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カウンタードーベン

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カウンタードーベン

概要

後の系重デッキのお手本となった、混色の重速コントロールデッキ。

基本的な動きは、カウンターで場のコントロールを保ちながら各種ドローカードでカード・アドバンテージを稼ぎ、国力が溜まったらユニットを展開して反撃開始、大型フィニッシャーによるビートダウンで速やかにゲームを終了する、というもの。
当時はまだコスモ・バビロンなど大回復カードが存在せず、捨て山というリソースを最大限に活用するために茶との混色構築が主流だった。

フィニッシャードーベン・ウルフ(ラカン・ダカラン専用)である理由は、当時のトップメタデッキである赤茶サイコミュに対抗するため、サイコミュで撃ち落とされない大型ユニットである必要があった事。

なお、カウンタージ・オで言う所の核の衝撃の代わりとして、アクシズからの使者撤退命令など、採用されているボードコントロールカードは当然ながらいものとなっている。
単体でのボードコントロール能力は敵わないし、カード・アドバンテージも稼げない効果であるが、軽くて小回りが利く点で優れている。これにより序盤~中盤のダメージコントロールや終盤のブロッカー除去といった行動が容易となり、その反面ゲーム展開の綿密な計算がより重要な、プレイングの難しいデッキとなっている。
また撤退命令は一時的ながらもサイコミュ対策として機能する。サンプルデッキにはサイドボードに3枚目が準備されているものもあり、それだけ赤茶サイコミュを警戒した構成となっている。

当時よく言われた言葉で、このデッキの動きを端的かつ的確に示したものがある。
「ドーベン2枚ならべて、アク使者で3回通せば勝てる」
回復カードの存在しない当時の環境では、計30点のダメージがそのまま致死量だった。

その後、このコンセプトはカウンタージ・オに吸収されてそぼろジ・オとなったり、時代を超えてカウンターサザビーの赤単バージョンやカウンターΞといったデッキに受け継がれている。

サンプルデッキ



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