ノーデンス - クトゥルー神話@Wiki

Nodens
ノーデンズ、ノデンス
偉大なる深淵の主(Lord of the Great Abyss)、大帝

旧神の一柱とされることもあり、人間に対して比較的好意的な存在であり、旧支配者などから人間を助けることもある。

オリオン座のベテルギウスの辺りに住んでいる。

又、幻夢境（ドリームランド）の地下に広がる暗黒世界「偉大なる深淵」を治めている。

姿

白髪と灰色の髭をもつ老人の姿で現れ、貝殻の形をしたチャリオットを操る。

魔導書に於ける記述

ネクロノミコンには、多数居る人類に友好的な神の1柱として此の神だけが名を挙げられている。

信仰

ケルト神話におけるヌアザと同一視され、イングランド西部のセヴァン河の神ともされる。
但しノーデンス自体を信仰する教団は無い様だ。

眷属

夜鬼（夜のゴーント）：召喚し使役する。

解説

アーサー・マッケンの著作にて名前が初出。ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが自作の中で、その性格をはっきりと打ち出した。元ネタはケルト神話のヌアザか、イングランド西部のセヴァン河の神らしい。

登場作品

パンの大神（アーサー・マッケン）
未知なるカダスに夢を求めて（ハワード・フィリップス・ラヴクラフト）
霧の中の不思議の館（ハワード・フィリップス・ラヴクラフト）
破風の窓（ラヴクラフト＆ダーレス）

タグ

旧神