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戊辰戦争

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戊辰戦争


明治維新、開国の本当の姿



勝ち組が消した開国の真実

―新撰組の誠と会津武士道の光跡─
鈴木 荘一

勝てば官軍、負ければ賊軍、命惜しむな國のため


出版社/著者からの内容紹介
ペリー来航から会津落城に至る幕末維新史の全貌を、新しい切り口で検証したノンフィクション。  日米和親条約、日米通商条約を締結して親米路線をとった徳川幕府に対し、当時アメリカと鋭く対立していた覇権国家イギリスが、薩長を支援して倒幕し親英政権を樹立する構図。
この間の国際政治・軍事、徳川幕閣の労苦、心ある人々のノブリス・オブリュージュを描いている。
さらにアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、オランダなど欧米諸国の動きを描写し、世界史的観点から幕末維新史を見直している。

まだ半分くらいしか読んでませんが、幕末の敵味方入り乱れての複雑な内戦と、長年の鎖国にも関わらずしたたかな外交を繰り広げた幕府の動きが鮮明に蘇ります。我々が学校で習った明治維新というのは実に「官製」の歴史だったわけですね。お勧め。


DATA

版型
単行本186 x 132 x 24 389ページ
出版
かんき出版 (2004/06)




会津落城

―戊辰戦争最大の悲劇─
星 亮一

内容(「BOOK」データベースより)
慶応四年春、幕府軍は鳥羽伏見の戦いで敗れて瓦解した。江戸城無血開城を経て戦場は東北に移る。長岡での激戦、白河の攻防、日光口での戦い…。会津藩をはじめ奥羽越列藩同盟軍は各地で戦いつづけるが、薩長軍はついに国境を破り会津若松に突入、一カ月に及ぶ篭城戦がはじまる。なぜこれほどまで戦わねばならなかったのか。会津藩の危機管理、軍事・外交、人材育成を検証しつつ、戊辰戦争最大の悲劇を浮き彫りにする。

DATA

出版社
中公新書 (2003/12)


戊辰怨念の深層

―萩と会津、誇り高く握手を─
畑 敬之助
内容(「MARC」データベースより)
会津が長州を憎むのはなぜか。会津人の歴史観は正しいのか。建設的な明るい未来のために、「怨念」を史料から検証する。会津が長州に持つ怨念のかたち三態、会津は京都で長州に何をしたか、知識は感情を克服できるかなど。
2007.3.29

今でも残る「官軍」と「賊軍」の溝

「この前の戦争」と言えば、日本では何処でも「太平洋戦争(第二次世界大戦、大東亜戦争とも言う)」の事を指すと思っていたのですが、wikipedia「会津戦争」によればなんと、会津若松で「前の戦争」と云えば戊辰戦争の事を指すそうなんです。だから会津の人は今でも長州を憎んでいるといいます。一部引用すると、

1986年には、長州藩の城下町である萩市が、会津若松市に対して、「もう120年も経ったので・・・」と、会津戦争の和解と友好都市締結を申し入れたが、会津若松市側は「”まだ”120年しか経っていない」とこれを拒絶した。
こんな感じみたいなんです。知らんかった。

DATA

出版
歴史春秋出版 (2002/02)



女たちの会津戦争

星 亮一
2007.3.29

内容(「BOOK」データベースより)
藩主松平容保が京都守護職を務めたために戊辰戦争で朝敵とされ、薩長官軍の理不尽な攻撃に最後まで抗ったのが会津藩だった。尚武の気風で知られた会津藩では家中の女性も戦闘に参加、自刃、篭城、逃避行などさまざまな形で戦禍の悲惨を味わった。この凄絶な戦いと敗戦後の下北移住の中で、女たちはどのように生き、そして死んでいったのか。その凄絶な戦場体験から、明治になって活躍する姿まで、会津の女たちの強さを明らかにする。

DATA

出版社
平凡社新書 (2006/7/11)




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