長門【ながと】
必要レベル:77 / DP:23,000 / Cost:2,307,500
Rマウント 324*4(F2R2)
Tマウント 55*4(F2R2)
航空機積載 150(同時発進機数1)
乗員座席数 5+6
DP23,000・構造90・対空203
DPはBB3としては高く、十分な耐久性を持つ。
船体は長241幅48と伊勢・扶桑に比べ若干大きくなるものの、まだBBとしては普通の大きさ。
中央がやや太いものの、艦首・艦尾が細く砲弾や爆撃の回避に少し有利な特徴は受け継いでいる。
機銃は日艦としては十分強い方。
基本10,250・基準39,130・満載43,580・積載33,330
積載は良好。軽量化の余裕が大きい。
満載も各国BB3級と比較すると軽い方になる。
甲板1,864・舷側640・バルジ269・隔壁1,992
積載余裕は大きいが、BB砲を弾くほどの装甲を張るには装備の大幅な削減が必要。
せっかくの攻撃力と機動力が非常に低下するので、装甲化はお勧めしない。
定番どおり舷側2枚と、バルジを好みなだけ張るのが妥当だろう。
水兵の重さにもよるが、バルジを100枚くらい張っても巡航24ノットを出せる。
容積324が、前2後2の合計4基ある。射界は前310後290で、引き撃ちに有利な射界となっている。
前と後の間が少し離れぎみなので、弾を纏めるには前後の砲で発射角を変えるなどの工夫が必要。
そのぶん艦首・艦尾よりになっているので、延長射には向く。
搭載候補
「45口径 41cm 三年式 連装砲」L型(3セット53射)
通称、長門砲。独のシャルン砲(L型)には及ばないものの、BB3までの砲では最長級の射程を持ち、
高い威力と早い連射も相まって攻撃力は非常に高い。BB3として最高級の砲だろう。
(シャルン砲は射程はあるが威力が低い。射程差を埋める事ができれば多少のダメージは覆せる。)
弾数も最低限はあるので安心して戦える。
それでも不安を覚える時はN型(5セット88射)を選択しよう。
射程が多少短くなったとはいえ、まだまだBB3以下の砲とは撃ち合えるので、
敵の懐に入り込んで戦う技術を駆使できるならば、十分実用の価値はある。
弾切れの心配をせず撃ちまくれる利点はそれなりにあるだろう。
「45口径 41cm 九〇式 連装砲」
改長門砲。射程も弾数も長門砲と同じまま、装填時間が短縮される。
代わりに軽榴弾の威力はBB1相手に1発3200程と、3400程を出せた三年式と比べ少し低下する。
又、弾速が遅くなって着弾までに余計な時間がかかるようになった為、
動きの良い高速艦相手には少し当て難くい。
反面、徹甲弾は双方2300程と変わらないので、動きが鈍い装甲艦が相手なら連射の早い九〇式が有利。
又、軽榴弾でもかなりの貫通力を持ち、最大仰角なら英12インチ級の装甲も撃ちぬけるので、
場合によっては榴弾で装甲艦を仕留める事も可能と、装甲艦スレイヤーとして優秀な砲になっている。
容積55と標準的なものが、前2後2と合計4基ある。
射界は片舷175で左右前向きが1基ずつ、後向きが1基ずつ。
死角はなく、左右170ずつに2基指向できるので範囲は非常に広い。
武装搭載容積は0なので、魚雷などの再装填はできない。
火力は
最上(1938型)と変わらず、使い方もほぼ同様だが、
カバーできる範囲が非常に広いので使い勝手は良くなっている。
機関137・OH50%・旋回17
適性機関は戦艦三型重。満載速度は21/33(35)。
排水量に余裕があるので軽量化が可能。主砲・副砲フル装備でも25/40(42)くらいまでは出せる。
OH率も良い為、機関兵の能力があまり高くなくても速度上限を達成するのは楽。
旋回は低いが、速度である程度カバーが効くので機動性は悪くない。
戦艦型精密FCS一型。他の選択肢は無いと思ってよい。
航空機積載150・同時発進航空機数1
1-2次なら5機、3-4次なら3機、SDなら2機の偵察機を搭載可能。
上位偵は少なめになるので、気をつけて運用しよう。
補助6・修理2,811
主砲の性能に加え、高い速力とDPを持つ船体と、対空能力以外のバランスはすこぶる良い。
Tマウント要員を割り切って技術系の補助席に回せる為に、それ程高レベルの修理兵が居なくとも
多少の攻撃ならば機関性能の落ちるライン以上のDPを維持したまま走ることも出来る。
航空攻撃に弱いので、速力を駆使した回避や、優秀な護衛艦のセッティングなどで対処していくことは重要。
航空攻撃を克服できれば、堂々たる活躍が期待できるだろう。
その使用感の良さから、大和までしか実装されてない時代は日最優秀BBと呼ばれ、
常に在庫切れになるほどの人気を誇った。
EBB
榛名に比べ十分優秀でその価値を脅かされる事はないが、被弾面積やTマウントは一歩譲る。
ただEBB2
日向には全ての能力を上回られてしまったため、存在価値を減じてしまった。
余談
史実では、大和型に次ぐ主力艦として温存され、終戦まで生き残った唯一の日本戦艦。
日本軍の無条件降伏後、アメリカ軍に接収され、翌年に米軍の核実験に標的艦として参加。
二度の核爆発を受けながらも浮かび続け、その高い耐久力を示した。
ただ単に爆心地から遠かっただけという人も居るが、
同距離にいた他国戦艦は割とあっさり沈んでいるため、やはり並大抵ではなかったと思われる。
核実験で示された高い耐久力はDP23000という高性能となってNFにも生きている。
同型艦に「陸奥」がある。
(停泊中に3番砲塔が爆発、爆沈。原因は不明であるが、水兵の砲弾による爆身自殺という説がある。)
最終更新:2011年12月06日 11:58