史実のケーニヒスベルクについて

史実のケーニヒスベルクについて

同型艦は以下の3隻だが、戦訓などを盛り込み若干変更されている点もある。

  • Königsberg ケーニヒスベルク
  • Köln ケルン
  • Karlsruhe カールスルーエ

第一次大戦後、古い設計で建造されたエムデンに続いてドイツがはじめて建造した近代的軽巡洋艦であり、
同艦の15cm単装砲を艦の前後と舷側に配置した装備とは打って変わり、主砲には15cm3連装砲3基を搭載する。

目に付く面白い点は後部砲塔2基が中心線からずれて装備されている点だろう。
命中率を高めるための措置だそうだが、Königsberg Köln Karlsruhe以外の艦艇ではこのような配置になっておらず、
実効性はなかったか、無視できる範囲だったのではないだろうか。
(史実では二番砲塔が左舷側へ、三番砲塔が右舷側へずれている。ゲーム内では逆になっている)

主機関は蒸気タービンだが、巡航用として低燃費のディーゼル機関も搭載されているという特徴がある。

なお、史実では改良型としてLeipzig ライプツィヒ、Nürnberg ニュルンベルク の各型が1隻ずつ存在するが、残念ながらNF内では現れない。
もっとも、改良型といえど性能の面で目に見えて大きな違いはないので、ゲーム内で別クラスとして出現させる必要性は乏しいといえるか(^^;

Königsberg ケーニヒスベルク

1926年4月12日、ヴィルヘルムスハーフェンの Reichsmarinewerft にて起工。
1940年4月10日、ノルウェーのベルゲン港にて英海軍急降下爆撃機15機の攻撃を受け転覆、着底。直撃弾3。
浮揚されるものの、終戦までUボートの桟橋として利用され、戦後ベルゲンにて解体された。

Karlsruhe カールスルーエ

1926年7月27日、キールの Deutsche Werke にて起工。
1940年4月9日、ノルウェー南端にあるクリスチャンサンの沖で英国潜水艦 Truant の雷撃を受けエンジン、発電機が損傷、
乗組員は水雷艇 Greif へ移乗し、本艦は Greif が2本の魚雷によって処分した。

Köln ケルン

1926年8月7日、ヴィルヘルムスハーフェンの Reichsmarinewerft にて起工。
1945年3月31日、これまでの損傷を修理するためヴィルヘルムスハーフェンに入港するも、英国軍の夜間爆撃で5発の至近弾を受ける。
港内であったため全没に至らず、4月には侵攻してくる連合軍地上部隊へ対して使用可能だった主砲で砲撃を敢行している。
1946年に解体された。

満載排水量	:7700t
全長		:174,0m
水線長		:169,0m
全幅		:15,2m
喫水		:6,28m
乗員		:514-850名
武装		:15cm L/60 C/25		3連装3基9門
		:8,8cm L/45 C/32	2門(1940年より6門)
		:3,7cm L/83 C/30	0門(1934年より8門)
		:2cm L/65 C/30		8門(1945年より18門)
		:53,3cm魚雷発射管	3連装4基(1934年まで50cm魚雷)
		:機雷(形式不明)		120個
搭載航空機	:Heinkel He 60		2機(1935年より)
装甲		:水平	40mm
		:垂直	50-70mm
		:司令塔	100mm
		:砲塔	20mm
機関		:3軸
		:Geared Turbines	2基
		:MAN 10-cyl. diesel	4基
その他性能	:機関出力(軸馬力)	68200shp
		:最大速度		32,5knot(およそ60km/h)
		:航続距離		17knotにて7300mile(およそ31,5km/hにて11750km)

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最終更新:2007年11月30日 02:10
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