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ハーパーの破片

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ハーパーの骨片(The Harpar Fragment)

ハーパーの破片は、暗殺事件の翌日の1963年11月23日、デイリープラザでビリー・ハーパーにより発見された頭蓋骨の破片である。 ウォーレン報告書に記載が無かった事から、この破片の発見場所、部位について、様々な説が唱えられ、論争となった。

1963年11月23日(暗殺の翌日)午後5時30分、ダラスのテキサス・キリスト教大学の学生、ウィリアム・アレン・ハーパーは、写真を撮影するためにデイリープラザに出かけた。 暗殺現場の近くを歩いていると、骨の破片のような物体を見つけた。 彼は、これを家に持ち帰り、医者で、おじのジャック・C・ハーパーと一緒に、テキサス・メソジスト病院の病理学長のA.B.カーン医師に持ち込んだ。 カーンは、この骨片を頭蓋骨の一部であると断定し、FBIに通報し、11月25日にアンダーソン捜査官に引き渡した。 この時、カーン医師は、この骨を「後頭部の骨片」ではないかと考えた。 

この骨片は、最終的にFBIに引き渡されるまでの間、複数の医師の眼に留ったため、これらの医師を取材したUCLAのデビット・リフトン教授は、その著書「ベスト・エヴィデンス」の中で、この骨は後頭部の骨である可能性が高いと主張した。 仮に後頭部の骨であった場合、ウォーレン報告の内容と真っ向から対立する発見となる。


骨片は、検視が終了した後に届いたため、他の欠損箇所との整合性などの調査は行えなかったが、下院の暗殺調査委員会で、この骨片を精査した結果、頭頂孔が2箇所で見つかり、後頭部ではなく、頭頂部であるとの結論を下した。 ザプルーダフィルムでも、骨片と思われる破片が飛び散る様が撮影されている。



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