配布場所
http://www.shoutcast.com/
http://www.shoutcast.com/broadcast-tools
http://forums.winamp.com/forumdisplay.php?f=9
http://download.nullsoft.com/shoutcast/tools/

下の説明の記述はver1系列の時のものです。
SHOUTcast DNAS 2を使用する場合はSHOUTcast DSP Plug-In v2以降と組み合わせないと文字化けを起こすようです。
v1.9.8は上記下部のURLにあるshoutcast-dnas-1-9-8-windows.exeです。



SHOUTcast DNAS(SHOUTcast Server)を使用する。
SHOUTcast DSP Plug-Inは必要ない。

このページはSHOUTcast DNAS 1.9.8を参照して作られてます。
バージョンが違うとちょっと説明文と違う部分が出るかもしれませんがその辺は臨機応変に。


インストール

  • 初期設定のままインストールでおk。「Server (GUI version)」と「DNAS Config files and README」にチェックが入っている事になる。


最低限度弄っておく項目

  • プログラムを起動してメニューバーのEdit configをクリックする
  • スタートメニューに登録された「Edit SHOUTcast DNAS configuration」
  • プログラムのあるフォルダから直接sc_serv.iniを開く
のいずれかの方法で初期設定を行う。

  • (21行目)MaxUser
    • 視聴できるユーザーの限界数
  • (29行目)Password
    • 配信を行う際に必要になるパスワード
  • (37行目)PortBase
    • 配信を行うポートの番号
  • (198行目)PublicServer
    • never以外だと本家の番組表に掲載されるらしい


興味があったら弄ってみるといい項目

※自己責任でお願いします
  • 以下の項目はプログラムそのものに改造を加えます。概要としてはStirlingなどのバイナリエディタを使ってsc_serv.exeの中のhtml生成部分を書き換えます。書いてある通りにやれば何の問題もありませんが念のためにバックアップを取っておく事を推奨します。
  • 改造する際、挿入モードで書き込むと元のファイルサイズより大きくなってしまう為、起動しなくなります。
    上書きモードで編集後、あまった部分は0x00で埋めるのが基本ですが、今回の場合半角スペース0x20で埋めてください。

YPの文字化けを回避する

  • 文字コードにwindows-1252が指定されているのが原因です。これをSHIFT_JISに書き換えます。
  • 改造例上:改造前 下:改造後

SHOUTcastのインデックスページの背景を変更する

  • cssの生成部分に背景画像を表示するように設定します。

  • 改造例上:改造前 下:改造後


edcast設定例

「(29行目)Password」と「Encoder Password」
「(37行目)PortBase」と「Server Port」
がそれぞれ対応する事になります。


リレーの行い方

再エンコ転送

winamp等で普通に再生しながらその内容をエンコして配信するだけです。
説明は割愛。

データ直接転送

リレーを行う対象がShoutcastで配信している場合のみ使えます。
sc_serv.iniのRelayPortとRelayServerを設定すると自動的にリレーを行います。
初期状態ではコメントアウトされています。

リレー対象の配信URLがhttp://123.45.67.89:8000/とします。
この場合は下記のように設定します。
RelayPort=8000
RelayServer=123.45.67.89
その後Shoutcast起動時に
<01/03/09@16:22:23> [source] relay host gave success (ICY 200 OK)
<01/03/09@16:22:23> [source] relay from 123.45.67.89 established.
の用に表示されれば成功です。
あとは通常の配信と同じようにhttp://自分のIP:PortBase/から配信を聞く事ができます。


旧バージョンとの差

あたまにきたどっとこむではv1.6が推奨されています。
リスナーとの交流に重点を置くとタイムラグが少ない方がいい為です。
主な差は以下の通りです。

v1.6.0b1
  • 配信形式はmp3のみ
  • 配信のタイムラグがほぼない(受け取ったデータを一切キャッシュせずに配信してる?)
  • 逆にmp3等を連続再生する場合、曲の切り替え時のラグで徐々にバッファを消費し、使い切ると曲の最初でバッファが発生する。ステレオミックス等からの配信を行わない場合は新しいバージョンの使用を勧める。

v1.9.8
  • mp3以外にもaac、aac+、oggが配信可能
  • 安定性と引き換えに配信のタイムラグが大きい。配信内容を1MBキャッシュして、それを順次配信しているため。完全な無音が続いた場合、その部分は0kbpsなので相当前の部分から再生されるという事が発生する。
    • 通常は256KB分の所から転送されるが、アクセスが集中した場合それに加えて512KB、768KB、1024KBに振り分けて送信する。
    • とりあえず128kbpsなら16秒、96kbpsなら21秒、64kbpsなら32秒、32kbpsなら64秒程度と思っておくといい。これが2倍、3倍、4倍になる人が出るという事になる。


同時接続を制限する

SHOUTcast Limiterを導入するといい。

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最終更新:2014年03月17日 06:28
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