風の王国
古代チベット舞台のライトノベル「風の王国」(コバルト文庫)
では文成公主が剣もって大活躍している
わータイトルが短くまとまらない。
「ちべログ」で風来坊さんに「地図ないの?」とコメントもらったので、ここに項目作って上げておきます。チベット文献の基本中の基本・山口瑞鳳「チベット・上下」(東京大学出版会)からの引用です。この基になった地図はきっと中国語文献にあるんだろうなーと思うです。
このテキストは大急ぎで書いてるので後で記述を追加すると思います。
いただいたコメントなど。
- ロンドン大学の資料室に、いい地図あったなぁ、何故か、イギリスって、色々持ってるんですよね、失礼
2005/4/25(月) 午前 3:22 - コメント早っ! aran40007さんありがとうございます。紀元6世紀の時代のものになると、現代的な意味での地図(測量なんかした奴)って当然ないでしょうから、やっぱ文字文献(中国語とかサンスクリット語とか? インド側の歴史文献にチベットはどの時代から残ってるんだっけ)から地名を拾って現実の地形に重ねていく作業しかできないんでしょうねー。
2005/4/25(月) 午前 3:35
- ”本来のプー”って何でしょうか?
2005/4/26(火) 午前 1:28 - これは「チベットの領域=ヤルルン王家(吐蕃王家)の領土 が、カム→ウー・ツァン→西チベットへと広がった」という古代チベットの歴史を暗に語っているもの、と山口瑞鳳先生は推測されています。山口先生はこの史料だけではなく、実に様々な史料を駆使して、その過程を調べていますが、ここでは省略。 つまり、そもそも bod (古音はボド)という地名の発祥の地はカムであって(『北史』白蘭伝では、この地方が「摸徒」と記録されている)、それが吐蕃王国の領土拡大と共にチベット全域を指す地名になった、という説です。
2005/5/9(月) 午後 9:18 [ orubhatra ]
- 山口氏の地図より詳しくはないのですが、「吐蕃王朝時期略図」が『蔵族簡史』にのっています。(http://ichhan.hp.infoseek.co.jp/list/tibetc2.html#zouzoku-kanshi) この本には簡単ながら五代、両宋,元,明,清,民国,現代の各時代のチベット族地図もあり、中国語地名を知るには簡便です。
2005/11/6(日) 午前 9:47 [ ichhan ]
- 「吐蕃王朝時期略図」の地図を忘れました。 http://ichhan.hp.infoseek.co.jp/mark/toban-map.jpg
2005/11/6(日) 午前 9:51 [ ichhan ]
最終更新:2006年04月14日 15:48