『大江戸RPGアヤカシ』は現代ホラーRPG『ナイトメアハンターDEEP』とほぼ同じルールを用いて…江戸時代の日常、転寝師(ナイトメアハンター)とアヤカシ(妖怪)のお話をしよう…というルールブックです。
とても似ている反面、違う部分もあり注意が必要ですがとても面白いRPGです。
今回は「浅草常念寺の和尚」を座元とする転寝師一座が活躍するお話です。
●剣客・風見真九郎(天狗の憑神使い)
異界に連れ去られた妹を探す為に封印されていたナナシと呼ばれる天狗を解放ち、妖憑きとなった剣客。
浅草の片隅で道場を営む。
●歩き巫女・"踊ろの"お月(術師)
妖と因縁のある常陸国の十六夜神社に生まれ、兄は妖憑きの為、早逝した。お月は"祓い"に成功し、故あって江戸に出て歩き巫女として生計を立てている。
●蘭学者の弟子・結城風次郎(雷獣の憑神使い)
常陸国は十六夜神社の息子。代々、妖に因縁のある家系で運良く妖を憑神として受け入れる事が出来たが"穢れ"を背負った為に家を離れた。
現在は実姉・お月の元に身を寄せ、蘭学者見習いとして勉学に勤しんでいる。
「第一夜」につづく。