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The Hounds of Tindalos

初出はフランク・ベルナップ・ロングの小説「ティンダロスの猟犬」。

時間が生まれる以前の超太古、異常な角度をもつ空間に住む不浄な存在とされる。

絶えず飢え、そして非常に執念深い。四つ足で、獲物の「におい」を知覚すると、その獲物を捉えるまで、時間や次元を超えて永久に追い続ける。獲物を追う様子から「猟犬」と呼ばれるが、イヌとは全く異なる存在である。

彼らが我々の住むこの世界に出現するには、90度以下の鋭角が必要である。 部屋の角や物品の破片などが形成する鋭角から青黒い煙のようなものが噴出し、それが凝ってティンダロスの猟犬の実体を構成する。 古代ギリシャ人によると、彼らから身を守る唯一の方法は身辺のものから一切の鋭角をなくし「曲線」のみで構成することであるという。

こちらの世界に姿を表すときの特徴的な形態として、「太く曲がりくねって鋭く伸びた注射針のような舌」と、「原形質に似ているが酵素を持たない、青みがかった脳漿のようなもの」を全身からしたたらせるさまが描写されている。

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最終更新:2007年04月26日 02:07