備表示に変更される。</Td></Table>) &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>凡骨の意地</Td><Td>永続魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、<BR>そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。 </Td></Table>) 魔法の操り人形→魔力カウンター:4(攻撃力2800)→守備表示 サイレント・マジシャン LV4→魔力カウンター:7(攻撃力4500)→守備表示   「おっと…〔コスモ・クイーン〕はお前の「絶対魔法禁止区域」で守備表示にはならないぞ。    それに次のターンには〔サイレントマジシャン〕もレベル8に昇華して「B地区」は無効、〔操り人形〕も除去効果は使えるしな。」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>サイレント・マジシャン LV8</Td><Td>光属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル8</Td><Td>ATK3500</Td><Td>DEF1000</Td></Tr><Td ColSpan="6">このカードは通常召喚できず、「サイレント・マジシャン LV4」の効果でのみ特殊召喚できる。<BR>このカードは相手の魔法の効果を受けない。 </Td></Table>)   「〔凡骨の意地〕でカードを引くまでの時間稼ぎにもならねーよ。」   「わかってる、だから 〔絶対魔法禁止区域〕・〔レベル制限B地区〕・〔凡骨の意地〕を墓地に送り…、    第二の三幻魔…〔降雷皇ハモン〕を降臨!」 &html(<Table Border BorderColor="#cc7a28" Border="2"><Tr><Td>降雷皇ハモン</Td><Td>光属性</Td><Td>雷族</Td><Td>レベル10</Td><Td>ATK4000</Td><Td>DEF4000</Td></Tr><Td ColSpan="6">このカードは通常召喚できない。<BR>自分フィールド上に表側表示で存在する永続魔法カード3枚を墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。<BR>このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。<BR>このカードが自分フィールド上に表側守備表示で存在する場合、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。 </Td></Table>) なるほど、ここまでの永続魔法はハモン召喚用の布石・・・B地区での表示変更が響くな・・・。    「そしてバトルフェイズ! 守備表示となった〔サイレント・マジシャン〕を打ち砕き、〔ハモン〕の追加ダメージ!」    「ぐ…っ!」 〔降雷皇ハモン〕(攻撃力4000)VS(守備力1000)〔サイレント・マジシャン LV4〕、サイレント破壊、墓地へ。 壱華LP6600→5600(ハモンの効果)    「更に手札から速攻魔法、〔連撃〕を使用して〔操り人形〕にも電撃を降らせる!」 &html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>連撃</Td><Td>速攻魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">モンスターを戦闘で破壊した場合、発動可能。<BR>戦闘で破壊したモンスターは続けてもう一度攻撃宣言を行える。(原作登場カード)</Td></Table>) 〔降雷皇ハモン〕(攻撃力4000)VS(守備力1000)〔魔法の操り人形〕、操り人形破壊、墓地へ。 LP5600→4600(ハモンの効果)    「ぐあ……。」    「終了。(手札0・伏せ0)」 手札は0、伏せも無く、場には攻撃力だけの上級モンスターだが、それすらも攻撃力で負けてる。 勝てるカードは残りデッキの中に10枚ほど…確立はおおよそ3分の1、さっきのハモン鬼引きよりはやり易いか。    「俺のターン、勝負!(手札1)」 [[前へ戻る。>http://www11.atwiki.jp/84gzatu/112.html]] [[次へ進む。>http://www11.atwiki.jp/84gzatu/120.html]] [[遊義皇トップへ>http://www12.atwiki.jp/wahamuda84g/12.html]] [[小説置き場に戻る>http://www12.atwiki.jp/wahamuda84g/5.html]]

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