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独りで出来ることの限界を超えるために
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hibiki
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独りで出来ることの限界を超えるために
2006年3月10日
2006年3月10日
1. 「コラボレーション」「インスタレーション」はなぜつまらないか?
2. セッションと即興演奏、アドリブ
3. 「オリジナリティ」という病気(あるいは煩悩)
4. ハウスミュージックとオープンソース~神に仕えるために~
5. 伝統の重みってどれくらい?
2. セッションと即興演奏、アドリブ
3. 「オリジナリティ」という病気(あるいは煩悩)
4. ハウスミュージックとオープンソース~神に仕えるために~
5. 伝統の重みってどれくらい?
以下、下調べ段階です。
インスタレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2001年ヴェネツィア・ビエンナーレでのインスタレーションの一例
インスタレーション(Installation art)とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外など、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。空間全体が作品であるため、われわれ鑑賞者は一点一点の作品を「鑑賞」するというより、作品に全身を囲まれて空間全体を「体験」することになる。鑑賞者がその空間を体験(見たり、聞いたり、感じたり、考えたり)する方法をどのように変化させるかを要点とする芸術手法である。最初はおもに彫刻などの展示に対する試行錯誤から誕生したが、次第に彫刻などの枠組みから離れ、独自の傾向を見せるようになったため独立した表現手法として扱われるようになった。
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1 インスタレーションの意味
2 特徴
3 歴史
2 特徴
3 歴史
インスタレーションの意味
インスタレーションとは、元の意味は「設置」「展示」「インストールする」という意味であり、古くから美術館の壁面などへの作品展示も「Installation」と呼ばれていたが、それが壁いっぱいに、あるいは床いっぱいに絵画や彫刻を飾り付けていた時代はInstallation(展示)の方法はあまり問われなかった。
やがて展示方法の工夫を通して鑑賞者への見せ方を意識するようになった頃から、どのようにInstallation(展示)を行うかが重要な問題となり、やがて展示方法によって空間自体を作品化することが美術の一ジャンルとなるに至って、彫刻や絵画などのジャンルから独立した。中国や韓国では「装置芸術」「設置芸術」などと呼ばれることもあるが、日本ではインスタレーションという外来語のまま定着している。
インスタレーションを制作するに当たり、映像、彫刻、絵画、日常の既製品や廃物、音響、パフォーマンス、コンピュータなど、どのようなメディアを使用するにせよ、また美術館や画廊などのギャラリースペース、住宅など私的空間、広場・ビルディングなどの公的空間、人のいない自然の中などどのような場所を用いるにせよ、同じくインスタレーションと呼ばれる。
特徴
- インスタレーションは基本的には一時的(テンポラリー)なものであり、展覧会期が終われば撤去されてしまい人々の記憶の中にしか残らない。(写真だけが、後から追体験する方法であるが、写真を見るだけではその作品を体験したとはいえない。ただしその写真自体がインスタレーション作品とは異なった魅力を発揮する作品になることもある。)
- また、インスタレーションは設置場所に固有(サイト・スペシフィック)のものである。近代以降は、芸術作品は、教会や建築物から独立して、額に入った絵画や台座に乗った彫刻など、どこにでも持っていけるスタイルになり、世界中のどこに置いても同じように成立すると考えられるようになったが、近代への反省が深まるにつれ、「芸術作品が設置される場所と無縁になったのは良くなかったのではないか」との反省から、インスタレーション作品は、設置場所の形状や周囲の壁面・建築・地形との関係、その場所にかかわる歴史や記憶などと密接に結びつくようになった。それゆえ、他の場所への移転や再現は、作品として成立しなくなるため困難である。
一時的でしかも場所固有なので、そこに恒久設置された作品ではない限り会期後は消えうせることになる。また、売買は基本的に困難である(売買にあたっては恒久設置の方法をとるか、または詳細な設計図とともにパーツすべてが手渡され再設置に当たっては作家が監修してその場所に合わせて展示方法を変えることが多い。)
歴史
もともと西洋の現代美術の一ジャンルで、1970年代以降に盛んになったものである。しかし、西洋以外でのもっとも早い時期のインスタレーション・アートの例として、日本の「具体美術協会」の、1954年ごろの初期の野外における美術展や舞台に於けるパフォーマンス(アメリカにおける1960年代のインスタレーションやハプニングの創始者であるアラン・カプローらにも影響を与えた)などがある。
さらに古い起源をたどれば、伝統的な彫刻などの系譜よりも、マルセル・デュシャンが行ったレディメイド(既製品をそのまま作品とする)やクルト・シュヴィッタースのメルツ芸術(廃物などを集めて再構成して作品を作る彼流のダダイスム。代表的なものに、自分の住宅内に作った巨大構造物メルツバウ(メルツ建築)など)にたどり着く。
ほかにも1960年代のコンセプチュアル・アートなどに起源をもつ、形態に焦点を置く伝統的な彫刻概念から離れた立体作品群が、現在のインスタレーション・アートに強い影響を与えている。