「イースター」 ~Waldorf in Deutschland~
ドイツの朝はとても早いです。
小学校は7時50分に始まります。幼稚園はさらに早く、早い子は7時30分には登園しています。
冬だとこの時間は寒い上に、まだ日の出前で真っ暗です。
でもおかげで、教室には蜜蝋キャンドルがともされ、ほのかに甘い香りがただよっていたり、幼稚園では園舎に入ってすぐのロビーに暖炉があって、先生と子どもたちがおしゃべりしながら薪をくべたりしているのも、なかなかいいものです。
小学校は7時50分に始まります。幼稚園はさらに早く、早い子は7時30分には登園しています。
冬だとこの時間は寒い上に、まだ日の出前で真っ暗です。
でもおかげで、教室には蜜蝋キャンドルがともされ、ほのかに甘い香りがただよっていたり、幼稚園では園舎に入ってすぐのロビーに暖炉があって、先生と子どもたちがおしゃべりしながら薪をくべたりしているのも、なかなかいいものです。
そんなドイツですから、3月の最終日曜日に夏時間に切り替わると急に日の出が早くなって、一気に春が来たような気がします。
そしてなんといっても ”イースター”(イエスキリストの復活を記念する復活祭)
このころになるとスーパーではウサギや卵の形をしたチョコレートがたくさん売られていて、ちょうど「日本のバレンタイン」(笑)のような感じですね。
またお庭の植木にイースターエッグが飾られているのもよく見かけます。
そしてなんといっても ”イースター”(イエスキリストの復活を記念する復活祭)
このころになるとスーパーではウサギや卵の形をしたチョコレートがたくさん売られていて、ちょうど「日本のバレンタイン」(笑)のような感じですね。
またお庭の植木にイースターエッグが飾られているのもよく見かけます。
ある年のイースターサンデーに、長女のクラスメートのおうちに招待していただいたことがあります。
イースターバニーがやってきたようで(^^)お庭のあちこちにカラフルなゆで卵が隠されていて、みんなでバスケットを手にエッグハントを楽しみました。
またどこの家庭でも子ヤギの形のケーキ型をたいてい持っていて、パウンドケーキに白い粉砂糖をかけた「子ヤギ」をいただきました。これは、この時期街のパン屋さんでも必ず並んでいます。
昨年のイースターの頃はドイツのカールスルーエにいたのですが、日曜日の朝玄関のドアを開けるとそこには卵のチョコレートがいーっぱい入ったバスケットが置いてあったんです!下に住んでるおじいちゃんおばあちゃんか、はたまた大家さんか、、、いまだにわかりません。
こんな粋な演出ってとっても素敵でうれしいですよね。もちろん子どもたちは大喜びでした。
イースターバニーがやってきたようで(^^)お庭のあちこちにカラフルなゆで卵が隠されていて、みんなでバスケットを手にエッグハントを楽しみました。
またどこの家庭でも子ヤギの形のケーキ型をたいてい持っていて、パウンドケーキに白い粉砂糖をかけた「子ヤギ」をいただきました。これは、この時期街のパン屋さんでも必ず並んでいます。
昨年のイースターの頃はドイツのカールスルーエにいたのですが、日曜日の朝玄関のドアを開けるとそこには卵のチョコレートがいーっぱい入ったバスケットが置いてあったんです!下に住んでるおじいちゃんおばあちゃんか、はたまた大家さんか、、、いまだにわかりません。
こんな粋な演出ってとっても素敵でうれしいですよね。もちろん子どもたちは大喜びでした。
Waldorf幼稚園では、子どもたちがイースターエッグ作りをします。
本場ウクライナのイースターエッグは、蜜蝋で防染しながらいろんな色の染料につけて染めていきますが、ここは幼稚園なので、割れていない卵の殻に蜜蝋クレパスで模様を描くことが多いです。
みなさんのご想像通り(!)この殻を集めるのが一苦労。
よく教室のドアに「卵のカラ集めにご協力お願いします」と張り紙が出されます。
卵の頭とおしりに針でプツプツプツと刺してできるだけ小さな穴をあけ、そこから懸命に吹いて、吹いて、頭痛がするほど吹いて、中身をだします。
本場ウクライナのイースターエッグは、蜜蝋で防染しながらいろんな色の染料につけて染めていきますが、ここは幼稚園なので、割れていない卵の殻に蜜蝋クレパスで模様を描くことが多いです。
みなさんのご想像通り(!)この殻を集めるのが一苦労。
よく教室のドアに「卵のカラ集めにご協力お願いします」と張り紙が出されます。
卵の頭とおしりに針でプツプツプツと刺してできるだけ小さな穴をあけ、そこから懸命に吹いて、吹いて、頭痛がするほど吹いて、中身をだします。
もう一つ、小さな植木鉢に小麦の種まきもします。
緑の芽がたくさん出揃ったところに、先のイースターエッグを飾るのです。
そしてこれを持ち帰るイースターサンデー直前の金曜日から2週間がドイツの春休みとなります。
緑の芽がたくさん出揃ったところに、先のイースターエッグを飾るのです。
そしてこれを持ち帰るイースターサンデー直前の金曜日から2週間がドイツの春休みとなります。
この翌日、イースターサンデー前日の土曜日は毎年幼稚園でイースターバザーをします。
保護者たちが作ったフラワーチルドレン人形やイースターリース、フェルトのウサギや卵などなど春にふさわしい品々が売られます。 またやはり保護者持ち寄りのケーキ、お料理もたくさん並びます。
先生たちは、この日のために準備した人形劇をしてくれます。
保護者たちが作ったフラワーチルドレン人形やイースターリース、フェルトのウサギや卵などなど春にふさわしい品々が売られます。 またやはり保護者持ち寄りのケーキ、お料理もたくさん並びます。
先生たちは、この日のために準備した人形劇をしてくれます。
今年のイースターは4月16日(日)。我が家の子どもたちは
「日本にもイースターバニーは来るよね?」ってそればっかり言ってますが(笑)。
いい子にしてたら来てくれるかもねぇ!?
「日本にもイースターバニーは来るよね?」ってそればっかり言ってますが(笑)。
いい子にしてたら来てくれるかもねぇ!?
ふじいのりこ
元公立小学校教諭 ’96年よりカナダ、ドイツのシュタイナーコミュニティーで過ごす。
目下5児の母として育児奮闘中!
元公立小学校教諭 ’96年よりカナダ、ドイツのシュタイナーコミュニティーで過ごす。
目下5児の母として育児奮闘中!