捕獲ZZ
概要
通常、コア・ファイターを含めた高機動カード3枚が揃わなくてはZZガンダムへ合体することはできない。だが、捕獲兵器でZZガンダムを吊り上げて、ジャンクヤードへあらかじめ落としておいた高機動ユニットに分離し、アドバンテージを得る構造になっている。青単色でもイーノ・アッバーブでZZガンダムを吊り上げて分離することが可能であり、どちらも投入することでより安定した高速合体・分離が可能となった。
もともと、合体・分離システムのおかげで、無敵の攻撃・防御性能を持つが、そこへさらにダメ押しとなったのは、《BB2》にて登場したZガンダム(ロングビームサーベル装備)《BB2》の存在だった。コア・ファイターは当時、青の指定国力を持つユニットであれば、ZZガンダムでなくても合体可能だった。そのため、デッキの中に隠れているZガンダム(ロングビームサーベル装備)をコア・トップ、コア・ベースの能力でジャンクヤードへ送って突如の大ダメージを狙うことも容易だったのである。
高速合体できないと打点が伸び悩むZZデッキにとって、フィニッシャーを獲得したことは大きなプラスとなった。そして、自身はコア・トップ、コア・ベースという高機動ブロッカーを有するため、他の青デッキにおけるZガンダム(ロングビームサーベル装備)を苦にしなかった。
自身を強化したところ、当時のメタに異常なほど噛み合ってしまった、という好例と言える。
自身を強化したところ、当時のメタに異常なほど噛み合ってしまった、という好例と言える。
その結果は、2002年度GTにおいては上位3名を独占、という快挙。
その後、年次エラッタによって、その後すぐ主要パーツにに軒並みエラッタが出される。現在では成立するものの、昔のようなパワーは望めなくなってしまった。さらにソロモン海域一枚でコンセプトが崩壊する。
なお、このときZガンダム(ロングビームサーベル装備)にエラッタが出なかったのは、このデッキが優勝してしまったため、という見方もある。
なお、このときZガンダム(ロングビームサーベル装備)にエラッタが出なかったのは、このデッキが優勝してしまったため、という見方もある。
実のところは資源コストの管理、攻撃や防御のタイミング、テキストの宣言や反撃準備でドローする枚数など、考えることが多くかなりテクニカルなデッキである。
メインボード
2002年度GT第1位デッキ
デッキ名:ZZはじめました
枚数 | 色 | ナンバー | カード名 | 収録 |
20 | UNIT | |||
1 | 青 | U-49 | EWACネロ | 3rd |
3 | 青 | U-81 | コア・ファイター | 5th / BB2 |
3 | 青 | U-82 | コア・トップ | 5th / BB2 |
3 | 青 | U-83 | コア・ベース | 5th / BB2 |
2 | 青 | U-84 | ZZガンダム | 5th / BB2 |
3 | 青 | U-88 | リボーコロニー | 5th |
3 | 青 | U-89 | 北極基地 | 5th |
1 | 青 | U-131 | フルアーマーZZガンダム | BB1 |
1 | 青 | U-170 | Zガンダム(ロングビームサーベル装備) | BB2 |
2 | CHARACTER | |||
2 | 青 | CH-40 | イーノ・アッバーブ | 5th / BB3 |
14 | COMMAND | |||
3 | 青 | C-10 | 月の支援者 | 2nd / 6th / BB1 |
3 | 青 | C-33 | 急ごしらえ | DB1 / BB2 / TS1 |
3 | 青 | C-43 | 政治特権 | 7th / BB3 |
2 | 青 | C-46 | 決戦前夜 | 7th / BB3 |
3 | 赤 | C-9 | 捕獲兵器 | 1st / 6th / BB1 |
3 | OPERATION | |||
3 | 青 | O-34 | 反撃準備 | 5th / BB2 |
11 | GENERATION | |||
7 | 青 | G-* | 青基本G | |
1 | 赤 | G-* | 赤基本G | |
3 | 紫 | G-1 | 月面民間企業 | 6th |
サイドボード
枚数 | 色 | ナンバー | カード名 | 収録 |
1 | 青 | C-46 | 決戦前夜 | 7th / BB3 |
2 | 青 | O-29 | 刻の涙 | DS2 / 7th / BB2 |
2 | 青 | O-31 | 最前線の憂鬱 | 5th / BB2 |
2 | 青 | O-62 | 二重スパイ | DS3 |
3 | 緑 | O-11 | 事情聴取 | 2nd / 6th / BB1 |