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第16独立戦隊

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第16独立戦隊

蒼海の死闘

OPERATION
O-77 青 2-2-0 U
(自動D):敵軍オペレーションが破壊されて廃棄された場合、手札にある、青 の指定国力を持つユニット1枚を、合計国力に-2した上で通常のコストを支払い、自軍配備エリアにロール状態で出す事ができる。


自軍ユニットをブーストするオペレーション。効果の起動条件が一風変わっており、敵軍オペレーションが破壊された際に起動する効果となっている。

ユニットの早出しという点で見れば、抜群に強力な効果を持つ。合計国力が-2されるだけでなく、効果で直接場に出す事から他のユニットのプレイを阻害しない、カウンターされないなどの副次効果がある。その上、ターンを跨げば何度でも使えるというのも嬉しいポイント。他のブーストカードと併用できない、プレイイン能力を活かせないなどの欠点はあるが、大抵の場合でV作戦などよりも強力なブーストカードとして機能するだろう。
また、条件を満たすタイミングによってはコンバット・トリック的な使い方も可能。例えば、出したユニットをアストナージ・メドッソでリロールして即座に出撃させたり、相手が小型ユニットを出撃させたのを見てからサイコミュを持つユニットを出して焼いたりといった動きができる。このため、ブーストが必要なくなる国力帯までGを並べた後でも、ユニットの展開を補助するカードとして仕事ができる。

このように強力な効果を持つカードではあるのだが、効果の起動条件である「敵軍オペレーションが破壊されて廃棄された場合」というのが大きなネックとなっている。単体では何の効果も発揮できないため、オペ割りなどとの併用がほぼ必須となる。つまり、このカードは2枚コンボを成立させてはじめてユニットを2国力ブーストできるカードであり、単体で2国力ブーストできるV作戦などと比べると使いやすさは雲泥の差といわざるを得ない。
それに、首尾良くこのカードとオペ割り、出したいユニットの3枚を揃えられたとしても、相手がオペを使っていなければ何の意味も無い。内部調査一日の長といった軽いオペレーションを相手が使ってくれていれば良いが、そうそう都合よく割れるオペが出てくれるものではないだろう。重いオペや司令部の移送の様な割りたくないオペしか入っていなかったり、ともすれば相手のデッキにオペが1枚も入っていない可能性すらある。
相手のユニットやGにセットするオペをこちらで用意してそれを割るという使い方もできなくはないが、このカード+オペ割り+セットカードの3枚コンボ、出すユニットまで含めれば4枚コンボとなってしまう。ゲームエンド級の効果を期待できるならともかく、大型ユニットの早出し程度で4枚コンボというのは少々割に合わない。

うまく起動できれば強力な効果とはいえ、実戦レベルで活用するのは残念ながら厳しいだろう。
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