OプロジェクトⅡ【O-projectⅡ】
必要Lv:80 / DP:25,150 / Cost:785,000(改装費)
前部Rマウント 427*2
後部Rマウント 427*1
Tマウント 88*7
航空機搭載容積 150
乗員 5+7名
- 概要
- Oプロジェクトの改装艦で、ドイツ計画戦艦ルートのBB3。次級はBB H39(Lv89)
- BCクラスを離れ、当ルート初の本格的なBBクラスとなる。
- が、史実では計画にすらこのような艦は存在しないため、SDEの妄想艦である。
- 改装費が高いためNF内でお目にかかる確率は比較的低めだが、
- 別ルート同レベルのビスマルクと比較した場合、船体そのものの性能はこちらの方が優れている。
- 主武装
- 主砲に「52口径38cm SkC/34o L型」(O2砲)15インチ3連装砲を採用。
- ビスマルクと同じ砲を3連装にしたものであるが、パッチにより性能向上が行われた際に、
- ビス砲は射程を、O2砲は連射と重量をより重視して能力向上されたため、その性質は多少違っている。
- これまでのシャルン砲と比べ火力不足を一気に解消し、軽榴弾火力値1329という英国砲にも匹敵する高い攻撃力を持つ。
- 連射速度も比較的速く、加えてドイツにとっては貴重な大口径砲を3基9門を、前2後1基の配置としており、時間当たりの攻撃力は非常に良好。
- また仰角30度という低弾道により命中率、側面HITの確率UPという特性がある。
- しかしこの砲は独BB最大の特徴であった長射程が失われており、今までとは異なり踏み込んで戦う技術が必要となる。
- 弾薬は4セット47射分搭載可能。
- なお、パッチにより重量は1基あたり2000t近い大幅な軽量化が施されている。
- 3連装であるにもかかわらずビス砲と100tしか違わないことや、前級のOプロ砲よりも軽いことからも、非常に軽量であることがわかる。
- 対空砲は「76口径8.8cm SK C/32 A型」通称08砲か、「61口径12.7cm KM40 A型」などが有力。
- 片舷4基8門指向で、引き続き対空能力は高い。
- Oプロジェクトと同じく前後の対空砲配置の距離が広いため、面での対空に優れる。
- 一方で、一点に集結して迫る爆撃機等に対しては、きちんとクロスさせて撃たなければ
- 十分な命中をえられず落としきれないなどの問題が出ることもある。
- T容積増加に伴い、「KM40」でも弾切れすることが少なくなった。
- その他
- 偵察搭載数は3機。並程度なので扱いには注意したい。
- 補助席については1席増えており、BB4並の補助兵を乗せることが可能である。
- 艦の特徴がこれまでと大きく異なり、速力が低下している。多少のバルジを施した上で最大42ノット程度。
- 射程が短くなり火力が増したことで英国BBのような戦い方を要する仕様となっているが、
- 肝心の速力が平凡なため、突入のタイミングはしっかり見極める必要がある。
- さらにOプロジェクトより甲板面積が広くなるので、砲爆撃の回避は若干困難になる。
- 今までの艦とは全く特徴が違う上に、BB3の中でさほど優秀な部類に入るわけではないので、扱い方は難しいと言わざるを得ない。
- 装甲の重量増加に伴い、基本的にOプロジェクトほどの重装甲はできないが、
- 後部Rマウントの砲を外したりシャルン砲を装備するなど、火力を犠牲にすることで多少の重装甲化は可能。
- BB3クラス同士ならば十分やり合えるが、BB5が当たり前のようにいる現状で活躍するには、水兵の質とそれ以上のものを
- 兼ね備えておかなければ難しい。
- 扱い方が分かれば11インチ艦に比べ火力が桁違いなので戦果を出しやすい艦。
- ただし戦闘状況の好き嫌いは激しいため、無理をすると0沈となる。
- 785,000crという安くない改装費、微妙な性能のためなかなかお目にかかれない。
- 略称「O2」。酸素分子を表す化学式から「酸素」と呼ばれる事もある。
- ネタ兵装ではあるが、Rマウント及びTマウントの全てに11in単装砲を搭載できる。
- Tマウント容積の関係で本艦とビスマルクのみで可能。
-
- ルートの分岐上比較されがちな本級とビスマルクであるが、前述の通りDP・補助席・Tマウント・舵力・機銃・OH許容・基本防御など
- 基本的な船体性能はほぼ全てにおいて僅かずつ、O2の方が上回っている。
- 軽量化の余裕もこちらがやや大きく、船体も少し細く被弾面積でも優れる。
- 特にDP25150はBB3において最大を誇っており、英ヴァンガードを超えるなどBB4クラスに迫るまでの値で、
- 補助席の多さと相まって、高い耐久力を見せつける。
- また主砲の性能では、連射・門数において上回る。
- しかしながら砲射程という独BBとして極めて重要な一点において後れを取っており、
- さらにはBB3クラスの中でもやや短い方であるため、肝心の船体性能を見せ付ける機会に乏しいことが欠点となっていて
- 活躍できる場面はビスマルクに劣るというのが本音である。
- 前6後3門の砲配置やインレンジでの力強さを見せる独艦は少ないため、それらに惹かれるなら本級を、
- 従来どおり独らしい射程を生かして安定感のある戦いをしたいならビスマルクを、といった選択になるだろう。
最終更新:2010年12月07日 02:18