史実のZ99について
Z99と名付けられた実艦は存在しないが、似た設計のZerstörer 1945がモデルであろうと考えられる。
ナチスドイツが最後に設計した駆逐艦である。
残念なことに戦局悪化の著しいナチスドイツはZerstörer 1945を設計したものの、
実際の建造は一切行われなかった。
航空攻撃の脅威度が飛躍的に増大したため、
対空射撃に用いることが可能な主砲門数が増えているのが特徴である。
また従来の設計と異なり、燃費の良いディーゼルエンジンではなく、
高圧高出力のタービンエンジンを採用しており、速力は40ノットに迫る勢いである。
(もちろん、設計のみであることを忘れてはならない)
満載排水量 :3700t
全長 :125,5m
水線長 :120,0m
全幅 :12,0m
喫水 :3,88m
武装 :12,7cm L/45 C/41 連装4基8門
:5,5cm L/76,5 4門
:3cm L/66,6 M-44 12門
:53,3cm魚雷発射管 4連装2基
:機雷(形式不明) 100個
:爆雷投射機 基数不明
機関 :2軸
:Wagner turbines (デシマグ社製) 2基
その他性能 :機関出力(軸馬力) 80000shp
:最大速度 39,8knot(およそ73,7km/h)
:航続距離 19knotにて3600mile(およそ35km/hにて5800km)
最終更新:2006年06月10日 06:02