水雷戦術

水雷戦術

水雷戦術の魅力は、小型艦(FF,DD等)でもうまく行けば敵BBやCAを撃沈できる事だろう。

運用する魚雷の種類によって戦術が違ってくる。
魚雷の性能では、日の魚雷が射程、速力、威力共に各国の中で一番だろう。
米英は射程は劣るものの速力と威力は満足すべき物であり、
独の魚雷が速力以外はパッとしない。
ただし独の魚雷は磁気信管なので、
魚雷をかわそうとすると近くで自爆し被害を与えるという特徴を持つ。

魚雷兵も参考にすると良いだろう。

砲も魚雷も戦闘部屋に入室した時、弾・魚雷は未装填の状態にある。
(装填状態が前の部屋から引継ぎされる事は無い。)
ただ、ゲームが開始されるまでの待機時間中に装填をしているので、
開始後すぐに魚雷を撃ちたい場合は、ある程度待機時間のありそうな部屋に入ると良いだろう。
例外はOPコンボイで、これはゲーム中であれば、沈んだ時の装填状態を引き継ぎつつ、
消費した弾・魚雷が補充された状態で復帰する。

FDでの戦術


  • FDへの対処
FDの場合、まず遠距離から投射するとほぼ確実に外れる為
(FDが集団で前線に突っ込んできたら話は別、その場合良く当たる)、
できるだけ近づいて発射しなければ命中は覚束無い。
その際は、高速・広角で撃った方が命中しやすいだろう。

小型艦故に速力や旋回は高く命中は難しいが、
逆に言えば小型艦相手にしていれば自然と水雷の腕も上がってくる。

  • CLAへの対処
CLAはFDより的自体大きく当てやすいのだが、
プレイヤースキルでいえば魚雷の危険性も知っており、
適切な回避方法を知っている場合が多い。
そしてバルジを張っている艦が多い為、
(魚雷の威力にもよるが)1~2発程度はバルジのみで耐える艦が多い。

遠距離から放つと大抵外れるが当たる場合もある。
その際は低速・狭角で発射すると当たりやすい。
問題はCLAの砲撃力である。
確実な命中を期待するなら近距離から発射が望ましいが、
CLAの砲撃はFDより射程が長い為、
長時間砲撃に晒され、尚且つ引き撃ちされた場合など目も当てられない。
味方艦と撃ち合ってる隙に接近するのが望ましい。
(これは大型艦相手にする場合必須と言える)

  • BBへの対処
接近方法はCLA相手と変わらない。
相手の視界と意識の外を付いて奇襲をかけるのみである。
まともに挑んでも勝ち目はまず無い。
ただBBは艦隊の主力である為、強力なCLAが随伴している事も多い。
これら随伴艦の注意も逸れている必要がある。
理想的なのは味方CVによる空襲で敵BBと随伴艦の全てが対空戦闘に入った時。
大艦隊戦Ⅱ等では随伴艦と離れて突出し、味方BBと撃ち合っている時なども狙い目。
巡航速度の1.7倍までしか出ない仕様になった結果、
50ノットを超えるような魚雷並みに速いBBは殆ど居なくなった。
40ノットを超える艦も少なく、そういう艦はバルジが薄い傾向が強い。
060808以前と比べるとやり易くなっていると言える。

運良く接近出来てもBBはもうひとつの壁を持っている。
厚いバルジと高い基本防御力である。
バルジは満載状態だと、6~10万近くのダメージを吸収する。
(艦のバルジ面積により異なる。最大は独H44の396×255=100980)
なおかつ基本防御900の艦等はDPの2倍近いダメージを一度に与えないと撃沈できない。
舷側装甲によるダメージ半減とも合わせると、
バルジ満載で無傷のBBを撃破するには15~20万近いダメージを一度に与える必要が出てくる。
実際は無傷のBBに雷撃できる機会など殆ど無い為、
これより低い火力でも撃沈できる場合が多いが、
最悪これぐらいの火力を用意しておいた方がよい。
米ならMk-15、英ならMk-Ⅷ**、日なら93式M3二型あたりの5連装が4基搭載出来れば上等であろう。
ただ93式M3は必要レベルが高い。ランクを落とした90式5連装なら5基以上欲しいところ。
独は実用魚雷がG7aしか無い。5連装6基ならなんとか火力を満たせる。

  • CVへの対処
CVは相手戦線の後方に位置する事が大半なので、まずは相手戦線を突破する事が大事である。
戦闘序盤の突破は非常に難しいので、まずは戦闘の経過を慎重に見極める事。
敵の布陣を参考に上端、中央、下端。いずれを抜くのか予め決めておき、
後は敵の視界が切れる瞬間を息を潜めて待つ。
機会は来ないかもしれないが、その時はさっぱり諦めて他を狙う。無理な突撃は自殺行為。

無事戦線を突破しても難関はさらに続く。
敵後方に入った事で、FDCL(稀にCABB)が排除しようと群がってくる。
できればこれらにも見つからない事が大事だが、
見つかった場合はしかたないので、これを除いて行かなければならない。
この為、再装填可能なTマウントの魚雷は使えた方が良い。

敵CVに接近できても安心は出来ない。
高連射砲やRマウント魚雷・HH等による応射、雷撃機・爆撃機による空襲等が待っている。
これをくぐり抜けてようやく雷撃ができる。
まれに終盤になると前線に近づいてくる食べやすいCVもいるがあまり期待はしない方が良いだろう。

戦艦ほどでは無いにしろ、
大型のCVは厚いバルジとそこそこの基本防御を持っている事が多い。
なおかつBBよりも高い速度と舵力でとても良く魚雷を避ける。無傷な時も多い。
集中して攻撃しないとバルジが抜けないが、かといって集中させ過ぎると全て避けられる。
低速の見せ魚雷で敵の進路を限定した後に、本命の高速魚雷を打ち込む等の工夫が要る。
場合によってはBB以上に難しい相手である。

CLAでの戦術

CLは船体の大型化と速度の低下等による突進力の減少により、
攻撃的な近接雷撃には向かない。
Tマウントの魚雷搭載量も少ない為、
突撃艦の接近を阻止する等の防御的な使い方が主になる。
例外として日雷装艦ルートやPCAなどTマウントの数が多い艦に発射管を多数載せた重突撃仕様がある。

  • 重突撃仕様
通常仕様に比べ軽量化が出来る為に速度増加が期待できる他、
排水量の余裕から機関兵と組み合わせてOH時間を稼げる。
船体の大型化による被弾率の高さは、基本防御の潜在化である程度緩和もできる為、
FDとは違った突進力を得る事ができる。
ただし、この仕様は高Lvの補助兵の使用が前提。
この場合の運用方はFDと同様である。
稀にCAやBBでこの仕様にする人もいる。
高い耐久力を駆使して強行突入をしてくるので、なかなか厄介な相手ではある。
もちろんこういった艦は普通に砲撃仕様にした方が戦果が稼げるので、あくまでネタである。
しかしCA一隻で重要戦力たる上位BBを食うこともできるためネタとは言え脅威ではある。

  • 日雷装艦ルート(球磨系)
突進力の減少により近接雷撃には向かなくなるものの、
豊富な魚雷搭載量と日特有の長射程魚雷とを組み合わせる事で、
広い範囲に影響を及ぼす散布攻撃が可能となっている。
散布に使用する魚雷は九三式M3一型か九三式M1三型をお勧めする。次点で八式。
九三式M1一型では威力が不足し、九三式M3三型では射程が不足する。
散布する場合の注意点は狭角で投射する事。
広角で投射すればより広い範囲を攻撃できるものの、
敵に到達する頃には魚雷の間隔が開きすぎてしまい、
その間をすり抜けられてしまう事が多い。
すり抜けた間に、さらに魚雷が来るように散布する事で敵の意表を付くやり方もあるが、
こちらはちょっと難易度が高い。

なお、味方が攻勢に出ている時には散布攻撃を行うべきではない。
敵は逃げているので魚雷が届かない事が多いばかりか、
味方艦の進路を妨害して攻撃機会を潰す事になるし、最悪味方艦を沈める事になる。

  • 北上スペシャル
北上は広範囲散布艦としても強力だが、FDのような特攻艦にすることもできる。
まず、北上のTマウントだが、運用要員2名に対して、発射管は下記のように
配置されている。要員を1、2とすると
12121
12121
つまり、要員1名で6基の発射管を操作できるのだ。
魚雷発射管は1基100トン以上あるので、速度が要求される
特攻仕様の場合は発射管を減らす必要がある。特攻仕様の選択肢
としては、片舷3基か両舷6基あるいは片舷3基+もう片舷に
1~3基のいずれかを選択することになる。
九三式M3片舷3基の場合、廃機関兵+幽霊艦長+幽霊魚雷兵
1名で39/66ノット出すことが可能。どうせなら搭載魚雷も
二型にして、短射程ではあるが、速度と威力の両立を図ろう。
予備魚雷も各10本搭載できる。

スピードを生かし、細かく進路を変え、敵弾を交わしつつ肉薄しよう。
「当たらなければ、どうということはない」

九三式M3二型を15本射出するとその攻撃力は19万を超える。
バルジ満載でDP満タンのBB5でも当たり所がよければ一撃で
沈められる。成功率は決して高くは無いが、成功した場合は
アドレナリンが湧き出るのを実感できるだろう。
できれば、この仕様の北上は赤く塗装したいものだ。




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最終更新:2012年10月06日 19:40
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