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プログラム担当官、坂持金発の机の上には書類が大量にばら撒かれていた。
そのうちの一枚にはこう記されている。



政府内部連絡文書〇〇三八七四六一号(部外秘取扱注意特一級)

総統府官房特殊企画部防衛担当官並専守防衛陸軍幕僚監部戦闘実験担当官発

共和国戦闘実験第六十八番プログラムニ〇××年度特別設定第一号担当官発

十月二十日一八一五時、同日定期点検中デアッタトコロノ共和国政府中央演算処理センターニテ演算機器ニ外部進入ノ形跡ヲ確認。
侵入ハ九月八日未明デアッタモヨウデ、現在ソノ後ノ再侵入ノ形跡等、鋭意調査作業中。

被疑者ノ身元、目的及ビ流出情報ノ大要ニツイテモ現在確認中デアルガ、被疑者ノ侵入方法ハ極メテ高度ノ技術ニヨルモノデアリ
被害全容ノ解明ニハ相当ノ時間ヲ要スル見通シ。

総統府官房特殊企画部防衛担当係並ビニ専守防衛陸軍幕僚監部戦闘実験担当部デハ、別ケテモ「第六十八番プログラム」関連情報ニ
被害ガ及ンデイル可能性モコレヲ排除デキナイトノ報告ヲウケ、同プログラムニ〇××年度特別設定第一号ノ延期ニツキ急遽検討ヲ行ッタ。

シカシナガラ、協議ノ結果、特別設定第一号ハスデニソノ準備ヲ終エテイルコト、マタ、関連情報ノ一般人民間ヘノ流出ノ形跡ガ現在マデ
見ラレナイコトナドヨリ、予定通リ実行スベキト結論。一方、特別設定第ニ号以降ノ実施時期、殊ニ『ガダルカナル』ノ設計変更ニツイテハ
急ギコレヲ研究スル方針デアル。

但シ貴殿特別設定第一号担当官ニアッテハ、実験ノ実行監督ニ当タリ、細心ノ注意ヲ払ワレタシ。

ナオ、同センター侵入事件ニツイテハコレヲ特一級極秘扱トシテ対処シテオリ、ソノ旨留意スルコト。
(以上)



この書類がプログラムを大きく動かすことになるのか、それとも―――。



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