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アフリカの内戦と日本の共通点
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匿名ユーザー
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(執筆中)
アフリカは内戦ばかりしている。一応民主制なんだけど、●族の首長(とそのグループ)が●族の利益になる政策を実効し、○族はないがしろにされている、しかも汚職が横行。○族ゲリラが政府軍と衝突。政権交代したものの事態が逆になっただけでまた内戦…なんてのが多い。
アフリカは内戦ばかりしている。一応民主制なんだけど、●族の首長(とそのグループ)が●族の利益になる政策を実効し、○族はないがしろにされている、しかも汚職が横行。○族ゲリラが政府軍と衝突。政権交代したものの事態が逆になっただけでまた内戦…なんてのが多い。
日本も良く似たもんだという事に気づいた。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/greentree/koizumi/
ただ、問題も残る。「ではなぜ、これまで、自民党政治が続いてきたか」という点だ。「国民の意思がそのような改革的なものであったとすれば、なぜ、それに反する自民党政治が続いてきたか」という点だ。
それを分析すれば、次のようになるだろう。
第一に、選挙の仕組みだ。一票の格差が衆院で2倍以上、参院では5倍程度、なんていう、メチャクチャな仕組みのせいだ。仮に、一票の格差が最小限になるような仕組みがあったなら、(小選挙区制でも中選挙区制でも)自民党政権がひっくりかえっていた可能性がある選挙は、戦後、何回かある。
さて、これほどにもひどい選挙制度は、もはや民主主義とは言えない。「独裁制とは、無限大の格差のある民主主義だ」と表現することもできるので、格差が数倍もあるような選挙制度は、日本が民主主義ではなく、半独裁国家であったことを意味する。政権は常に民意とは懸け離れたところでできていた、といってもよい。となると、民意に従った小泉が政権に就いたということは、日本が独裁主義から免れて、民主主義になったことを意味する。とすれば、国民が熱狂するのも、当然だろう。細川政権と小泉政権は、いずれも、国民が熱狂した。それは、日本が独裁制を脱して民主化したことの、熱狂であろう。(だから支持率が高いのも当然だ。)
日本では田舎の土建屋向けの政治がなされていないか。イメージで申し訳ないが。せめて田舎の農林兼業(里山)向けの政治がなされればいいのだが。