史実のSP改について
Spähkreuzer39及び40がこのSP改のモデルであると考えられ、
これらはSpähkreuzer38を設計した後、開戦によって得られた海軍行動の戦訓を取り入れ、
修正が加えられた設計である。
修正は主に航続距離、装甲増加、水上機偵察機(Arado Ar 196 1機)の搭載であったと言われる。
全長、全幅も一回り大きくなり対空砲も増設したため、排水量は1800トン近く増えたが、
機関出力の増加によって最大速力は若干伸びている。
Spähkreuzer1 1941年2月にキール軍港、Germania造船所に発注され、起工するも空襲で損傷、1942年4月、建造中止。
Spähkreuzer2 1941年2月にキール軍港、Germania造船所に発注されるも起工せず。
Spähkreuzer3 1941年2月にキール軍港、Germania造船所に発注されるも起工せず。
Spähkreuzer4 1941年12月、エンジンだけが発注される。
Spähkreuzer5 1941年12月、エンジンだけが発注される。
Spähkreuzer6 1941年12月、エンジンだけが発注される。
満載排水量 :7500t
全長 :162,0m
全幅 :16,0m
喫水 :4,90m
武装 :15cm L/48 C/36 連装3基6門
:8,8cm L/76 C/32 連装2基4門
:3,7cm L/83 C/30 8門
:2cm L/65 C/30 8門
:53,3cm魚雷発射管 5連装2基
艦載機 :Arado Ar 196 1機
装甲 :水平 20-25mm
:垂直 20-25mm
機関 :3軸
:unknown Turbines 2基
:MAN 6-cyl. diesel 4基
その他性能 :機関出力(軸馬力) 110 000shp
:最大速度 36,2knot(およそ67km/h)
:航続距離 17knotにて12000mile(およそ31,5km/hにて19310km)
最終更新:2006年06月10日 06:06