中型艦

中型艦

CL、CAなどの中型艦は小型艦から見ると脅威となる性能を持っているし、隙あらば大型艦に対し相当量のダメージを与えることが出来るクラスである。

ではCLAは何をすればよいのか

1.敵艦船の浸透阻止・前線の構築
 中型艦には大型艦を単艦で撃破する能力はまず無いが、同クラスの艦及び小型艦には相応の牽制力を持っている。
速力も速く、射程もあるのですぐさま展開し、自陣後方へ突破を試みる小型艦の確実な排除と前線でのそれらに対する牽制或いは排除する事が求められる。
 また魚雷艦は、敵艦船が構築した前線の防衛ラインを崩すため、長距離魚雷の連続発射により敵艦船の回避行動による敵前線の混乱・中型艦以下への打撃が求められる。
 そして重要なのが味方大型艦とリンクした前線の上げ下げである、これは自分の肌で感じ、慣れ、そして習得しろ としか言い様が無いほど説明は難しいが、敵艦船全体の数と位置と動き、そして味方艦船の位置と動きを的確に把握し、出る時は出る、チャンスがあれば出る、引くときは引く。ただ闇雲に出たり引いたりするのではなく、確実に相手に牽制力となるよう射撃、操艦をしなければならない。ここでよく勘違いするのが、味方BBが大ダメージを受け、回復の為に後方に下がる時は中型艦(特にCA群)はBBと一緒に前線を下げるのではなく、むしろ前に出なければならないのである。
前線を下げるという事は、そのぶん敵が前線を押し上げ、回復のために後方に退避したはずのBBが退避した状態ではなくなってしまい、敵射程に収められるとチームとしてほぼ敗走確定なのである。
 このような状態を回避するためにも、中型艦はほんの1分程度、味方BB抜きで必死に前線を維持しなければならないのである。

2、防空
味方BBなどの近くに展開し、敵攻撃機を撃墜し味方艦を直接防衛するほか、戦線やや前方に進出し敵偵察機を撃墜、敵の視界を奪い攻撃不能にせしめることも重要である。
いかなるBB、CVといえども敵の所在が判らなければその強大な打撃力も宝の持ち腐れとなってしまうのである。

3、偵察機運用
中型艦以降の一部を除く艦は偵察機を運用することが出来る。
これが無ければチームの勝利への道は確実に遠いものとなってしまう程重要なアイテムである、ではどのように偵察機を運用すればよいか
敵戦闘機・対空砲に対し非常にもろく、偵察機の出し方によっては開始1分程度で手持ちの偵察機が全滅するケースも少なくは無い。しかし、通常高度より少し下げ、対空砲の黄金角度と呼ばれる高度から外してやり、なるべく滞空時間を延ばす事が重要である。
そして敵艦船の前線ライン全体を各偵察機が照らすことにより、味方艦の動きが活発になる。
また、敵大型艦BBCVを絶えず照らすことが出来れば尚良く、それにより味方BBの最大射程での有効な攻撃が期待できる。ちなみに、BBの最大射程は艦の有視界範囲から更にそれの2/3~2倍程度は奥まで射程に収めている、この事からも偵察機の重要性がうかがい知れるだろう。
具体的方法については偵察機の戦術を参考にすると良い。

4、敵主力艦への止め
意外に認識されていないが、重要な役目である。 DP満タンで煙を吐いていない敵BBにCAで対決を望むのは無謀というほかない。
しかしながらBB同士の交戦、或いは爆雷でDPが減少しているBBなどに対してなんとしても沈めておきたいが、さりとてこちらのBBが止めに行くのはリスクが高い、といった局面に登場するのがCAである。
 BBに比べて高速かつ小型なCAを担当するときは、BBが交戦に入ったらその成り行きを見逃さず上記のような局面に遭遇した場合、止めを狙うべく別方面から進入、目的を果たすべき任務もあることを肝に命じて欲しい。
 逆にいえば、CA時代にこの役割を熟知し遂行できる眼力を養えなければ「松」と呼ばれるBB乗りになることは到底適わないだろう。

中型艦は、BBCVとの連携により戦局を大きく左右させる、とてもやり甲斐のあるクラスなのである

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年12月07日 18:32
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。