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( ^ω^)ブーンが精子になったようです 14
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匿名ユーザー
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- 989 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/04(火) 16:04:45.83 ID:1AQVlUnkO
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/',З「昔昔の事じゃ……お前さん達が生まれるよりもずっと前……
病魔がこの精子界に現れたんじゃ……」
(^ω^)「!!じゃあ病魔が来たのはこれで二回目だったのかお!?」
ξ゚⊿゚)ξ「嘘………」
/',З「そうゆう事になるかな……。それでだ、私はその頃いち早く病魔とゆう存在に気付き他のみんなにそれを教えたんじゃ」
ξ゚⊿゚)ξ「……それでどうなったの?」
/',З「……嘘つきよばわりされたよ……。誰も信じてはくれなかった………。
じゃが……その時ワシに心強い味方ができたんじゃ」
( ^ω^)「……それは?」
/',З「……ヘモグロビンとちんぽっぽじゃ……。そのヘモグロビンは病魔を倒すために精巣に来たらしい……」
( ^ω^)「まさか………」
/',З「そう……お前でいうジョルジュの事じゃ……」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 16:14:46.44 ID:1AQVlUnkO
- (
^ω^)「………ジョルジュ………君は………………」
/',З「………そして暫くしてからワクチンも来た…。あの時もお前さんみたいにめんこい女の子のワクチンじゃったよ……」
ξ゚⊿゚)ξ「あら……………じゃあその子すっごく可愛かったのね!」
/',З「まぁそうだがお前さんよりおとなしかったぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「なんですって!!私のどこがおしとやかじゃないのよ!!!」
ガタン!!!
( ^ω^)「……………」
/',З「………」
ξ゚⊿゚)ξ「………コホン‥‥話続けて……」 -
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 16:27:09.34 ID:1AQVlUnkO
-
/',З「そして……ワシらは病魔と闘ったんじゃ………」
( ^ω^)「……病魔は倒せたのかお?」
/',З「………ああ……倒せたよ……。
しかし……ヘモグロビンも……ちんぽっぽも……死んでしまった……」
ξ゚⊿゚)ξ「……ワクチンは……?」
/',З「………ワクチンも死んだよ……」
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……そのワクチンは何で死んだの……?」
/',З「………それは……」
( ^ω^)「?」
ξ゚⊿゚)ξ「………」 - 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 16:36:19.24 ID:1AQVlUnkO
- /',З「……病魔と闘った傷が元で死んだんじゃ…」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「?病魔と闘って死んだんだから当たり前だお。他に病魔以外の死因があるお?」
ξ゚⊿゚)ξ「…………」
/',З「……話を続けようか……。
みんなが死んだ後私はワクチンが使っていた武器とヘモグロビンの残したこの家を見つけたんじゃ……。」
( ^ω^)「ヘモグロビンは何故この家を残したんだお?」
/',З「……多分あいつはまた病魔が来るとわかってたんじゃろ……。この家にいれば病魔は襲ってこれないから………」
ξ゚⊿゚)ξ「……それで?何であなたはワクチンの武器を使えるのよ?」
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 16:44:32.74 ID:1AQVlUnkO
/',З「ワシは今度病魔が来る時に備えてワクチンの武器を必死に使いこなされよう練習した。幸いこの家は宙に浮いてるから暴走しても被害はなかったよ………」
( ^ω^)「………」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
/',З「さて……これでワシの話は終わりじゃ……。お前達はもう休め………」
ξ゚⊿゚)ξ「!?病魔はどうするのゆ!」
/',З「……今の疲労しきった体じゃあ勝てないだろう……?すべては明日じゃ………」
( ^ω^)「明日……病魔に挑むのかお……」
/',З「‥……」
――――――――――-
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 16:51:42.70 ID:1AQVlUnkO
- ――――――――――
寝室………
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「スー……スー」
( ^ω^)「なんだか……ドクオのイビキが懐かしいお………」
( ^ω^)「……?居間で物音が……まだ起きてるのかお………?」
――――――――――
居間
/',З「……とっさにあのワクチンの娘にウソをついてしまった………。
……お前等なら何て言ったんじゃろうな………………」
( ^ω^)「……?お前等………?昔のヘモグロビンとワクチンの事かお………?」
/',З「しぃ……あのワクチンの娘を見守ってくれ………」
( ^ω^)「…………」 - 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 17:00:28.06 ID:1AQVlUnkO
- /',З「……………」
( ^ω^)「ジーサン…?」
/',З「まだ寝てなかったのか………」
( ^ω^)「……ウソってどうゆう事だお?」
/',З「……知りたいか?」
( ^ω^)「……知りたいお!」
/',З「……後悔するかも知れないぞ……」
( ^ω^)「それでも!!!気になるんだお!!!」
/',З「……あいわかった。あのワクチンの娘には言うなよ……」
( ^ω^)「……」 - 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 17:16:45.12 ID:1AQVlUnkO
-
/',З「昔……病魔と闘ったとき……ちんぽっぽとヘモグロビンが病魔に殺された……。そして私達はかろうじて病魔に勝ったんだ……」
( ^ω^)「………」
/',З「そして……」
――――――――――
?年前
( ゚Д゚)「今だ!!!!!!」
(*゚ー゚)「はい!!」
プシューー!!!!!!!!
( ゚Д゚ )ヴガァァァァ!!!!!!!!!!
( ゚Д゚)「………」
ドサ…………
( ゚Д゚)「……!!やった!!遂に……遂にやったよ!!ちんぽっぽ!!モララー!!見たか!?敵は………とったぞ……!!!!!!!」
(*゚ー゚)「………よかった。これで……アナタは……死なない………」
( ゚Д゚)「ハハ!!!これもお前のお陰さ!!
…………!?」 - 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 17:27:54.16 ID:1AQVlUnkO
- ( ゚Д゚)「お前……体が……!!!」
(*゚ー゚)「……あれ?もう時間か……。せっかく倒したのに……」
( ゚Д゚)「ど……どうゆう事だゴラァ!!!!!説明しやがれ!!!」
(*゚ー゚)「わたしは精子じゃないの……ワクチンよ……。
…病魔を倒したら消えるようになってるの……」
( ゚Д゚)「……そんな…!!ウソだろ………!?
俺……お前ともっと喋りてぇよ!これから色んな事……話せると……思ったのに………」
(*゚ー゚)「私も……話したかったよ………」
( ゚Д゚)「お願いだ……消えないでくれ……!!!お前は……………お前はそれで幸せなのか?」
(*゚ー゚)「……」
( ゚Д゚)「おい!!何とか言え!!!」
(*゚ー゚)「私は幸せだよ」
( ゚Д゚)「……え?」 - 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 17:31:57.49 ID:1AQVlUnkO
- ( ゚Д゚)「どうゆう事だゴルァ!!!」
(*゚ー゚)「………だって私、アナタに会えたんだもん」
( ゚Д゚)「!!!!!!!!」
シュゥゥゥゥゥ……
(*゚ー゚)「……ばいばい………」
( ゚Д゚)「待て!待ってくれ!また会えるよな!?また会えるんだよな!?」
(*゚ー゚)「…………」
シュゥゥゥゥゥ…………
( ゚Д゚)「あ…………あ…………………………」
―――――――――― - 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 17:37:33.58 ID:1AQVlUnkO
- ――――――――――
( ^ω^)「…………」
/',З「……ワクチンはその役目を終えると消滅するんだ………」
( ^ω^)「…………じゃあ病魔を倒さなかったらワクチンは消えないのかお…………?」
/',З「………それは違う。病魔を倒そうが倒さなかろうがワクチンはいずれ自然消滅する」
( ^ω^)「………じゃあ……。じゃあワクチンは何のために生まれてきたんだお!!!あまりにも報われないお!!!!」
/',З「……言っただろう。それが役目なんだよ…………ちんぽっぽにはワクチンを守る役目があるようにワクチンは病魔を倒す義務がある…」
( ^ω^)「そんな……」 - 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 17:44:28.34 ID:1AQVlUnkO
- ( ^ω^)「じゃあ……僕の役目は………?」
/',З「?決まってるじゃろう……。精子の役目は人間になる事じゃ」
( ^ω^)「……」
/',З「精子を助けるためにワクチンも……ちんぽっぽも役目を果たしてるんじゃ。それでお前さんが人間になれなかったら死んでいった者達は浮かばれん………」
/',З「さぁ……そろそろ寝なさい……明日は大事な日なんだ………」
( ^ω^)「わかったお………」