Malt?
キルホーマン
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malt
キルホーマン Kilchoman
最終更新2007-03-26
大いなる田舎、大いなる自然、元気な弟分 |
Kilchoman概説
- 2005年に初蒸留なので、まだ市場には出回っていない。
- 2006年冬に火事で一部が消失したらしいんだけど、何とかなってるみたい。
- 併設のカフェはケーキが美味しいと評判。
- 目指しているのは「ピーティ」なモルト。
- 非常に小さな蒸留所。パッと見は畑(自前の麦畑!だったかな?)の中の農家。
アイラ島は全部が田舎とは云え、南にはポートエレンという港があって、(田舎にしては大型の)フェリーだって来る。北へ上るとだだっ広くて使い道のない湿原の中に空港とレンタカー屋を経て、島の首都とも云えるボウモアに着く。何と言ってもボウモアには協会がある。銀行だってある。そこから東へ行けばバードウォッチングにもいけるし、大きな牧場を幾つか通り抜けるとまた港があってジュラ島へ渡れる。フェリーも来る。他に何にもない所だけど便利はいい。それに比べて、ボウモアから西は本当に田舎だ。彼の地の地勢を説明するのに、岩場と言えば好いのか草地というのか、あるいは荒れ地なのか荒れてないのか、私は言葉を持たない。ただただ海岸線が続く。
海沿いのブルイックラディ蒸留所が島全体の希望と共に歓待されてスタートしたのに比べて、小さな小さなキルホーマンは少し内陸に入ったところでひっそりとスタートした。ブルイックラディが兄貴分って感じになっている。
キルホーマンから戻る途中、2×4工法の家が数件建築中で見学させてもらったんだけど、あれは別荘かな。風は穏やかだし、いいとこだよな。夏場はちょっとくらいは泳げるらしい。