2007年シナリオ案(ver.サマンサ)
Charactor―――――――――――――――――――――――――
悪魔:おーじ
(WishNoteにポイント(魂)をためてデーモン小暮閣下のサインがほしい。あまりしゃべらない、ささやくだけ。強制はせず、あくまで人間の意志で行動させる。度々舞台袖から顔をだしては「くけけけ」と笑う。今年で1万21歳。ノートを触った人間にしか見えない。
(WishNoteにポイント(魂)をためてデーモン小暮閣下のサインがほしい。あまりしゃべらない、ささやくだけ。強制はせず、あくまで人間の意志で行動させる。度々舞台袖から顔をだしては「くけけけ」と笑う。今年で1万21歳。ノートを触った人間にしか見えない。
天使:さとーさん
(意外と黒い?ひどいこともさらりと言ってのける天然系。言葉のボクシング全国大会・北陸ブロックベスト8入賞経験者。お金のために働いているのでお給料分の仕事はキッチリこなす。でもその他はやる気ゼロ。歌好き。今年で1万19歳。誰にでも姿が見える。
(意外と黒い?ひどいこともさらりと言ってのける天然系。言葉のボクシング全国大会・北陸ブロックベスト8入賞経験者。お金のために働いているのでお給料分の仕事はキッチリこなす。でもその他はやる気ゼロ。歌好き。今年で1万19歳。誰にでも姿が見える。
大学生1:ながぬー
(合理主義者。ノートの使用は全て自分の意思による。責任感が強く、義理堅い。本シナリオの元凶であり一番の被害者。DyDoクリスタルスカッシュをこよなく愛飲している。
(合理主義者。ノートの使用は全て自分の意思による。責任感が強く、義理堅い。本シナリオの元凶であり一番の被害者。DyDoクリスタルスカッシュをこよなく愛飲している。
大学生2:さとー
(大学生1の親友。遠巻きにしつつも司書さんに憧れている。司書さんを知的でハイソでクールでビューティホな高嶺の花だと思っている。お近づきになりたいが怖くてできないチキン野郎。話し方が回りくどい。
(大学生1の親友。遠巻きにしつつも司書さんに憧れている。司書さんを知的でハイソでクールでビューティホな高嶺の花だと思っている。お近づきになりたいが怖くてできないチキン野郎。話し方が回りくどい。
大学の司書さん:山崎さん
(今年××歳になるクール美人。あだ名は「姉さん」「姐さん」。学生時代は「多頭飼い」の異名をもっていた。趣味は温泉の素を買い集めること。お気に入りは指宿温泉。
(今年××歳になるクール美人。あだ名は「姉さん」「姐さん」。学生時代は「多頭飼い」の異名をもっていた。趣味は温泉の素を買い集めること。お気に入りは指宿温泉。
教授:小山
(父親、叔父、いとこが全て修士もしくは博士という学者家系の出。いつも親類たちと比べられて育てられてきた為、極度の負けず嫌い。結果、弱点を他人にさらせない性格に育ってしまう。基本デキる男なのだが、一度弱点をさらしてしまうと脆い。今回カツラ疑惑をばらされるかわいそうな人。まだ30代と若いのに教授になったけど頭がはげてしまった苦労人。燃えにくい分、一度火がつくともう誰にも止められない。新婚ほやほや。料理が趣味。
(父親、叔父、いとこが全て修士もしくは博士という学者家系の出。いつも親類たちと比べられて育てられてきた為、極度の負けず嫌い。結果、弱点を他人にさらせない性格に育ってしまう。基本デキる男なのだが、一度弱点をさらしてしまうと脆い。今回カツラ疑惑をばらされるかわいそうな人。まだ30代と若いのに教授になったけど頭がはげてしまった苦労人。燃えにくい分、一度火がつくともう誰にも止められない。新婚ほやほや。料理が趣味。
教授婦人:塚田さん
(新婚ほやほやの若奥様。教授とは恋愛結婚。掃除洗濯上手の元看護士。料理の腕前は殺人コック。お弁当とかはいつも義妹さんに作ってもらっている。現在のユメは育児。
(新婚ほやほやの若奥様。教授とは恋愛結婚。掃除洗濯上手の元看護士。料理の腕前は殺人コック。お弁当とかはいつも義妹さんに作ってもらっている。現在のユメは育児。
婦人義妹:酒井さん
(教授の妹。教授が30代で本人が現在学部生という設定なので年齢差は・・・。料理上手。教授の研究室の一員である。なんとなく同じ研究室の大学生1が気になる今日この頃だったりする。司書の後輩で司書さんを「姉さん」と慕う一人。博識。
(教授の妹。教授が30代で本人が現在学部生という設定なので年齢差は・・・。料理上手。教授の研究室の一員である。なんとなく同じ研究室の大学生1が気になる今日この頃だったりする。司書の後輩で司書さんを「姉さん」と慕う一人。博識。
助教:べジータ
(実直な助手。フォローに回ろうとするが逆に止めをさすタイプ。でも最後まで見捨てない。
(実直な助手。フォローに回ろうとするが逆に止めをさすタイプ。でも最後まで見捨てない。
黄:ホァン
(助教授の研究室の留学生。人当たりがよい。しかしそんな彼も今回は悪魔の傀儡となってしまうのだ。日本事情・歴史に半端に詳しい。
(助教授の研究室の留学生。人当たりがよい。しかしそんな彼も今回は悪魔の傀儡となってしまうのだ。日本事情・歴史に半端に詳しい。
食堂のおっさん:スガノ
(まんま食堂のおっさん。情報通でうわさ好き。彼に知られればたちまちのうちに学内にうわさが広まってしまうのだ!
(まんま食堂のおっさん。情報通でうわさ好き。彼に知られればたちまちのうちに学内にうわさが広まってしまうのだ!
サブちゃん:キウイさん?
(本名:菊池一美。あだ名の由来は髪型が北島三郎に似ているから。学校にうわさを流す実行部隊。おっさんが編集長なら彼は巷にネタをばら撒く役割を果たしている。悪気はないけど実直すぎてあまり行為の善悪を考えていないかも。独自にネタを集めたりもしているらしい
(本名:菊池一美。あだ名の由来は髪型が北島三郎に似ているから。学校にうわさを流す実行部隊。おっさんが編集長なら彼は巷にネタをばら撒く役割を果たしている。悪気はないけど実直すぎてあまり行為の善悪を考えていないかも。独自にネタを集めたりもしているらしい
天使の上司:ブライアン
(天使の偉い人。スピード出世した為に現場の実情を深く知らない。
(天使の偉い人。スピード出世した為に現場の実情を深く知らない。
Story――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「彼と彼女の場合・1 Second Thoughts Part1」
「彼と彼女の場合・1 Second Thoughts Part1」
大学生1の親友、大学生2
彼は禁忌にちかい恋に焦がれていた
親友に相談する彼
大学生1は彼女が彼を好きになると書き綴る・・・
彼は禁忌にちかい恋に焦がれていた
親友に相談する彼
大学生1は彼女が彼を好きになると書き綴る・・・
はたして二人はお約束の出会いと気付き
契約に彩られた恋の舞踏会のホールへと踏み込んでいく
たしかに接近していく男と女
しかし、そこに愛はあるのだろうか?
契約に彩られた恋の舞踏会のホールへと踏み込んでいく
たしかに接近していく男と女
しかし、そこに愛はあるのだろうか?
登場人物:大学生1,大学生2,図書館の司書、サブちゃん、教授妹
司書の独白。舞台は真っ暗で音声のみ。
司書「10代のころは怖いものなんて無かった。気持ちに素直だった。20代になって少し現実を知った。そして今・・・。ドキドキすることなんてない一日。むしろそれにホッしてる。でも、学生たちを見ると時々考える。いつから自分はこんな年寄りくさくなってしまったのか。学生の頃の私は・・・。」
司書「10代のころは怖いものなんて無かった。気持ちに素直だった。20代になって少し現実を知った。そして今・・・。ドキドキすることなんてない一日。むしろそれにホッしてる。でも、学生たちを見ると時々考える。いつから自分はこんな年寄りくさくなってしまったのか。学生の頃の私は・・・。」
大学生1と悪魔にスポットオン。イスに座ってノートをパラパラめくっている大学生1。隣に座っている悪魔。
悪魔「・・・。」
大学生1「・・・ふふっ。“単位が欲しい”か。拾ったヤツは学生だったんだろうな。次は・・・“姑が早く死にますように”。笑えないな(笑)。」
悪魔「・・・。」
さらにページをめくる大学生1。
大学生1「ぉ、英語で書いてある。外国人だな。“死ぬほど愛されたい”。・・・なぁ、○○(悪魔)こいつどうなったんだ?」
悪魔「・・・背骨が折れるまで抱きしめられて、窒息するまでキスされた。」
大学生1「・・・。」
悪魔「ノートは書かれたことに忠実だ。書き手の意思をくみ取るような真似はしない。」
大学生1「使いづらいな。」
悪魔「その代わり、願いを曲解して安く叶えるようなセコい真似もしない。要は使いようだ。」
大学生1「・・・なるほど。」
イスに座ってノートをパラパラめくっている大学生1。舞台袖から大学生2登場。ノートはそのままに大学生1が2をチラっと見る。大学生2が大学生1の近くで両手をグーにして、
大学生2「せーの・・・」
大学生1,2「「うぃ。」」(←2人でグーの手をパーに)
大学生1「懐かしすぎ。」
さりげなくノートを仕舞う大学生1。
大学生2「いや、まぁ・・・なんとなく。なにそれ?課題?」
(大学生2には悪魔の姿が見えないので)今まで悪魔の座っていたところに座る大学生2。さり気に位置を変える悪魔。
大学生1「あぁ・・・まぁ、課題。ある意味で。てか、今さら“たったひとつの恋”?」
大学生2「ぉ!覚えてた?」
スクリーンに「うぃ。」の挨拶をする亀梨和也と綾瀬はるか。
大学生2「いや、まぁ・・・あのドラマいい話しだったなぁ、と。」
大学生1「・・・似合わない、ってか率直に言ってきもい。その話しの切り出し方やめろ。なんかあったか?」
大学生2「さっすが。その通り、鋭いね。」
大学生1「くされ縁って言うんだよ。で?」
大学生2「聞きたいことがある。」
座り方を変える大学生2。悪魔がそーっと飲み物に手を伸ばす――のを察知して唐突にペットボトルを取る大学生1。
大学生1「飲むか?」
大学生2「ん?いらん。酸っぱいの嫌いなんだ。」
大学生1「うん。分かってて聞いた(笑)」
ドリンクを飲む大学生1。
大学生2「・・・(長い付き合いだけど、こーゆーとこが玉に傷だよなぁ、こいつの話し方)無機化学の課題なんだけど、二原子間の距離は、」
大学生1「1つ、遠くから働く万有引力。2つ、近距離で引き合う静電引力。3つ、近距離で反発しあうクーロン斥力。4つ、さらに近距離で強い反発を起こすパウリの排他律。この4つに支配される。そして、もっともポテンシャルエネルギーが低くなる――安定な距離が分子間距離になる(←早口)・・・・・・。」
大学生2「ぁ、サンキュ。課題一つ終わった。まぁ、それは置いといて。(←右から左へのジャスチャー付き)」
大学生1「・・・。(長い付き合いだけど、めんどくさいなぁ・・・こいつの話し方)」
大学生2「恋をしました。」
大学生1「(0.2秒)きもい。」
大学生2「否定はしないけど!事実だから。でも傷つくよ!?」
大学生1「はいはい。」
大学生2「・・・どうしたらいい方向に進むかわからないんだけど、とりあえず何かアクションを起こしたい。お前ならどうする?」
大学生1「要領を得ないな。率直に言え。」
大学生2「・・・・・・声かけたいんだけど、怖くてできない。」
大学生1「誰に?」
大学生2「図書館の司書さん。」
大学生1「・・・ぁ。ん~と・・・えッ!?なんで?あの人!?お前そんなに好きだったっけ!!?」
大学生2「この前、図書館に行ったんだ。」
大学生1「うん。」
大学生2「で、そんとき・・・」
悪魔「・・・。」
大学生1「・・・ふふっ。“単位が欲しい”か。拾ったヤツは学生だったんだろうな。次は・・・“姑が早く死にますように”。笑えないな(笑)。」
悪魔「・・・。」
さらにページをめくる大学生1。
大学生1「ぉ、英語で書いてある。外国人だな。“死ぬほど愛されたい”。・・・なぁ、○○(悪魔)こいつどうなったんだ?」
悪魔「・・・背骨が折れるまで抱きしめられて、窒息するまでキスされた。」
大学生1「・・・。」
悪魔「ノートは書かれたことに忠実だ。書き手の意思をくみ取るような真似はしない。」
大学生1「使いづらいな。」
悪魔「その代わり、願いを曲解して安く叶えるようなセコい真似もしない。要は使いようだ。」
大学生1「・・・なるほど。」
イスに座ってノートをパラパラめくっている大学生1。舞台袖から大学生2登場。ノートはそのままに大学生1が2をチラっと見る。大学生2が大学生1の近くで両手をグーにして、
大学生2「せーの・・・」
大学生1,2「「うぃ。」」(←2人でグーの手をパーに)
大学生1「懐かしすぎ。」
さりげなくノートを仕舞う大学生1。
大学生2「いや、まぁ・・・なんとなく。なにそれ?課題?」
(大学生2には悪魔の姿が見えないので)今まで悪魔の座っていたところに座る大学生2。さり気に位置を変える悪魔。
大学生1「あぁ・・・まぁ、課題。ある意味で。てか、今さら“たったひとつの恋”?」
大学生2「ぉ!覚えてた?」
スクリーンに「うぃ。」の挨拶をする亀梨和也と綾瀬はるか。
大学生2「いや、まぁ・・・あのドラマいい話しだったなぁ、と。」
大学生1「・・・似合わない、ってか率直に言ってきもい。その話しの切り出し方やめろ。なんかあったか?」
大学生2「さっすが。その通り、鋭いね。」
大学生1「くされ縁って言うんだよ。で?」
大学生2「聞きたいことがある。」
座り方を変える大学生2。悪魔がそーっと飲み物に手を伸ばす――のを察知して唐突にペットボトルを取る大学生1。
大学生1「飲むか?」
大学生2「ん?いらん。酸っぱいの嫌いなんだ。」
大学生1「うん。分かってて聞いた(笑)」
ドリンクを飲む大学生1。
大学生2「・・・(長い付き合いだけど、こーゆーとこが玉に傷だよなぁ、こいつの話し方)無機化学の課題なんだけど、二原子間の距離は、」
大学生1「1つ、遠くから働く万有引力。2つ、近距離で引き合う静電引力。3つ、近距離で反発しあうクーロン斥力。4つ、さらに近距離で強い反発を起こすパウリの排他律。この4つに支配される。そして、もっともポテンシャルエネルギーが低くなる――安定な距離が分子間距離になる(←早口)・・・・・・。」
大学生2「ぁ、サンキュ。課題一つ終わった。まぁ、それは置いといて。(←右から左へのジャスチャー付き)」
大学生1「・・・。(長い付き合いだけど、めんどくさいなぁ・・・こいつの話し方)」
大学生2「恋をしました。」
大学生1「(0.2秒)きもい。」
大学生2「否定はしないけど!事実だから。でも傷つくよ!?」
大学生1「はいはい。」
大学生2「・・・どうしたらいい方向に進むかわからないんだけど、とりあえず何かアクションを起こしたい。お前ならどうする?」
大学生1「要領を得ないな。率直に言え。」
大学生2「・・・・・・声かけたいんだけど、怖くてできない。」
大学生1「誰に?」
大学生2「図書館の司書さん。」
大学生1「・・・ぁ。ん~と・・・えッ!?なんで?あの人!?お前そんなに好きだったっけ!!?」
大学生2「この前、図書館に行ったんだ。」
大学生1「うん。」
大学生2「で、そんとき・・・」
舞台暗転。
考え事をしながら作業中の司書。
司書「・・・。(学生の頃の私は・・・。学生の頃の私は自分で言うのもなんだが、モテ期だった。男を切らしたことなどない。自分でもチャレンジャーだったと思う。もし、女の価値が男の数で決まるのならば確実に私は大学一の女だった。いつもドキドキしていたかった。だから、週末の予定などいつも一杯。クリスマスと自分の誕生日は半年前から予定が入っていた。サークルでもバイト先でもコンパでも、いつも男に予定を聞かれていた。それがいつからこんな・・・。)」
司書に本を抱えて近づく大学生2。
大学生2「次、お休みいつなんですか?」
司書、しどろもどろになりながら
司書「ぇ!こ、今週はなにも予定ないかなっ!?」
大学生2、申し訳なさそうに
大学生2「・・・(3秒)・・・すいません、図書館の休館日を聞いてるんですが。」
司書「!!!!!・・・ぁ、え~と。失礼しました(赤面)。土曜日の午前中と・・・日曜日は終日です。」
大学生2「・・・ありがとうございました。」
舞台袖に消える大学生2。
上を向いて目頭を押さえた後、下を向いて首を振りながら
司書「・・・・・・・・・疲れてるなー。先週は熱海だったから、今週は登別の湯にでもするかぁ。・・・よしッ!」
作業に戻る司書。
司書「・・・。(学生の頃の私は・・・。学生の頃の私は自分で言うのもなんだが、モテ期だった。男を切らしたことなどない。自分でもチャレンジャーだったと思う。もし、女の価値が男の数で決まるのならば確実に私は大学一の女だった。いつもドキドキしていたかった。だから、週末の予定などいつも一杯。クリスマスと自分の誕生日は半年前から予定が入っていた。サークルでもバイト先でもコンパでも、いつも男に予定を聞かれていた。それがいつからこんな・・・。)」
司書に本を抱えて近づく大学生2。
大学生2「次、お休みいつなんですか?」
司書、しどろもどろになりながら
司書「ぇ!こ、今週はなにも予定ないかなっ!?」
大学生2、申し訳なさそうに
大学生2「・・・(3秒)・・・すいません、図書館の休館日を聞いてるんですが。」
司書「!!!!!・・・ぁ、え~と。失礼しました(赤面)。土曜日の午前中と・・・日曜日は終日です。」
大学生2「・・・ありがとうございました。」
舞台袖に消える大学生2。
上を向いて目頭を押さえた後、下を向いて首を振りながら
司書「・・・・・・・・・疲れてるなー。先週は熱海だったから、今週は登別の湯にでもするかぁ。・・・よしッ!」
作業に戻る司書。
舞台がもとのイスとテーブルに戻る。
大学生1「!!!!!・・・いやいやいやいやいやいやいや!嘘つけよ、お前!(テーブルをバンッ!と叩く)あの知的でクールで深窓の令嬢よろしくな司書さんが、が!そんなかわいいリアクションするわけ・・・」
大学生2「したんだよ。」
大学生1「・・・。」
大学生2「その日以来、図書館行く度にかわいく見えちゃってさ。もう、なんとかしたいわけです、俺。」
大学生1「通いつめれば?」
大学生2「これ以上やったらストーカー。」(悪魔、笑う。)
大学生1「手紙。」
大学生2「字きたない。」(悪魔、“あちゃー”的なアクション。)
大学生1「メール。」
大学生2「アドレス知らん。」(悪魔、ケイタイをいじる。)
大学生1「友達に仲介してもらう。」
大学生2「司書さんの友達って誰?」(悪魔、“やれやれ”的なアクション。)
大学生1「読書サークルを立ち上げる。」
大学生2「顧問いないよ。」(悪魔、自分を指差す。)
大学生1「電報。」
大学生2「今は2007年だぞ。」(悪魔、リアクションが取れず考え込む。)
大学生1「モールス信号。」
大学生2「・・・まじめに聞いてる?」(悪魔、“モールス信号ならリアクションできたのに”と大学生2を指差し悔しがる。)
大学生1「・・・お前こそまじめに話せよ。直接言えば解決することだろ?」
大学生2「・・・・・・・・・それができな、」
大学生1「甘ったれんな。」
大学生2「!」
大学生1「やりたい事もやれる事も分かってる。なら、行動しないのは何でだ?お前が臆病なだけだろ?」
大学生2「・・・。」
大学生1「逆に言えば、お前が少し・・・(「勇気をだす」がこっ恥ずかしくて言えない)・・・だけで状況は変化するんじゃないのか?多分。いい方向であれ、悪い方向であれ。待ってたってどうせ現状維持、むしろ悪くなる一方だろ。」
悪魔、顔を手で押さえる。
大学生2「・・・くさいな。言ってて恥ずかしくないか?」(悪魔、頷く。)
大学生1「おまッ!人がせっかく・・・!」(悪魔、大学生1を指をさして笑う。)
大学生2「ウソウソ!冗談。覚悟ができた。やっぱりお前に相談してよかった。ありがと。」
席を立つ大学生2。
大学生1「・・・。」
大学生2「いってくる。んじゃ!」
大学生1「おう。」
舞台から消える大学生2。
大学生1「!!!!!・・・いやいやいやいやいやいやいや!嘘つけよ、お前!(テーブルをバンッ!と叩く)あの知的でクールで深窓の令嬢よろしくな司書さんが、が!そんなかわいいリアクションするわけ・・・」
大学生2「したんだよ。」
大学生1「・・・。」
大学生2「その日以来、図書館行く度にかわいく見えちゃってさ。もう、なんとかしたいわけです、俺。」
大学生1「通いつめれば?」
大学生2「これ以上やったらストーカー。」(悪魔、笑う。)
大学生1「手紙。」
大学生2「字きたない。」(悪魔、“あちゃー”的なアクション。)
大学生1「メール。」
大学生2「アドレス知らん。」(悪魔、ケイタイをいじる。)
大学生1「友達に仲介してもらう。」
大学生2「司書さんの友達って誰?」(悪魔、“やれやれ”的なアクション。)
大学生1「読書サークルを立ち上げる。」
大学生2「顧問いないよ。」(悪魔、自分を指差す。)
大学生1「電報。」
大学生2「今は2007年だぞ。」(悪魔、リアクションが取れず考え込む。)
大学生1「モールス信号。」
大学生2「・・・まじめに聞いてる?」(悪魔、“モールス信号ならリアクションできたのに”と大学生2を指差し悔しがる。)
大学生1「・・・お前こそまじめに話せよ。直接言えば解決することだろ?」
大学生2「・・・・・・・・・それができな、」
大学生1「甘ったれんな。」
大学生2「!」
大学生1「やりたい事もやれる事も分かってる。なら、行動しないのは何でだ?お前が臆病なだけだろ?」
大学生2「・・・。」
大学生1「逆に言えば、お前が少し・・・(「勇気をだす」がこっ恥ずかしくて言えない)・・・だけで状況は変化するんじゃないのか?多分。いい方向であれ、悪い方向であれ。待ってたってどうせ現状維持、むしろ悪くなる一方だろ。」
悪魔、顔を手で押さえる。
大学生2「・・・くさいな。言ってて恥ずかしくないか?」(悪魔、頷く。)
大学生1「おまッ!人がせっかく・・・!」(悪魔、大学生1を指をさして笑う。)
大学生2「ウソウソ!冗談。覚悟ができた。やっぱりお前に相談してよかった。ありがと。」
席を立つ大学生2。
大学生1「・・・。」
大学生2「いってくる。んじゃ!」
大学生1「おう。」
舞台から消える大学生2。
大学生1「とは、言ったものの・・・」
悪魔「絶対、上手くはいかないだろうな。」
大学生1の周りをうろうろ歩き出す悪魔。
大学生1「・・・。」
無言でノートを取り出す大学生1。
悪魔「書くのか?☆」
ノートをのぞき込む悪魔。
大学生1「他人の人生を終わらせるようなことはかかないさ。」
悪魔「どういうことだ?」
大学生1「“本日から一週間だけ長技大の司書(○○さん)が大学生2を少し気にかける”っと。」
悪魔「麗しき同族愛だな(ニタァ)。」大学生1の肩に手をかける。
大学生1「友情って言うんだよ。」肩にかけられた手を振りほどく。
悪魔「・・・クケケケッ。それはそれは、お美しいことで。」
悪魔「絶対、上手くはいかないだろうな。」
大学生1の周りをうろうろ歩き出す悪魔。
大学生1「・・・。」
無言でノートを取り出す大学生1。
悪魔「書くのか?☆」
ノートをのぞき込む悪魔。
大学生1「他人の人生を終わらせるようなことはかかないさ。」
悪魔「どういうことだ?」
大学生1「“本日から一週間だけ長技大の司書(○○さん)が大学生2を少し気にかける”っと。」
悪魔「麗しき同族愛だな(ニタァ)。」大学生1の肩に手をかける。
大学生1「友情って言うんだよ。」肩にかけられた手を振りほどく。
悪魔「・・・クケケケッ。それはそれは、お美しいことで。」
舞台暗転。再び図書館になる。
司書から本を借りているサブちゃんと教授妹ことキャサリン(以下:キャサリン)。
舞台端に大学生2が出てくる。
大学生2「・・・(勢いで来ちゃったけど、どうしよう。今日、司書さんは)。・・・・(※ここから心の中でなく口に出してる→)やべッ、いるし。居なかったら明日にでもしようと思ったのに。運がいいのか悪いのか。」
サブちゃんとキャサリンが本を借り終えて、扉から出てくる。
大学生2「と、とりあえず、さりげなく声かけて。次は・・・ブツブツ。」
大学生2の隣を通っていぶかしがるサブちゃん&キャサリン。でもそのまま通り過ぎる。
大学生2「・・・・・・ハッ!今見られたか!?くそッ。・・・まぁ、いいや!どうせこれからもっと恥ずかしい思いするかも知れないんだッ!・・・よしッ!」
図書館に入る大学生2。とりあえず、本を探す。←めっちゃめちゃソワソワしてる。挙動不審。
適当な本を持ってカウンターへ行く大学生2。
大学生2「これ、貸し出しお願いします。」
司書「・・・貸し出しはそちらの貸出機のほうでお願いします。」(※流れ上、司書による貸し出しにしたい)
大学生2「ぁ、はい!分かりました。」
貸出機で本を借りる大学生2。
大学生2「・・・。(帰ってた。いつもはここで帰ってた。いつもならここで帰っていた。・・・でも今日は!)」
再びカウンターに向かう大学生2。作業で下を向いている司書。
大学生2「・・・。」
司書「・・・。(気づかない)」
司書ようやく首を上げる。
司書「・・・。どうかされましたか?」
舞台端に悪魔がでてくる。
大学生2「!・・・次、お休みいつなんですか?」
司書「今週の休館日は土曜日の午前中と日曜日終日です。」
大学生2「・・・・・・すいません。あなたの休日を聞いてるんですが。」
悪魔、顔を手でおおう。
司書「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
悪魔、大学生2を指差して笑う。
天使登場。舞台袖に悪魔を引っ張り込む。
大学生2「・・・お仕事中に突然申し訳ありません。おれ、いや僕はあなたのことが好きになりました。是非、お休みの日に会いたいのですが。」
司書「・・・フッ(あぁ。そーいえばこの子、前も来てたわね)。」
大学生2「返事は急ぎません。また・・・来ます。」
立ち去ろうとする大学生2。
司書「・・・・・・あ!ちょっとキミ!」
大学生2「!!・・・なんですか!?」
司書「本!忘れてるよ。(笑)」
大学生2「!すみません。」
大学生2、カウンターに戻る。
司書「『現代人必見・メスゴリラに学ぶ処世術!』か。変わった趣味だね。」
大学生2「!!(タイトル見てなかった!)」
司書「はい、どうぞ。」
大学生2「・・・どうも。」
重い足取りで図書館を出て行く大学生2。舞台から消える。
司書「・・・・・・フッ。・・・クスクス。昔の私ならその場でフッてやったんだけど(笑)懐かしいな。ちょっと遊んでやるか。」(←ノートの影響です。)
司書から本を借りているサブちゃんと教授妹ことキャサリン(以下:キャサリン)。
舞台端に大学生2が出てくる。
大学生2「・・・(勢いで来ちゃったけど、どうしよう。今日、司書さんは)。・・・・(※ここから心の中でなく口に出してる→)やべッ、いるし。居なかったら明日にでもしようと思ったのに。運がいいのか悪いのか。」
サブちゃんとキャサリンが本を借り終えて、扉から出てくる。
大学生2「と、とりあえず、さりげなく声かけて。次は・・・ブツブツ。」
大学生2の隣を通っていぶかしがるサブちゃん&キャサリン。でもそのまま通り過ぎる。
大学生2「・・・・・・ハッ!今見られたか!?くそッ。・・・まぁ、いいや!どうせこれからもっと恥ずかしい思いするかも知れないんだッ!・・・よしッ!」
図書館に入る大学生2。とりあえず、本を探す。←めっちゃめちゃソワソワしてる。挙動不審。
適当な本を持ってカウンターへ行く大学生2。
大学生2「これ、貸し出しお願いします。」
司書「・・・貸し出しはそちらの貸出機のほうでお願いします。」(※流れ上、司書による貸し出しにしたい)
大学生2「ぁ、はい!分かりました。」
貸出機で本を借りる大学生2。
大学生2「・・・。(帰ってた。いつもはここで帰ってた。いつもならここで帰っていた。・・・でも今日は!)」
再びカウンターに向かう大学生2。作業で下を向いている司書。
大学生2「・・・。」
司書「・・・。(気づかない)」
司書ようやく首を上げる。
司書「・・・。どうかされましたか?」
舞台端に悪魔がでてくる。
大学生2「!・・・次、お休みいつなんですか?」
司書「今週の休館日は土曜日の午前中と日曜日終日です。」
大学生2「・・・・・・すいません。あなたの休日を聞いてるんですが。」
悪魔、顔を手でおおう。
司書「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
悪魔、大学生2を指差して笑う。
天使登場。舞台袖に悪魔を引っ張り込む。
大学生2「・・・お仕事中に突然申し訳ありません。おれ、いや僕はあなたのことが好きになりました。是非、お休みの日に会いたいのですが。」
司書「・・・フッ(あぁ。そーいえばこの子、前も来てたわね)。」
大学生2「返事は急ぎません。また・・・来ます。」
立ち去ろうとする大学生2。
司書「・・・・・・あ!ちょっとキミ!」
大学生2「!!・・・なんですか!?」
司書「本!忘れてるよ。(笑)」
大学生2「!すみません。」
大学生2、カウンターに戻る。
司書「『現代人必見・メスゴリラに学ぶ処世術!』か。変わった趣味だね。」
大学生2「!!(タイトル見てなかった!)」
司書「はい、どうぞ。」
大学生2「・・・どうも。」
重い足取りで図書館を出て行く大学生2。舞台から消える。
司書「・・・・・・フッ。・・・クスクス。昔の私ならその場でフッてやったんだけど(笑)懐かしいな。ちょっと遊んでやるか。」(←ノートの影響です。)
舞台暗転。
大学生2「・・・。(だ、だめだってわかってるのに寝れない!やっぱその場で返事聞いときゃよかった(泣))」
司書「・・・。(今週は普通の湯でいいか。)」
悪魔「・・・。(あと、2つ。あと2つで・・・閣下のサインが!楽しみだなぁ☆)」
大学生2「・・・。(だ、だめだってわかってるのに寝れない!やっぱその場で返事聞いときゃよかった(泣))」
司書「・・・。(今週は普通の湯でいいか。)」
悪魔「・・・。(あと、2つ。あと2つで・・・閣下のサインが!楽しみだなぁ☆)」
「天使の介入」
大天使長に呼び出される天使
大天使長は告げる、なぜ悪魔をとめなかったのか、と
天使は気づく
そう、悪魔のそれは魂の契約
彼は魂を狩りに行くのだと・・・
大天使長は告げる、なぜ悪魔をとめなかったのか、と
天使は気づく
そう、悪魔のそれは魂の契約
彼は魂を狩りに行くのだと・・・
悪魔を追って訪れた地にて彼女は悲劇とも言える状況を目にする
突然に不自然なまでに一方的な愛を語られ困惑する男
突然の悲劇に悩み部屋に閉じこもる教授
そしてそれらが起きた不自然な状況
突然に不自然なまでに一方的な愛を語られ困惑する男
突然の悲劇に悩み部屋に閉じこもる教授
そしてそれらが起きた不自然な状況
悪魔の影を察した天使は騒動の根源と思しき大学生1に接近する・・・
登場人物:天使、天使の上司、大学生2、史書、教授、教授婦人
天使にのみスポットオン。鼻歌を歌いながら散歩中の天使。
天使「♪まっさかさ~ま~に 落ーちーて Desire!♪」
ぴ~ぴろッぴぴろり~♪(←天使っぽくない着メロ(男はつらいよ、ファイト!、必殺仕事人のテーマなど。))
天使「ぉ、電話だ。・・・いつもお世話になっております。中越支部・天使149号です。・・・・・・はい。・・・・・・はい、わかりました。すぐに向かいます。」
ケイタイを仕舞う、天使。
天使「呼び出し・・・電話で済まない仕事か。面倒だな。・・・・・・5時から「カックラキン大放送」再放送だったのに。帰れるかなぁ。」
天使「♪まっさかさ~ま~に 落ーちーて Desire!♪」
ぴ~ぴろッぴぴろり~♪(←天使っぽくない着メロ(男はつらいよ、ファイト!、必殺仕事人のテーマなど。))
天使「ぉ、電話だ。・・・いつもお世話になっております。中越支部・天使149号です。・・・・・・はい。・・・・・・はい、わかりました。すぐに向かいます。」
ケイタイを仕舞う、天使。
天使「呼び出し・・・電話で済まない仕事か。面倒だな。・・・・・・5時から「カックラキン大放送」再放送だったのに。帰れるかなぁ。」
舞台暗転。天使の上司にスポットオン。舞台端から天使が出てくる。
天使「室長室か。初任給もらった時以来だなぁ。・・・まぁ、悪いことはしてないし。ビビることはないでしょ。・・・・・・。」
天使、ドアをノックする。
上司「どうぞ。」
天使「失礼します。」
中に入る天使。
天使「室長、なにか御用でしょうか?」
上司「さっそくですが、149号。今の仕事の内容と経過を簡潔に報告してください。」
天使「・・・。(報告書読めよ!何のために毎日セコセコ書類作ってると思ってんだ!)○月×日、佐渡への出張の帰りに偶然に‘悪魔’と接触。簡易尋問を執行。結果‘WISH NOTE’なる存在を確認。悪魔およびノートに問題なしと判断。開放しました。」
上司「なるほど。・・・‘WISH NOTE’とはなんですか?」
天使「外観はまったく普通の人間界で売られている大学ノートです。ですが、人間の手によって書かれた願いは必ずかなうとのことです。詳しい内容は先日の報告書に記載して有ります。」
上司「・・・よくわかりました。」
天使「はい。」
上司「では、149号。これを見てください。」
‘DEATH NOTE’一巻を渡す上司。
天使「マンガ・・・ですか。」
上司「!・・・失礼!間違えました。こっちです。」
DEATH NOTEを奪い取り、資料を渡す上司。
上司「先日、144号が提出した報告書です。WISH NOTEについて書いてあります。」
天使「!」
上司「それによれば、WISH NOTEは願いを叶える代償として書き手の魂を悪魔に引き渡すようです。先日、悪魔の手からとある人間の手に渡りました。」
天使「はい。」
上司「なにか思いませんか?」
天使「何かを得るために何かを失うのは当然のことです。問題はないかと。」
上司「そうですね。通常の人間生活ならそうです。ただ、今回問題なのはそこに悪魔が介入している点です。」
天使「はい。」
上司「私たちはなるべく生きている人間の生活には干渉するべき存在ではありません。悪魔もです。干渉を避けつつ人々の生活を見守る、という人によっては賛同しかねるポリシーの下、ウチの公社は運営されています。わかりますね?」
天使「はい。」
上司「悪魔の干渉で、人間の生活に影響が出ていることが懸念されます。今すぐにノートの所在と影響を確認してきてください。仕事は以上です。」
天使「わかりました。失礼します。」
消える天使&上司。
天使「室長室か。初任給もらった時以来だなぁ。・・・まぁ、悪いことはしてないし。ビビることはないでしょ。・・・・・・。」
天使、ドアをノックする。
上司「どうぞ。」
天使「失礼します。」
中に入る天使。
天使「室長、なにか御用でしょうか?」
上司「さっそくですが、149号。今の仕事の内容と経過を簡潔に報告してください。」
天使「・・・。(報告書読めよ!何のために毎日セコセコ書類作ってると思ってんだ!)○月×日、佐渡への出張の帰りに偶然に‘悪魔’と接触。簡易尋問を執行。結果‘WISH NOTE’なる存在を確認。悪魔およびノートに問題なしと判断。開放しました。」
上司「なるほど。・・・‘WISH NOTE’とはなんですか?」
天使「外観はまったく普通の人間界で売られている大学ノートです。ですが、人間の手によって書かれた願いは必ずかなうとのことです。詳しい内容は先日の報告書に記載して有ります。」
上司「・・・よくわかりました。」
天使「はい。」
上司「では、149号。これを見てください。」
‘DEATH NOTE’一巻を渡す上司。
天使「マンガ・・・ですか。」
上司「!・・・失礼!間違えました。こっちです。」
DEATH NOTEを奪い取り、資料を渡す上司。
上司「先日、144号が提出した報告書です。WISH NOTEについて書いてあります。」
天使「!」
上司「それによれば、WISH NOTEは願いを叶える代償として書き手の魂を悪魔に引き渡すようです。先日、悪魔の手からとある人間の手に渡りました。」
天使「はい。」
上司「なにか思いませんか?」
天使「何かを得るために何かを失うのは当然のことです。問題はないかと。」
上司「そうですね。通常の人間生活ならそうです。ただ、今回問題なのはそこに悪魔が介入している点です。」
天使「はい。」
上司「私たちはなるべく生きている人間の生活には干渉するべき存在ではありません。悪魔もです。干渉を避けつつ人々の生活を見守る、という人によっては賛同しかねるポリシーの下、ウチの公社は運営されています。わかりますね?」
天使「はい。」
上司「悪魔の干渉で、人間の生活に影響が出ていることが懸念されます。今すぐにノートの所在と影響を確認してきてください。仕事は以上です。」
天使「わかりました。失礼します。」
消える天使&上司。
舞台暗転。
天使と部屋に閉じこもる教授にスポットオン。
教授「私はもうお終いだ。お終いなんだ・・・いやだ、いやだ、いやだ~・・・」
天使「・・・まずいな。」
天使と部屋に閉じこもる教授にスポットオン。
教授「私はもうお終いだ。お終いなんだ・・・いやだ、いやだ、いやだ~・・・」
天使「・・・まずいな。」
舞台暗転。
天使と司書と大学生2にスポットオン。なんか破局的な雰囲気。
司書「探したんだよ。でも、でも大学生2は、さとみちゃんと二人で会いたかったんでしょ?あたしがいない方が楽しいって。あたしがいない方がって、思ってたんでしょ?もう遅いの?ねえ、答えてよ大学生2?。大学生2!答えてよ!」
大学生2「そうだよ。そう思った。・・・俺には・・・俺にはお前の愛は重いんだよ!」
司書「!・・・わかった。」
司書ダッシュ!
手を伸ばし、一瞬追いかけかける大学生2。でも思いとどまり、反対方向へ歩きだす。
残される天使。
天使「ん~・・・こいつはおいしくないな。一回ノートの持ち主をあたってみるか。」
天使消える。
天使と司書と大学生2にスポットオン。なんか破局的な雰囲気。
司書「探したんだよ。でも、でも大学生2は、さとみちゃんと二人で会いたかったんでしょ?あたしがいない方が楽しいって。あたしがいない方がって、思ってたんでしょ?もう遅いの?ねえ、答えてよ大学生2?。大学生2!答えてよ!」
大学生2「そうだよ。そう思った。・・・俺には・・・俺にはお前の愛は重いんだよ!」
司書「!・・・わかった。」
司書ダッシュ!
手を伸ばし、一瞬追いかけかける大学生2。でも思いとどまり、反対方向へ歩きだす。
残される天使。
天使「ん~・・・こいつはおいしくないな。一回ノートの持ち主をあたってみるか。」
天使消える。
戻ってくる、大学生2と司書。
大学生2「いや~、結構燃えましたね!東京ラブスト○リーごっこ。」
司書「でしょ~!?もう、これ私の青春どストライクよッ!学生時代、私が夜中に何人の男の家のチャイム連打したことか!シーズン何度スキーに行ったことか!あぁ~懐かしいなぁ!」
大学生2「ぇ、司書さん学生時代モテモテだったんすか!?」
司書「なによその“!?”は!こう見えても私は大学時代男をきらしたことはないんだから!」
大学生2「うはッ!マジっすか。すごかったんですね!?」
司書「よしッ!次はどっかの小学校に忍び込んで落書きするわよ!」
大学生2「お供します!」
大学生2「いや~、結構燃えましたね!東京ラブスト○リーごっこ。」
司書「でしょ~!?もう、これ私の青春どストライクよッ!学生時代、私が夜中に何人の男の家のチャイム連打したことか!シーズン何度スキーに行ったことか!あぁ~懐かしいなぁ!」
大学生2「ぇ、司書さん学生時代モテモテだったんすか!?」
司書「なによその“!?”は!こう見えても私は大学時代男をきらしたことはないんだから!」
大学生2「うはッ!マジっすか。すごかったんですね!?」
司書「よしッ!次はどっかの小学校に忍び込んで落書きするわよ!」
大学生2「お供します!」
舞台暗転。天使&大学生1登場。
―略―
「彼と彼女の場合・2 True Love Story Part2」
大学生1は研究室の仲間に協力を依頼した
快く協力を申し出る婦人妹と黄
彼らはまず同じく仲間である大学生2の下へ
快く協力を申し出る婦人妹と黄
彼らはまず同じく仲間である大学生2の下へ
彼らは気まずい雰囲気の2人に出会う
契約の破棄で正気に戻った史書と追い回されることに疲れた大学生2
史書に問い詰められこれまでの彼女のみの振りを話す大学生1たち
己の奇行のあまりの恥ずかしさにふさぎこんでしまう史書
魂の抜け殻のような大学生2
契約の破棄で正気に戻った史書と追い回されることに疲れた大学生2
史書に問い詰められこれまでの彼女のみの振りを話す大学生1たち
己の奇行のあまりの恥ずかしさにふさぎこんでしまう史書
魂の抜け殻のような大学生2
しかし、意外な展開が史書は立ち上がり大学生2の手をとり言った
もう一度、本当の私と向き合ってみないかと
戸惑う大学生2
しかし、大学生1や婦人妹、そして黄の言葉に心動かされ再び愛と向き合う決心をするのであった
もう一度、本当の私と向き合ってみないかと
戸惑う大学生2
しかし、大学生1や婦人妹、そして黄の言葉に心動かされ再び愛と向き合う決心をするのであった
登場人物:大学生1、大学生2、司書、婦人義妹、黄
舞台袖から走ってくる大学生2と司書。
大学生2「つ、疲れた!ゼーッ、ゼーッ・・・」
司書「ま、まいたかなッ!?ハッ、ハァ・・・」
大学生2「・・・いや~最近の小学校ってのは警備厳しいッスね。」
額を手で拭う大学生2。
司書「まぁ、いろんな事件があったからね。そりゃ、厳しくもなるわ、時代は変わったわね~。」
ハンカチで自分の汗を拭く司書。
司書「もうあの頃とは違うのね。」(ボソッ)
大学生2「ぇ?」
司書「何でもないわ(笑)」
大学生2「次はどうします?」
司書「ん?・・・次は、なしッ!」
大学生2「え!?」
大学生2「つ、疲れた!ゼーッ、ゼーッ・・・」
司書「ま、まいたかなッ!?ハッ、ハァ・・・」
大学生2「・・・いや~最近の小学校ってのは警備厳しいッスね。」
額を手で拭う大学生2。
司書「まぁ、いろんな事件があったからね。そりゃ、厳しくもなるわ、時代は変わったわね~。」
ハンカチで自分の汗を拭く司書。
司書「もうあの頃とは違うのね。」(ボソッ)
大学生2「ぇ?」
司書「何でもないわ(笑)」
大学生2「次はどうします?」
司書「ん?・・・次は、なしッ!」
大学生2「え!?」
大学生1、黄、キャサリン登場。
大学生1「ぁ、いた!」
黄「おーい!少しはな・・・」
キャサリン「待って!」
大学生1「え!?」
大学生1「ぁ、いた!」
黄「おーい!少しはな・・・」
キャサリン「待って!」
大学生1「え!?」
大学生2「今日は、もう終わりですか?」
司書「そうね。今日はお終い。そして私たちもこれで終了~!」
大学生2「?」
司書「遊んでくれてありがと。楽しかった、あの頃に戻ったみたいで。」
大学生2「・・・。」
司書「分かった。」
大学生2「なにがです?」
司書「時代は変わったんだ、私はもう若くないんだって。」
大学生2「司書さんは・・・。」
司書「もうね、ダッシュがキツイのよ(笑)大学生と一緒になんて走れないわ。」
大学生2「でも俺は・・・!」
司書「大学生と遊んでられるほど私はもう若くないし、キミはおばちゃんと遊んで時間を無駄にしちゃいけない。」
大学生2「そんな!今日一日一緒に居てくれたのに!」
司書「そうね。そういう女なの、‘多頭飼い’ってのは。わかったでしょ?」
大学生2「俺なら全然大丈夫です!俺は司書さんのことを・・・!」
司書「無理。キミじゃ私を満足させられない。私はキミじゃ満足できない。」
大学生2「あ、あきらめませんよ!」
司書「(笑)そうね。あと5年して、キミが働きだして、現実を少し知って、それでもまだ私のことを覚えてたら・・・そのとき私はシワシワのおばあちゃんかもしれないけど、また会ってあげるわ。・・・じゃあね、バイバイ」
司書舞台から消える。
大学生2に近づく大学生1。手を差し伸べようとして、一旦引き、大学生2を思いっきり蹴飛ばす。
すっころぶ大学生2。
大学生2「痛ッ・・・。・・・なんだよ?(チラッ)」
大学生1「せーの・・・」(←グー)
大学生1「うぃ。・・・・・・あれ、やらないの?(笑)」(←パー)
大学生2「・・・やらねーよ。」
大学生1「いい人じゃん?・・・きっぱりフッてくれた。気まずくならんようにもしてくれた。お前は・・・飲むか?」
ペットボトルを差し出す大学生1。受け取りつつ、大学生1の手をとって立ちあがる大学生2。
大学生2「飲む。」
大学生2、一気飲み。
大学生2「プハーーッ・・・んだよこれ、酸っぺー。・・・・・・・・・涙でるよ。」
司書「そうね。今日はお終い。そして私たちもこれで終了~!」
大学生2「?」
司書「遊んでくれてありがと。楽しかった、あの頃に戻ったみたいで。」
大学生2「・・・。」
司書「分かった。」
大学生2「なにがです?」
司書「時代は変わったんだ、私はもう若くないんだって。」
大学生2「司書さんは・・・。」
司書「もうね、ダッシュがキツイのよ(笑)大学生と一緒になんて走れないわ。」
大学生2「でも俺は・・・!」
司書「大学生と遊んでられるほど私はもう若くないし、キミはおばちゃんと遊んで時間を無駄にしちゃいけない。」
大学生2「そんな!今日一日一緒に居てくれたのに!」
司書「そうね。そういう女なの、‘多頭飼い’ってのは。わかったでしょ?」
大学生2「俺なら全然大丈夫です!俺は司書さんのことを・・・!」
司書「無理。キミじゃ私を満足させられない。私はキミじゃ満足できない。」
大学生2「あ、あきらめませんよ!」
司書「(笑)そうね。あと5年して、キミが働きだして、現実を少し知って、それでもまだ私のことを覚えてたら・・・そのとき私はシワシワのおばあちゃんかもしれないけど、また会ってあげるわ。・・・じゃあね、バイバイ」
司書舞台から消える。
大学生2に近づく大学生1。手を差し伸べようとして、一旦引き、大学生2を思いっきり蹴飛ばす。
すっころぶ大学生2。
大学生2「痛ッ・・・。・・・なんだよ?(チラッ)」
大学生1「せーの・・・」(←グー)
大学生1「うぃ。・・・・・・あれ、やらないの?(笑)」(←パー)
大学生2「・・・やらねーよ。」
大学生1「いい人じゃん?・・・きっぱりフッてくれた。気まずくならんようにもしてくれた。お前は・・・飲むか?」
ペットボトルを差し出す大学生1。受け取りつつ、大学生1の手をとって立ちあがる大学生2。
大学生2「飲む。」
大学生2、一気飲み。
大学生2「プハーーッ・・・んだよこれ、酸っぺー。・・・・・・・・・涙でるよ。」
大学生1「・・・んじゃ、次いくか。」
全員退場。
舞台暗転。
全員退場。
舞台暗転。
「ある男と女の秘密・2 Second Confession Part2」
次に一行は教授の家へと向かった
そこにはいつまでも訳もわからずに引きこもる夫に頭を抱える婦人の姿が
見るに見かねて事の次第を話す大学生たち
そこにはいつまでも訳もわからずに引きこもる夫に頭を抱える婦人の姿が
見るに見かねて事の次第を話す大学生たち
それを聞いた婦人はドアを打ち破り教授を部屋から連れ出す
一生懸命説得する研究室の学生たち+助教授
それでもいじける夫に婦人は熱い一発をくれると彼女も秘密を暴露するのだった
「あたしは料理ができないのよ!」
妻の暴露に心打たれる教授
これまで完全無欠の良妻と思われた彼女にも秘密があったなんて!?
だれにだって問題はある
それを分かち合い分かり合うことこそ美しいのだ!
二人の心はまさにひとつにつながったのです
一生懸命説得する研究室の学生たち+助教授
それでもいじける夫に婦人は熱い一発をくれると彼女も秘密を暴露するのだった
「あたしは料理ができないのよ!」
妻の暴露に心打たれる教授
これまで完全無欠の良妻と思われた彼女にも秘密があったなんて!?
だれにだって問題はある
それを分かち合い分かり合うことこそ美しいのだ!
二人の心はまさにひとつにつながったのです
登場人物:教授、助教、大学生1、キャサリン、黄、教授妻、天使
キャサリン「さて、このドアの向こうにいる先生をなんとか説得したいわけですけど・・・。」
助教「出てきてもらわないことにはどうしようもないな。」
大学生1「でも、どうやって?」
5人「「「「「う~ん。。。」」」」」
黄「やっぱりココは古典的な方法で。」
キャサリン「なに?」
黄を中心に円陣を組む5人。
黄「岩戸隠れ。扉の向こうに引きこもってしまった天照こと教授を引っ張り出すために、扉の前で儀式やら占いをして、踊りを踊り、みんなで笑う。すると、何事かと思った教授が扉を開ける。で、そこを取り押さえる。」
大学生1(すごいな、留学生。日本書紀まで読んでるのか。)
助教「占いはいらないんじゃないか?」
キャサリン「そうですね。で、誰が踊るの?」
5人「「「「「・・・」」」」」(←無言の心理戦。視線の交錯。)
助教(・・・・・・一か八か、賭けにでよう。)
助教「あぁー、もうしょうがないな!じゃぁ、俺がやるよ!」(←一歩前に出て挙手)
キャサリン・大学生1・教授妻(*1))
キャサリン「神話で踊るのは女性神だったわね。私がやります!」(←一歩前に出て挙手)
大学生1「いや、もとはといえば俺の責任だ。ここは俺が!」(←一歩前に出て挙手)
教授妻「夫婦の問題だわ。私が踊ります!」(←一歩前に出て挙手)
黄、周りをきょろきょろ見渡した後、
黄「言いだしたのは僕です。だから僕がやります!」(←一歩前に出て挙手)
4人「どうぞどうぞ!!」(←手を下ろして譲る)
黄「ぇッ・・・。」
助教「日本の古典芸能を知らなかったのがお前の敗因だ、黄。」
大学生1「ダチョウさんはもう既に古典のレベルですか。」
キャサリン「がんばって下さい、黄さん!」
教授妻「血も涙も無いわね、私もだけど。」
黄「ぇ、いや!でも僕ダンスなんて・・・!」
教授妻「昔の人はいいこと言ったわね~。曰く、“男に二言はない”」
黄「ッ!!」
泣く泣く前に出る黄。
スクリーンに「作戦1・開始」の文字。
無音状態のままステップを踏み始め、泣きそうな顔でダンスをしだす黄。
4人「「「「・・・・(なんでだろう、今ここで笑ってはいけない雰囲気が・・・。)」」」」
5秒後。
教授妻「あーもう!見てられないわね!」
教授妻、ダンスに参加。ミュージックがフェードオンし始める。
3秒後
キャサリン「先輩がやってるのに私がやらないわけにはいかないか。」
キャサリン、ダンスに参加。音楽が最大音量に。
さらに3秒後
助教・大学生1ダンスに参加。
5人のダンスが盛り上がってきた辺りで、教授がすこしだけ扉を開ける。
5人(*2))))
気づかないふりをしてダンスし続ける5人。気持ち悪いくらいに笑顔。曲クライマックスへ。
5人(*3))))笑顔が引きつりだす。
教授「彼らはなにをやってるんだろう?」扉を開けて片足を外に出す。
助教「確保ッ!」
大学生1「了解ッ!」
ミュージックストップ。扉に駆け寄る5人。
教授「わッ!」扉を全力で閉める教授。
大学生1「イタッ!・・・指!指はさんでる!」
教授、無言で一瞬扉を開き、大学生1を蹴り出す。大学生1が転がる。教授が扉を再び閉める。
スクリーン「作戦1・失敗」の文字。
キャサリン「あと少しだったんですけど、失敗でしたね。」
教授妻「そうね。」
黄「でも、惜しかったです!みんなで力を合わせてもう一度・・・・・・!」
助教「お前、手入れたんなら全力でこじ開けろよ!」
大学生1「失敗したのは先生の合図が早すぎたからですよッ!なんですか「確保ッ!」ってギバちゃん!?」
助教「んだと!お前だって「了解ッ!」とかいって乗り気だったじゃねーかよ!」
黄「あぁ、なんかもう既にチームワークが・・・。」
助教「出てきてもらわないことにはどうしようもないな。」
大学生1「でも、どうやって?」
5人「「「「「う~ん。。。」」」」」
黄「やっぱりココは古典的な方法で。」
キャサリン「なに?」
黄を中心に円陣を組む5人。
黄「岩戸隠れ。扉の向こうに引きこもってしまった天照こと教授を引っ張り出すために、扉の前で儀式やら占いをして、踊りを踊り、みんなで笑う。すると、何事かと思った教授が扉を開ける。で、そこを取り押さえる。」
大学生1(すごいな、留学生。日本書紀まで読んでるのか。)
助教「占いはいらないんじゃないか?」
キャサリン「そうですね。で、誰が踊るの?」
5人「「「「「・・・」」」」」(←無言の心理戦。視線の交錯。)
助教(・・・・・・一か八か、賭けにでよう。)
助教「あぁー、もうしょうがないな!じゃぁ、俺がやるよ!」(←一歩前に出て挙手)
キャサリン・大学生1・教授妻(*1))
キャサリン「神話で踊るのは女性神だったわね。私がやります!」(←一歩前に出て挙手)
大学生1「いや、もとはといえば俺の責任だ。ここは俺が!」(←一歩前に出て挙手)
教授妻「夫婦の問題だわ。私が踊ります!」(←一歩前に出て挙手)
黄、周りをきょろきょろ見渡した後、
黄「言いだしたのは僕です。だから僕がやります!」(←一歩前に出て挙手)
4人「どうぞどうぞ!!」(←手を下ろして譲る)
黄「ぇッ・・・。」
助教「日本の古典芸能を知らなかったのがお前の敗因だ、黄。」
大学生1「ダチョウさんはもう既に古典のレベルですか。」
キャサリン「がんばって下さい、黄さん!」
教授妻「血も涙も無いわね、私もだけど。」
黄「ぇ、いや!でも僕ダンスなんて・・・!」
教授妻「昔の人はいいこと言ったわね~。曰く、“男に二言はない”」
黄「ッ!!」
泣く泣く前に出る黄。
スクリーンに「作戦1・開始」の文字。
無音状態のままステップを踏み始め、泣きそうな顔でダンスをしだす黄。
4人「「「「・・・・(なんでだろう、今ここで笑ってはいけない雰囲気が・・・。)」」」」
5秒後。
教授妻「あーもう!見てられないわね!」
教授妻、ダンスに参加。ミュージックがフェードオンし始める。
3秒後
キャサリン「先輩がやってるのに私がやらないわけにはいかないか。」
キャサリン、ダンスに参加。音楽が最大音量に。
さらに3秒後
助教・大学生1ダンスに参加。
5人のダンスが盛り上がってきた辺りで、教授がすこしだけ扉を開ける。
5人(*2))))
気づかないふりをしてダンスし続ける5人。気持ち悪いくらいに笑顔。曲クライマックスへ。
5人(*3))))笑顔が引きつりだす。
教授「彼らはなにをやってるんだろう?」扉を開けて片足を外に出す。
助教「確保ッ!」
大学生1「了解ッ!」
ミュージックストップ。扉に駆け寄る5人。
教授「わッ!」扉を全力で閉める教授。
大学生1「イタッ!・・・指!指はさんでる!」
教授、無言で一瞬扉を開き、大学生1を蹴り出す。大学生1が転がる。教授が扉を再び閉める。
スクリーン「作戦1・失敗」の文字。
キャサリン「あと少しだったんですけど、失敗でしたね。」
教授妻「そうね。」
黄「でも、惜しかったです!みんなで力を合わせてもう一度・・・・・・!」
助教「お前、手入れたんなら全力でこじ開けろよ!」
大学生1「失敗したのは先生の合図が早すぎたからですよッ!なんですか「確保ッ!」ってギバちゃん!?」
助教「んだと!お前だって「了解ッ!」とかいって乗り気だったじゃねーかよ!」
黄「あぁ、なんかもう既にチームワークが・・・。」
教授妻「しょうがないわね。なら、個人戦で行きましょうか。」
キャサリン「といいますと?」
スクリーン「作戦2・開始」の文字。
教授妻「技大生が4人もいるのよ?一人くらい機械なり建築なり扉壊せそうな専門の人はいないの?みんな学科は?」
4人(*4)))
大学生1「環境です。」←挙手。
黄「環境」←挙手
助教「環境系です。」←挙手
キャサリン「まだ決まってません」←挙手
教授妻「役立たずどもめッ!」
4人「「「「あんたに言われたくないよ、専業主婦!」」」」←ツッコミハンド×4
教授妻「そーいえば・・・」
キャサリン「はい?」
教授妻「天使って壁抜けとかできないの?」
キャサリン「あぁ!その手がありましたね。」
5人、天使の方を見る。
天使「あー・・・それ私できない。」
5人「「「「「役立たず。」」」」」
天使「ひどッ!」
スクリーン「作戦2・失敗」の文字。
キャサリン「といいますと?」
スクリーン「作戦2・開始」の文字。
教授妻「技大生が4人もいるのよ?一人くらい機械なり建築なり扉壊せそうな専門の人はいないの?みんな学科は?」
4人(*4)))
大学生1「環境です。」←挙手。
黄「環境」←挙手
助教「環境系です。」←挙手
キャサリン「まだ決まってません」←挙手
教授妻「役立たずどもめッ!」
4人「「「「あんたに言われたくないよ、専業主婦!」」」」←ツッコミハンド×4
教授妻「そーいえば・・・」
キャサリン「はい?」
教授妻「天使って壁抜けとかできないの?」
キャサリン「あぁ!その手がありましたね。」
5人、天使の方を見る。
天使「あー・・・それ私できない。」
5人「「「「「役立たず。」」」」」
天使「ひどッ!」
スクリーン「作戦2・失敗」の文字。
キャサリン「八方ふさがりですね。」
天使「銀行強盗の立てこもりみたいに奥さんが拡声器使って説得してみたらどうですか?」
教授妻「ぁ、それはもう実行済み。だめだった。」
大学生1(やったんだ。なんて近所迷惑な!)
助教「そもそも、食事とかトイレとかどうしてるんですか?」
教授妻「あの書斎はあの人が集中して仕事ができるように、冷蔵庫とかトイレが備え付けられてるのよ。」
キャサリン「・・・まったく大学教授ってヤツはッ!」
黄「煙でいぶりだしたらどうですか?」
大学生1「そんな、カブトムシじゃあるまいし。」
教授妻「・・・いい考えね。やってみましょ。」
大学生1・助教・キャサリン「「「ッえぇ!!」」」
スクリーン「作戦3・開始」の文字。
舞台袖からさんまと七輪をもってくる教授妻。
キャサリン「ほ、本気でやるんですね?義姉さん。」
教授妻「えぇ。・・・さぁ、みんな団扇を持って!」
団扇を持つ4人。
教授妻「焼くわよ!みんな扇いで!」
団扇で扉にむかって煙を送る4人。
黄「・・・・・・なかなか出てきませんね。」
助教「よし、扉の下の隙間から煙を送り込もう。」
4人が下に向かって風を送る。
教授「ッ!ゴホッ!・・・ゴホッゴホッ!」
大学生1「なかなかしぶといですね。」
パタパタパタパタ・・・。
キャサリン「これ、下手したら酸欠とか一酸化炭素中毒にならないんですか?」
4人「「「「マズっ!」」」」
扉の向こうで教授が倒れる。
助教「今、ドサッとかいいましたよ!?」
黄「まさか!?」
教授妻「○○ッ!○○ッ!!大丈夫ッ!?」←ドアをたたく。
大学生1「・・・ぶち破ろう。」
助教「マジか!?」
大学生1「人命が・・・なにより俺達の卒業がかかってるんだゾッ!?」
黄「!!」
助教「奥さん!どいてください!」
教授妻、下がる。
大学生1「よし、「せーの」の掛け声で三人で蹴破ろう。」
助教・黄「「合点ッ!」」
3人が少しドアから離れる。
大学生1「せーのッ!」
ドアを蹴破る3人。二次被害に気をつけつつ中に入る。
大学生1「・・・ゴホッ!先生ッ!大丈夫ですか!?」
助教「いた!やっぱり、倒れてるゾ!」
黄「よし、みんなで運び出そう!」
教授を外に運び出す3人。
黄「どうしよう!気を失ってるよ!」
教授に駆け寄る教授妻。呼びかけつつ冷静に呼吸、脈、手の温度などを診る。
大学生1「とりあえず、救急車を!」
キャサリン「もしもし!?東京消防庁ですか!?」
助教「遠いよッ!」
腕まくりをして、教授の胸に耳をあてる教授妻。
大学生1「教授妻さん、一体なにを?」
教授妻「黙って!音が聞こえない!」
キャサリン「ぁ、そーいえば、教授妻は洗濯掃除上手で元看護士っていう設定でしたね。」
大学生1・助教・黄「!!!」
気道確保の姿勢を取らせる、教授妻。
教授妻「意識がないし、自発呼吸が確認できない。その上だんだん脈が弱くなってる。倒れたのが約1分30秒前。呼吸が止まってからおよそ1分15秒だとして。今ならまだ、・・・・・・救急蘇生を行います!」
大学生1・助教・黄・キャサリン「「「「!」」」」(救命病棟24時的なBGM!)
教授妻「黄くん、火を消したらタオルを持ってきて!助教さん、近くの市立図書館にAEDがあるはずだから走って借りてきて!大学生1、助教を案内しなさい!キャサリン、あんたはここで私の指示待ち!みんな走って!」
大学生1・助教・黄が舞台から消える。悪魔が舞台袖から「くけけッ」と笑いながら手招き――をチマチマ阻止(ディフェンス)している天使。
天使「銀行強盗の立てこもりみたいに奥さんが拡声器使って説得してみたらどうですか?」
教授妻「ぁ、それはもう実行済み。だめだった。」
大学生1(やったんだ。なんて近所迷惑な!)
助教「そもそも、食事とかトイレとかどうしてるんですか?」
教授妻「あの書斎はあの人が集中して仕事ができるように、冷蔵庫とかトイレが備え付けられてるのよ。」
キャサリン「・・・まったく大学教授ってヤツはッ!」
黄「煙でいぶりだしたらどうですか?」
大学生1「そんな、カブトムシじゃあるまいし。」
教授妻「・・・いい考えね。やってみましょ。」
大学生1・助教・キャサリン「「「ッえぇ!!」」」
スクリーン「作戦3・開始」の文字。
舞台袖からさんまと七輪をもってくる教授妻。
キャサリン「ほ、本気でやるんですね?義姉さん。」
教授妻「えぇ。・・・さぁ、みんな団扇を持って!」
団扇を持つ4人。
教授妻「焼くわよ!みんな扇いで!」
団扇で扉にむかって煙を送る4人。
黄「・・・・・・なかなか出てきませんね。」
助教「よし、扉の下の隙間から煙を送り込もう。」
4人が下に向かって風を送る。
教授「ッ!ゴホッ!・・・ゴホッゴホッ!」
大学生1「なかなかしぶといですね。」
パタパタパタパタ・・・。
キャサリン「これ、下手したら酸欠とか一酸化炭素中毒にならないんですか?」
4人「「「「マズっ!」」」」
扉の向こうで教授が倒れる。
助教「今、ドサッとかいいましたよ!?」
黄「まさか!?」
教授妻「○○ッ!○○ッ!!大丈夫ッ!?」←ドアをたたく。
大学生1「・・・ぶち破ろう。」
助教「マジか!?」
大学生1「人命が・・・なにより俺達の卒業がかかってるんだゾッ!?」
黄「!!」
助教「奥さん!どいてください!」
教授妻、下がる。
大学生1「よし、「せーの」の掛け声で三人で蹴破ろう。」
助教・黄「「合点ッ!」」
3人が少しドアから離れる。
大学生1「せーのッ!」
ドアを蹴破る3人。二次被害に気をつけつつ中に入る。
大学生1「・・・ゴホッ!先生ッ!大丈夫ですか!?」
助教「いた!やっぱり、倒れてるゾ!」
黄「よし、みんなで運び出そう!」
教授を外に運び出す3人。
黄「どうしよう!気を失ってるよ!」
教授に駆け寄る教授妻。呼びかけつつ冷静に呼吸、脈、手の温度などを診る。
大学生1「とりあえず、救急車を!」
キャサリン「もしもし!?東京消防庁ですか!?」
助教「遠いよッ!」
腕まくりをして、教授の胸に耳をあてる教授妻。
大学生1「教授妻さん、一体なにを?」
教授妻「黙って!音が聞こえない!」
キャサリン「ぁ、そーいえば、教授妻は洗濯掃除上手で元看護士っていう設定でしたね。」
大学生1・助教・黄「!!!」
気道確保の姿勢を取らせる、教授妻。
教授妻「意識がないし、自発呼吸が確認できない。その上だんだん脈が弱くなってる。倒れたのが約1分30秒前。呼吸が止まってからおよそ1分15秒だとして。今ならまだ、・・・・・・救急蘇生を行います!」
大学生1・助教・黄・キャサリン「「「「!」」」」(救命病棟24時的なBGM!)
教授妻「黄くん、火を消したらタオルを持ってきて!助教さん、近くの市立図書館にAEDがあるはずだから走って借りてきて!大学生1、助教を案内しなさい!キャサリン、あんたはここで私の指示待ち!みんな走って!」
大学生1・助教・黄が舞台から消える。悪魔が舞台袖から「くけけッ」と笑いながら手招き――をチマチマ阻止(ディフェンス)している天使。
教授妻さんの活躍で見事蘇生成功。
教授「・・・ゴホッ、ゴホッ!・・・・ぅッ、ここは!?」
キャサリン「!・・・よかった。」
黄・大学生1・助教到着。悪魔退却。
教授妻「家よ。あなた酸欠で気を失ってたの。」
教授「状況がつかめないんだけど?」
教授妻「引きこもったまま酸欠で死にそうになったハゲ親父を助けようとして!みんなが走ってくれたの!!わかるッ!!?」
泣いている教授妹。息を切らしている男3人。
教授「お前達・・・。」
教授妻「わかるでしょ。髪なんかじゃないのよ、みんながあなたの周りにいる理由は。」
教授、ゆっくりと自分の頭をさする。
教授妻「・・・あなたが頭のこと気にしてたのはわかってた。隠そうとしていたし、別に暴こうとは思わなかった。でも、こうなる前に一言相談してほしかった・・・。」
教授「・・・。」
教授妻「私たち・・・」
教授「ごめん。悪かった。全面的に俺が悪い。」
教授妻「結婚すれば幸せになれる、なんて思ってたけど。そううまくは行かないのね。」
教授「!!・・・それは、違う!」
教授妻「どう違うの?」
妻の手をとって立ち上がる教授。
教授「俺はキミを・・・!」呼吸を止めて一秒、真剣なまなざしをする教授
教授妻「・・・。」
ぴ~ぴろッぴぴろり~♪(←場違いな着メロ(男はつらいよ、ファイト!、必殺仕事人のテーマなど。))
天使と助教・大学生1・黄・キャサリンにのみスポットオン。
天使「はい、もしもし。中越支部149号。・・・・・・どうもお疲れ様です!・・・・・・・・・そうですか?ありがとうございます。・・・・・・いや、もう私なんてまだまだ全然ッ!・・・・・・・・・ぇ、そんな!また連れてってくださいよ(笑)・・・・・・・・・はい。・・・・・・・・・はい。・・・・・・そちらの件でしたら、後輩の300号が担当となります。・・・・・・・・・では、3時までにこちらからお電話差し上げる要よう指示しておきますので。・・・・・・はい、よろしくどーぞ。失礼しまーす。」
ピポパピピ。ぷるるるるるる・・・ガチャ。
天使「ぁ、もしもし。300号?・・・・房総支部の70号さん、また私に電話かけてきたわよ。・・・・・・・そう。・・・だから、3時までにお電話差し上げて。・・・・・・ぁ、それから。この前のゴルフ場までのタクシー、領収書きっておかなかったでしょ?私の自腹になったんだからね。・・・・・・うん、そう。ちゃんと前株で領収書きってもらって。・・・・・・はやく仕事覚えてちょうだいね。期待してるんだから。・・・・・・うん。わかったから、じゃね。」
助教・大学生1・黄・キャサリン(*5)))
天使(だってしょうがないじゃない!私は一雇われ天使であって、キューピットじゃないのよッ!?)
ぴ~ぴろッぴぴろり~♪
天使「はい、もしもし。・・・よっ、159号選手!おつかれちゃ~ん。最近どうなの?・・・・・・またまた~(笑)・・・・・・そそ。私も医者に止められちゃってさぁ~。・・・・・・うん。じゃ、後で合流するよ!」
(↑尺のわりに天使のセリフが少ないので書きましたカット可です)
天使ににじりよる助教・大学生1・黄・キャサリン。
黄「ずいぶん・・・お仕事忙しいみたいですね。」
助教「覚悟はいいか、小娘。」
キャサリン「歯を食いしばりなさいッ!」
天使「ぇ?みんな?・・・やめてよ!私はただ仕事を!?」
後ずさる天使。
天使「ちょ、ちょっと待ってよ!きゃ~」
大学生1「逃がすなッ!」
走る天使。舞台から消える天使・助教・大学生1・黄・キャサリン。
キャサリン「!・・・よかった。」
黄・大学生1・助教到着。悪魔退却。
教授妻「家よ。あなた酸欠で気を失ってたの。」
教授「状況がつかめないんだけど?」
教授妻「引きこもったまま酸欠で死にそうになったハゲ親父を助けようとして!みんなが走ってくれたの!!わかるッ!!?」
泣いている教授妹。息を切らしている男3人。
教授「お前達・・・。」
教授妻「わかるでしょ。髪なんかじゃないのよ、みんながあなたの周りにいる理由は。」
教授、ゆっくりと自分の頭をさする。
教授妻「・・・あなたが頭のこと気にしてたのはわかってた。隠そうとしていたし、別に暴こうとは思わなかった。でも、こうなる前に一言相談してほしかった・・・。」
教授「・・・。」
教授妻「私たち・・・」
教授「ごめん。悪かった。全面的に俺が悪い。」
教授妻「結婚すれば幸せになれる、なんて思ってたけど。そううまくは行かないのね。」
教授「!!・・・それは、違う!」
教授妻「どう違うの?」
妻の手をとって立ち上がる教授。
教授「俺はキミを・・・!」呼吸を止めて一秒、真剣なまなざしをする教授
教授妻「・・・。」
ぴ~ぴろッぴぴろり~♪(←場違いな着メロ(男はつらいよ、ファイト!、必殺仕事人のテーマなど。))
天使と助教・大学生1・黄・キャサリンにのみスポットオン。
天使「はい、もしもし。中越支部149号。・・・・・・どうもお疲れ様です!・・・・・・・・・そうですか?ありがとうございます。・・・・・・いや、もう私なんてまだまだ全然ッ!・・・・・・・・・ぇ、そんな!また連れてってくださいよ(笑)・・・・・・・・・はい。・・・・・・・・・はい。・・・・・・そちらの件でしたら、後輩の300号が担当となります。・・・・・・・・・では、3時までにこちらからお電話差し上げる要よう指示しておきますので。・・・・・・はい、よろしくどーぞ。失礼しまーす。」
ピポパピピ。ぷるるるるるる・・・ガチャ。
天使「ぁ、もしもし。300号?・・・・房総支部の70号さん、また私に電話かけてきたわよ。・・・・・・・そう。・・・だから、3時までにお電話差し上げて。・・・・・・ぁ、それから。この前のゴルフ場までのタクシー、領収書きっておかなかったでしょ?私の自腹になったんだからね。・・・・・・うん、そう。ちゃんと前株で領収書きってもらって。・・・・・・はやく仕事覚えてちょうだいね。期待してるんだから。・・・・・・うん。わかったから、じゃね。」
助教・大学生1・黄・キャサリン(*5)))
天使(だってしょうがないじゃない!私は一雇われ天使であって、キューピットじゃないのよッ!?)
ぴ~ぴろッぴぴろり~♪
天使「はい、もしもし。・・・よっ、159号選手!おつかれちゃ~ん。最近どうなの?・・・・・・またまた~(笑)・・・・・・そそ。私も医者に止められちゃってさぁ~。・・・・・・うん。じゃ、後で合流するよ!」
(↑尺のわりに天使のセリフが少ないので書きましたカット可です)
天使ににじりよる助教・大学生1・黄・キャサリン。
黄「ずいぶん・・・お仕事忙しいみたいですね。」
助教「覚悟はいいか、小娘。」
キャサリン「歯を食いしばりなさいッ!」
天使「ぇ?みんな?・・・やめてよ!私はただ仕事を!?」
後ずさる天使。
天使「ちょ、ちょっと待ってよ!きゃ~」
大学生1「逃がすなッ!」
走る天使。舞台から消える天使・助教・大学生1・黄・キャサリン。
舞台暗転。音声のみです。
教授「俺はキミを・・・必ず幸せにしてみせる!」
教授妻「今さっき私は不幸せ――心配で心配で死にそうだったんだけど?」
教授「ごめん。これからは二度と引きこもったりしないから。許して欲しい。」
教授妻「だめ。許せないわね。これからはお弁当つくってあげない。」
教授「ぇ?でも、あれキミが作ってるんじゃないだろ。」
教授妻「!知ってたの?」
教授「学生に「教授の弁当、いっつもキャサリンと同じですね」って言われてね。問い詰めたら吐いた。」
教授妻「な~んだ。知ってたのか。」
教授「俺達はお互い・・・」
教授妻「・・・パートナーとしてまだまだだったわね。」
教授「でも、これからは今までとは違う。」
教授妻「そうね。これからもよろしく。」
教授「こちらこそ。」
教授「俺はキミを・・・必ず幸せにしてみせる!」
教授妻「今さっき私は不幸せ――心配で心配で死にそうだったんだけど?」
教授「ごめん。これからは二度と引きこもったりしないから。許して欲しい。」
教授妻「だめ。許せないわね。これからはお弁当つくってあげない。」
教授「ぇ?でも、あれキミが作ってるんじゃないだろ。」
教授妻「!知ってたの?」
教授「学生に「教授の弁当、いっつもキャサリンと同じですね」って言われてね。問い詰めたら吐いた。」
教授妻「な~んだ。知ってたのか。」
教授「俺達はお互い・・・」
教授妻「・・・パートナーとしてまだまだだったわね。」
教授「でも、これからは今までとは違う。」
教授妻「そうね。これからもよろしく。」
教授「こちらこそ。」