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カラー画像のグレースケール化

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カラー画像のグレースケール化に関するトピックス


単純平均法

 単純にR,G,Bの値の平均値をグレースケール化後の色に設定する方法です。
最終的な色の値Yは、次の式で求めます。

Y = (R+G+B)/3


中間値法

 この方法は、R,G,Bの3つのうち最小値と最大値を求め、
その2つの平均値をグレースケール化後の色に設定する方法です。
最終的な色の値Yは、次の式で求めます。

min = {R,G,Bのうちの最小値}
max = {R,G,Bのうちの最大値}
Y   = (min + max) / 2


Gチャンネル法

 R,G,BのうちGの心理物理量(?)が7割程度ということから、
グレースケール化後の色もGだけでいいという方法です。
最終的な色の値Yは、次の式で求めます。

Y = G


NTSC係数による加重平均法

 R,G,Bのそれぞれに重み付けをして平均を取る方法です。
重み付けの係数は、テレビ放送で利用されている木戸信号の分離方法と同じもので
最終的な色の値Yは、次の式で求めます。

Y = 0.298912*R + 0.586611*G + 0.114478*B
注:最後に3で割る必要はありません。
::係数自体がすでに3で割られています。

HDTV係数による加重平均と補正法

 加重平均の係数をNTSCではなくHDTV用の規格(ITU-R-BT709)にし、
ガンマ補正を行っています。最終的な色の値Yは、次の式で求めます。
注:「^」は、べき乗です。

X = 2.2
R = (R^X) * 0.222015
G = (G^X) * 0.706655
B = (B^X) * 0.071330
Y = (R+G+B) ^ (1/X)
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