体内の血液を凝固させ、操ることが可能な汚染系の固有能力を持つ超人。
さらに、アウロラを扱い自身のスペックを上書きできる『Rewriter』でもある。
ガイア主義者たちの隠れ蓑である、世界規模の環境保護団体『マグナ・マーテル』の会員であり
本人らも重度のガイア主義をもつ両親の元、鬱屈とした幼年期を過ごす。
上書き能力によって満足な青春も送れず、「UMA退治」と自称してはぐれ魔物狩りで憂さ晴らしに明け暮れるが
江坂ら『バイアーン帯剣緑地騎士団』に危機を救ってもらったのを契機に、ガーディアンに参加することを決意する。
『庭の文明』におけるシミュレーションでは、その後、基礎訓練を終えて風祭へ帰還した際の初陣で
朱音を助けようと大怪我を負い、篝(月)の力を借りた小鳥によって、一部を魔物化されながらも治療される。
本編における瑚太朗の人格は、この際に小鳥の願望が何らかの形で作用し、性格に影響が出たためのものと思われる。
Terra編においては、篝(月)の導き出した正解プログラムによって窮地を回避。
篝(地球)に協力して星を救うことを誓う。
星の枯渇が迫る中、「未来を切り開く、力と意志」こそが真に必要なものだと気付くと
ガイアとガーディアン、両組織の命を使った技術を纏め、世界に公開するように仲間に指示。
自身は篝(地球)を討ち、再進化を停止させると、アウロラを使い切って樹木と化す。
そして時が経ち、5人の少女達に呼び出され、船人(ふなびと)へと生まれ変わった天王寺瑚太朗(ポチ)は人類を密かに導く────