ズガン

①『参加者が殺害描写すらおざなりな非常に短いレス・SS、稚拙な作品で何の脈絡もなく殺害される事。またはそのような行為』 全般
②初登場話で参加者が殺害されること


元ネタとなったSSはかの悪名高き葉鍵ロワイアルII(未完)
一レス作品で殺害方法は一切不明、殺害描写も擬音「ズガンッ!」のみだった事から。
(かろうじて殺害者が拳銃を所持していることから銃声だったのではないかと推察できる)
そこから転じて、「ズガン」と呼ばれるようになった。

当然の如く、ズガンされたキャラは突発死となるので、多くの場合、非難の対象となる。
しかし、参加者数が原作(42人)を大幅に超える傾向のあるパロロワでは、人員整理の必要悪としてごくごく序盤に使われる場合は通ることもある。
ACキャラバトルロワイアル葉鍵ロワイアルの最序盤における、キャラがゴミのように殺されていく展開は、ある意味で何かの参考になるかもしれない。

とは言え、流石に殺害方法一切不明が通った試しは、前述した葉鍵ロワイアルII以外にはあまりなく、昨今ではまず通らない。
しかし単一作品ロワの場合、原作に詳細な設定や描写が存在しないモブキャラに対し、放置のリスクを減少させる予防処置としてのズガン=登場即死亡が行われることもままある。また、そもそもキャラ数無制限のカオスロワも例外で、前述した放置のリスク回避を応用した数十人単位のズガンが当たり前のように起こっており、ズガンなしではカオスロワが成り立たないとされるほど。

①の意味と②の意味が混在していたころは、作者が愛を持って殺していてもズガン扱いを受け、参加者を序盤で減らすことすら困難になるということが起こっていた。



元々①の意味でしか使われていなかったものが、世代が進むにつれて、初登場話で殺されているという意味に変遷した。
こちらの意味ではおざなり・稚拙といった意味はもはや含まれておらず、ズガンという単語が出てきた場合、『初登場話で死んだ』と読み替えてしまって問題ない。
むしろ『狭義の意味でのズガン』とか、『本来の意味でのズガン』と注釈を付けなければ①の意味にならないくらいに変遷が進んでいる。
二つの意味を混在してしまうと話が通じなくなるので注意しよう。




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最終更新:2021年05月08日 15:45