アレクサンドル・アレクサンドロヴィッチ・ボグダーノフ
本名
マリノフスキー
生年月日
1873. 08. 22
書籍
- 佐藤正則「ボリシェヴィズムと“新しい人間”―20世紀ロシアの宇宙進化論」水声社2000/03(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891764198/qid=1146388943/sr=1-6/ref=sr_1_8_6/503-2882390-0064755)
- ボグダーノフ「信仰と科学 転換期を読む」未来社2004/01(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462493430X/qid=1146388943/sr=1-7/ref=sr_1_8_7/503-2882390-0064755)
位置づけ
ボリシェビキを代表する急進的理論家。
或いは、ボリシェビキのラディカルな精神性を代表する夢想家。
インテリ党員たちの間では思想家として尊敬され人気が高かった。レーニンとの権力闘争に敗れ、政治活動から身を退き、ロシア革命勃発時には軍医として勤務していた。
レーニンはスターリンの理想像であったが、そのレーニンも、ボグダーノフに較べれば、粗野で無教養で偏狭な現場の実務家に過ぎない。
或いは、ボリシェビキのラディカルな精神性を代表する夢想家。
インテリ党員たちの間では思想家として尊敬され人気が高かった。レーニンとの権力闘争に敗れ、政治活動から身を退き、ロシア革命勃発時には軍医として勤務していた。
レーニンはスターリンの理想像であったが、そのレーニンも、ボグダーノフに較べれば、粗野で無教養で偏狭な現場の実務家に過ぎない。
「革命」という「夢」は、ボグダーノフような「夢想家」の手からレーニンやスターリンのような粗野な連中に奪い取られ、出発点とは似ても似つかない「悪夢」へと変わっていったのだ… と、自分は思う。
スターリンとの関わりは全くないが、スターリンの対局に位置する人物として取り上げてみたい。