分岐制について


葉鍵ロワイアル3にて導入されたリレーシステム。

 このリレー小説の大きな特徴は、書き手は「どの話の続きを書いてもいい」ことです。
 納得できない作品があったらNGを出すのではなく、自分が納得できる展開を書いてください。
 あなたの書いた作品のほうが面白ければあなたの書いた作品の続きを誰かが書いてくれます。
 そうでなければ、放置されっぱなしです。適者生存。
(葉鍵ロワイアル3の「書き手ルール」より)





葉鍵ロワイアル3は基本的にNG無し(書き手による宣言のない限り)。
違う展開の話が投下されれば、その話の採用されるルートは以降は別物扱いとなる。

既存の話の訂正などは、申し出れば応じる書き手も勿論いる。
だが、基本的にテンプレは無いのでこの件で揉めた例もある。

分岐制により様々なパターンを期待するコメントもあったが、
実際は分岐後のルートは放置されるのが現状である。
メインのルートのみリレーされ続け、
分岐前に人気のあったルートは凍結となりまとめサイトでも更新されなくなる。

根強く残る書き手もいるがそれらのルートは独自ルートと呼ばれ、
以降は一人リレーを余儀なくされるパターンが多い。
考察板などでも反応があるのは基本的にメインのルートのみ、
それらのルートはどうしても書き手のエゴで続いてる感が残ってしまうのが難点。
また争い避けるためとやはり「本筋で書いていきたい、リレーして欲しい、分岐をされたくない」と言う書き手が必然と多い故か
余ほど根気のある書き手以外は、独自ルートを形成する事どころか分岐を生む事すら少ない現状となっている。
絶対ではないとはいえ、一部の人気キャラや好きな書き手が多いキャラの殺害や不利になる話を避ける傾向が高い。
(但し、葉鍵ロワイアルⅡで一部の読み手と一部の書き手達(俗に言う信者)のせいで悪名を高めてしまったがため、
人気はあるのだが微妙な立ち位置となった那須宗一等のような例も存在する。
Ⅱの時もそうであったが、これにはメインルートのルール上の能力制限の盲点もあるので半ば仕方がない。
またそれらから目をそらす為に相手を○○厨等と言ってレッテルを貼る人なども存在するがそれはこの項目では省く)

これら分岐→凍結問題についての議論する場もあったが、
書き手側の負担の問題・そもそもの興味の有無などから現状を変えようとする者は特にいない。嘆かわしい限りである。

また分岐制の欠点として、サプライズ的な話が書きにくい、良くも悪くも予定調和で終わりやすいと言う現象もある。
通常のロワでは、色々な方向性の書き手がリレーをしていき、
時に大多数の希望する流れとは別の話(NGに当てはまったり、後味の悪いルールの盲点をついた話は除外)
等を投下したりして住民を驚かせたりするものだが、
分岐制においては、大概速攻で多数派の書き手に総スルー→凍結されるので、やはり幅広く楽しむのは難しいかもしれない。

以上の事で、比較的穏便に行くロワではあるのだが、初代やⅡと比べて住民が身内傾向やなぁなぁ精神で固まっており、絶対数が明らかに少ない等の問題もある。


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システム
最終更新:2011年06月22日 07:36