JFK暗殺事件 製作中

バッジマン

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バッジマン(Badge man)

1982年、ダラス市のテキサス教科書倉庫ビルにある暗殺事件の博物館「TheSixthFloorMuseum」の学芸員、ゲーリー・マックは、暗殺の瞬間のグラシノールをポラロイドカメラで撮影したモーマン写真を拡大していくと、バッジを付けたような人影が見える事に最初に気がついた。 この光の濃淡を良く見てみると、胸にバッジがあり、肩に楕円形のパッチを付けた当時のダラス市警の制服を着ている男が、こちらに向かって銃を発射した瞬間のように見えた。

研究家により着色されたバッジマンと、当時のダラス市警の制服

1983年になって、マックはUPIが所有していたモーマン写真の第一世代コピーを元に、マサチューセッツ工科大学(MIT)の協力で、当時としては最新鋭の高解像度スキャナーを使って、このイメージの拡大を試みて、同様のイメージが存在することを確認し、この像の大きさが、おおよそ人間の大きさと同じである事を確認した。 しかし、その後の最新の技術を用いても、これ以上の鮮明化は不可能であった。 

その後、別の調査では、この像の場所にはコーラのビンが置かれていた事が別の写真から判明し、人間のように見えるのはビンに反射した日光であるとの反証がなされた。 さらに、写真の場所から狙撃をすると弾道が、明らかにザプルーダフィルムの弾道とは異なる事も明らかになり、この光の濃淡が実際に人間であったとする説には疑問も多い。

オリバーストーンの映画『JFK』では、このバッジマンをベースとし、警官姿の男がグラシノールからライフルを発射するシーンが挿入されている。 しかし、映画での発射シーンと、モーマン写真のバッジマンの位置は全く異なっている。


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