アカイイト/アオイシロ まとめwiki

人物

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羽藤 桂 (はとう けい)


データ

主人公。
声は松来未祐
お人よしののんびり屋。
羽藤家の者は人外の者に力を与える「贄の血」と呼ばれる血を受け継いでおり、桂はその血が特に濃い。
二人暮しだった母親を亡くし、遺産として残された田舎の父親の実家を見に出かけるところから作品は始まる。



考察

  • アカイイトに登場する羽藤の血を引く者は、全員何らかの形で植物に関連した名前を持つ。桂(けい)は作中で説明される通り、モクセイ科の樹木。桂(かつら)とは別物なので注意が必要。
  • ちなみに、月に生えているという伝説の桂も「けい」の方。
  • 贄の血を継ぐ羽藤家と鬼切りの千羽家の血を引くサラブレッド。「鬼切りの鬼」EDではその雄姿を存分に見せつけてくれる。「私を誰だと思ってるのかな!」
  • ↑「アホの子」です。



ユメイ


データ

本名、羽藤柚明
声は皆口裕子
桂の従姉妹。ゲーム中では、「主」を封じるためのエンジュの木に「オハシラサマ」という存在として依っている。
「オハシラサマ」が居なくなると「主」の封印が解けるので責任重大なのだが、その割にあちこち出歩いている。
桂よりは薄いが「贄の血」を持ち、その力の使い方も祖母の笑子から受け継いでいる。


考察

  • 柚明の柚はユズ(柚子、学名:Citrus junos、シノニムC. ichangensis x C. reticulata var. austera)は、ミカン科の常緑樹。柑橘類の1つ。
  • 本編中では何故か妙な方法での吸血ばかりさせられている(全て桂から誘っているのだが)。



若杉 葛 (わかすぎ つづら)


データ

声は釘宮理恵
本作の子役、解説役担当。
日本を表から裏から支える若杉家の跡取りとなれる家柄に生まれ、弱肉強食の若杉家を生き抜いている天才小学生。だが、そんな他人を食い物にする人生に嫌気がさしたのか本編では家出中。
「贄の血」は持たないが、それでも特別な血を持っているらしい。


考察

  • 家出中のため若杉の関係者である烏月を見かけると逃亡してしまい、結果、登場シーンが少なくなっている。ストーリーで最も割を食っているヒロイン。
  • 若杉家から家出しているのに、初対面の桂に本名名乗ったのは何故なのだろう?
  • 杉は伏見稲荷大社のご神木であり、葛は様々な伝承に見えるとおり狐を縛る呪力を持った植物である
  • 若「杉」という姓に、「葛」という名前。まさしく彼女は狐の申し子なのである。
  • 家出の旅の連れの狐の尾花は予言の神、「一言主」の化身。が、声が出せない封印を受けているため、単に賢くて運動能力の高い狐となっている。
  • 見方によっては、尾花はまたしても「葛」に運命を絡め取られたとも言えるか。
  • 稲荷神と習合したダキニ天は、白狐を神使としている。この仏は、死者の血肉を喰らって神通力を得るという。もしかして?



浅間 サクヤ  (あさま さくや)


データ

桂の母の親友、桂のことは幼い頃から見守ってきた。
声は真田アサミ。
その正体は「観月の民」という山神の眷属。
60年前、桂の祖母に命を救われて以来、羽藤家と親密な付き合いをしている。


考察

  • 名前の由来は浅間神社。木花咲耶姫命(コノハナサクヤビメ)を主祭神とする神社。
  • 実は、木花咲耶姫命が富士山に祀られるのは江戸時代以降のこと。それ以前は富士山の祭神はかぐや姫とされていた。この辺りも因縁というものを感じさせる。



千羽 烏月  (せんば うづき)


データ

千羽党の鬼切り役。
声は渡辺明乃。
主の分御霊を宿しているケイを斬るために経観塚へやってきた。
実体を持った鬼を斬る事を得意とする千羽妙見流の使い手。



考察

  • 初期設定ではメガネっ子。その姿はファンブックにも載っていないのだが、何故かサクセスのウェブページ「瓦版」には掲載されていた。
  • 使っている太刀は維斗(いと)という業物。「折れず錆びず」と言われ、代々の千羽党の鬼切り役が手にしている。何百年も使われているのに未だ現役、まさに実戦向きの名刀。
  • 振るう太刀は維「斗」、操る流派は千羽「妙見」流、通う学校は「北斗」学院付属。どれもこれも北極星及び北斗七星のことである。



ノゾミ


データ

主の復活を目論む双子の子鬼の姉。
声は小林恵美。
着物を死者を表す左前に着ている。
生前は貴族の娘。双子として生まれたため忌み子として幽閉されて育った「いないはずの子供」。
幽閉されていた屋敷が火事になった際、自由に憧れて逃亡。その後、野垂れ死にかけるがその間際に主に出会い、幽体の鬼となってこの世に留まる。本編での依代は良月。

考察

  • 初期には三つ子案もあったとか。
  • 10年前にも封じが解かれ、主を復活させようと画策したが失敗、再び封印されている。この事件の際、桂パパが殺害されている。



ミカゲ


データ

主の復活を目論む双子の子鬼の妹。
声は小林恵美(ノゾミと同じ)。
ノゾミの生前の妹かと思いきや、その正体は主の分御霊。
本編での依代は良月。

考察

  • 一見ノゾミに従っているように見えるが、実は主導権を握っているのはこっち。良月からの《力》の流れをコントロールしているのもこっち。
  • 「姉さまはもう要りません」と言っちゃったのが、ノゾミが心変わりした最大の要因かも。
  • おしとやかに見えて、イザ、コトに及ぶととっても積極的。
  • 鏡である影見から転じて見影。蛇である巳影。望の影である御影。主様の力である甕気。



ケイ


データ

本名、羽藤白花。桂の双子の兄。
10年前、ノゾミカが復活して起こした事件の際、主の分御霊を体に宿すことになった。この時の事件を解決をした当時の鬼切り役、千羽明良(あきら)はケイを斬らずに匿い、厳しい修行をさせた。その結果、ケイは主の分御霊を自力で抑える術を習得している。

考察

  • 主人公であっても不思議は無い素敵設定。なのにでしゃばらないいい男。
  • 白花はそのまま白い花。エンジュの木の花の色。
  • 金木犀の桂花に対し、銀木犀の別名が白花



主 (ぬし)


データ

八岐大蛇を祖にもつ蛇神。
過去辺では着物をきちんと着ていたのに、現世に現れたときには片肌脱いで着崩している。かように気まぐれな神。
「折れず錆びず」の維斗をへし折るほど、他の鬼とは隔絶した力を持つ。

考察

  • 封印の鍵はエンジュの木。その花びらの散るごとに力を削がれている。
  • 天津甕星(あまつみかぼし)別名、天香香背男(あめのかがせお)が元ネタか。



奈良陽子


データ

桂の学校の親友。
本編では後姿か、正面でも左半分しか描かれないかわいそうな子。ちゃんとキャラデザもあるのに。

考察

  • 平凡で幸せな日々を象徴するようなキャラ。帰還エンドのほとんどは、こやつと桂の会話シーンで終わる。
  • 桂から非日常的な経験談を聞かされてもほとんど動じないあたり、なかなか大物かもしれない。



羽藤真弓


データ

桂の母。故人。
元千羽党の鬼切りで、現役当時は「当代最強」と呼ばれた凄腕。駆け落ち同然に結婚を果たした際に役目を返上している。ちなみにこのとき党の人間とかなり揉めたらしく、サクヤの協力でかなり強引に抜けている。

考察

  • 勘違いしがちだが、桂が贄の血を持っているのは父方の遺伝であり、真弓はただの人間である。
  • 羽藤家には嫁に入ったので、別に名前に植物に関連した字は入っていない。
  • たゆんたゆん。
  • 弓は三日月を表し、烏月さんにも月。あと烏月さんのお兄ちゃんは明良さんだし、コクジョウに出た千羽さんは景朋だったりなど、千羽さんは名前に月ばかり。
  • 二十六夜の三日月は月待ちの信仰対象であり、地球照の部分に阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)が現れるということから信仰されている。いわゆる月の"兎"の部分が阿弥陀三尊。






コメント欄

コメント:

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  • 編集方法を覚えたのでさっそく修正。ついでに葛様と尾花の項目も追加 -- 2008-07-20 06:42:41
  • 桂の名前はカツラじゃなくてモクセイだって、本編で言われてたぞ? ついでに言うと月に生えてるっていう桂もモクセイの方なんだよな。誤認に注意 -- 2008-07-01 17:50:51

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