対空戦術
対空攻撃には「黄金角」というのがあり、
それぞれの砲に最適な角度がある。
詳しくは「
対空を極める」を参照してほしいのだが、
それさえ見れば、「あ~、なるほど」と分かるだろう。
まぁ、そんなに難しくないのが対空砲撃だ。
最も効率良く飛行機を落とそうと思うなら、
前線にいるBBの後ろにはりつくと良いだろう。
又、偵察機のみを落とそうと思うなら、
機関兵を沢山乗せ高速移動しながら撃墜するというのも、
高レベル者にしかできないが、なかなか楽しい戦術でもある。
常に敵機の進行方向よりちょっと前、ちょっと前を狙えば、パチパチ当たる。
ただし最近の航空機は大抵高度変更をしているので、
Crをたくさん稼ごうと思うとそこそこの練習が必要。
なお、CVから見れば対空艦は重要目標を攻撃する際、邪魔な存在である。
場合によってはBBなどよりも先に攻撃される可能性もある。
航空攻撃の回避については、
航空攻撃回避方法を参照すると良いだろう。
射撃の基本は対空にしろ対艦にしろ「狙う」事にある。
連射の早い砲ですさまじい連射をしてるのに、弾がぜんぜん当たりもしない。
なんて光景を良く目にしないだろうか?
これは連射にかまけて闇雲に撃つばかりで、全然狙えていないからである。
逆に狙いと軌道予測さえしっかりしていれば、連射の遅い英対空砲だろうと十分な対空は可能で、
いかに狙う事が大事かを物語っている。
そこで対空はまず狙撃に慣れる事から始めるべきだと考える。
射程が長い方が有利だからと長射程の砲を使う人がいるが、長射程の砲は散弾しやすい。
散弾する事で偶然当たる事ももちろんあるが、まずは撃つタイミングを身につけるのが大事なのに、
偶然に頼っていては「狙撃」にはマイナスになってしまう。
最大射程においてもあまり散弾しない砲をまずは使うべき。
低Lvにおいては、黄金角が36~39度くらいのものが適当な砲だろう。
各国共にこの手の実用砲は多く、これで対空を覚えればわりと応用が利くようになる。
届かないところに撃っても当たる訳がない。
自分の弾がどこまで届くのかしっかり把握する事。
砲にもよるが、水面に撃って弾痕が付くギリギリの距離が、その砲の有効射程の近くになる。
目印として撃っておくと射程を把握しやすいし、最低高度を飛ぶ敵機を狙う時にも重宝する。
敵機の居ないところを撃っても当たる訳がない。
敵機の移動方向に合わせて予測射撃をし、敵機の影と弾の影が重なるタイミングを覚えよう。
旋回・直進・蛇行と航空機の機動や速度によって変わってくるが、数をこなして体で覚えるしかない。
タイミングが合うようになっても、敵機の高度と仰角が合ってなければ弾は当たらない。
敵機の高度とそれに対する仰角も覚えよう。最大高度に対する仰角、いわゆる「黄金角」は基本中の基本。
良く狙えば自分の弾が高いのか低いのかも分かるようになるので、仰角修正の指針にしやすい。
良く順次射撃にして連射を補ってる者がいるが、弾の投射面が狭くなるうえ当てるタイミングが把握し難い。
特に低Lvでは散弾して狙った所に弾が飛び難いので、
同時に飛ぶ弾数を多くする事で狙った所に飛ぶ弾を増やした方が良いだろう。
順次は十二分な集弾を得て、かつ投射面が狭くても当てられるようになってから、
常に進路高度を変えて軌道予測を裏切り、変態回避を行なう航空機相手に行なうべきである。
こういった敵を相手にする時こそ、真に連射の早さが効力を発揮する時である。
最終更新:2010年08月04日 19:44