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アンブレラ・マン

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アンブレラ・マン(The umbrella man)

 デイリープラザで撮影されたアンブレラマン(傘の男)と、その連れと思われる男

ケネディ暗殺事件当日の現場を撮影したフィルムや、写真に登場する、傘を上下に上げ下げする不審な男は、アンブレラマン(傘の男)と呼ばれ、常に議論の対象となってきた。 事件当日のダラスの天候は晴れ、気温は20度であり、傘を差すには不自然な天候である。 彼は大統領車が近づくと傘を素早く上げ下げしている姿がザプルーダフィルム等に写っており、丁度、彼の目前を大統領車が通り過ぎた際に、最初の銃弾が発砲されている事から、多くの研究家から、彼が暗殺グループの一員で、チームの発砲のタイミングを図る目印の役割だったとされた。 彼の姿は、オリバーストーンの映画『JFK』でも描かれている。 また陰謀説の中には、1950年代にCIAにより研究・実用化されていた傘を利用した暗殺武器であるとの説もある。


ルイス・ウイット(Louis Witt)

アンブレラマンは長い間、身許が特定されていなかったが、1978年のケネディ暗殺下院特別調査委員会が開催されると、ルイス・ウィットと名乗る人物が、自分がアンブレラマンであると名乗り出た。 ウィットによると、彼が傘を持ってパレードに向かったのは、単純にケネディ大統領に抗議する意思表示であるとし、彼が暗殺事件で話題になっているとは全く知らなかったと証言した。 彼はその時に使った傘を持参すると、傘の意味は、ケネディ大統領の父親が、ナチスに対して寛容であったイギリスの元首相ネヴィル・チェンバレンの支援者だった事を皮肉る目的で、チェンヴァレンのトレードマークであった、傘を差すことを思いついたと話した。 このアンブレラマンと並んで、疑惑の目が向けられているのが、白い服に、黒っぽい肌をした男性である。 多くの暗殺事件研究家は、この男性が、事件直後にトランシーバー状の装置で、誰かと会話していると指摘している。 ウィットは、この男性の事は覚えているが、何か装置を持っていた記憶は無いと証言している。 暗殺研究家の中には、彼の証言は残された映像や、写真とは整合性が取れない部分もあり、信憑性に乏しいと指摘する者もいる。


 1978年の下院の調査委員会で、当時の傘を持参したウィット 
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