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アナベル・ガトー

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アナベル・ガトー

宇宙の記憶

CHARACTER(UNIT)
CH-20 緑 3-5-0 R
(ダメージ判定ステップ):《R》このカードと交戦中の、キャラクターのセットされていない敵軍ユニット1枚を破壊する。この効果は、ダメージ判定ステップの規定の効果前にしか解決できない。
M Ad [2][2][2]

命が砕ける音内蔵キャラクター。
ロールのみで交戦中のユニットを破壊できるのは一見、驚異的である。

とはいえ、このガトーが乗っているユニットならば、キャラクターの乗っていないユニット相手に普通に交戦しても、サイズ差的にまず遅れは取らないだろう。
ガンダム(ハイパー・ハンマー装備)の様なカードが相手ならば、どちらにしてもロールコストは支払えない。

また、このカードが入りそうな緑中速にしても、このデッキは大打点を火力などで通していく、というのが基本的なコンセプトである。
ガトーが乗っているユニットの攻撃ならば、なおさら本国へダメージを通したいし、キャラクターの乗っていないブロッカーならば、それこそ火力除去してしまえばいい。

他のガトーが強い、という事もある。
今後も、トーナメントシーンでこのカードを見かける事は無いだろう。

  • 戦闘修正が[2][2][2]でNTを持たないキャラクターというのは、宇宙世紀作品に登場するキャラクターの中ではかなり稀。アナベル・ガトー以外には、ヤザン・ゲーブル影のカリストが該当する。

月下の戦塵 / エクステンションブースター

CHARACTER(UNIT)
CH-70 緑 2-5-1 R
プリベント(5)
(自動B):このカードは、戦闘フェイズの間、「クイック」を得る。
(自動B):このカードは、「名称:ガンダム」である敵軍ユニットにセットできる。その場合、このカードがセットされたユニットは、ターン終了時に、自軍配備エリアにリロール状態で移る。
M Ad [2][2][2]

に多い、露骨なガンダム対策カード。
限定的にだがクイックタイミングで、しかも転向の様な維持コストもなく、「名称:ガンダム」であるユニット1枚を奪うことができる。

相手の帰還ステップに奪えば次のターンに即攻撃することができ、そのまま戦いの駆け引きにつなげてゲームセット、ということもままある。
強力なガンダムの多い、またカウンターΞクロスボーン・ガンダムデッキなどに対しては、盤面をひっくり返すほどの力を持っている。

また、奪ったユニットを取り返されにくいというのも特徴である。
転向ジ・オ15th》とは違ってユニットを返却するテキストを持っていないため、ガトー自身が除去されたとしてもユニットは奪ったまま。
ただし、身勝手な懇願などで取り返された場合にガトーの戦闘修正もろとも、という危険性はあるが。

また、相手がガンダムを利用しないデッキでも、プリベントも備えており、クイックによる奇襲性と高い戦闘修正によって最低限の活躍が出来る点も評価できる。

  • GFでは無いため、MFユニットを奪う事はできない。
  • 付けヒゲとはコンボになる。その後付けヒゲ除去されたとしても、ユニットは奪ったまま。
  • 出撃した後のPS装甲(X)ユニットにセットした場合、必ず奪う効果が先になる。その後PS装甲(X)のチェックが入るため、ガトー側のプレイヤーが白(とも限らないが)国力X点を発生していなければ、PS装甲(X)ユニットは(ガトーごと)手札に戻る。この場合はユニットを奪う事はできないが、実質的に手札の減らないバウンス効果になる。

禁忌の胎動

CHARACTER(UNIT)
CH-143 緑 3-5-0 R
プリベント(5)
(自動A):このカードが属するセットグループは、緑以外の指定国力を持つ、コマンド以外の敵軍カードの効果の対象にならない。
(自軍帰還ステップ):《(2)》このカードの部隊の全てのユニットを廃棄する。その場合、廃棄したユニット1枚につき、敵軍本国に2ダメージを与える。
M Ad [2][2][2]

回避能力シュート能力を持つキャラクター。

テキストはややこしいが言い換えると、の(デュアルカードを除いた)全てのカードと、各色のコマンドの対象にはなる。それ以外の効果の対象にはならない。
具体的には、リック・ディアス(アムロ・レイ機)DB6》やカミーユ・ビダン14th》、転向などといったカードを回避できる事になる。

禁忌の胎動」当時の環境では、カミーユ・ビダンBB1》に代表されるこの手のキャラクターは核の衝撃エスコート破滅の終幕といった致命的なコマンドに対する切り札という位置付けだった。肝心のコマンドが効いてしまうという事と、同名カードであるアナベル・ガトー《8th》が強力な事も手伝って、収録当時は見向きもされなかった。

しかし、「覇王の紋章」や「爆炎の決闘場」の発売以降、強力なコマンドよりもユニットの交戦が攻防の鍵を握る環境となった。
同時期に緑中速というデッキタイプが明確にトップメタに食い込む事となり、事情聴取シーマ・ガラハウ16th》など他のカードでもある程度コマンドに対処できる事もあって、ある程度の注目を集めた。
特にユニットによるボードコントロールを勝ち筋の一つとする赤茶クロスボーン青中速などに対しては、ガンダム対策カードであるアナベル・ガトー《8th》同様に、十分なエンドカードになり得るだろう。

2つ目のシュート能力はほとんどオマケだと言える。まぁ持っていても邪魔になるわけでも無し、これが最後の一押しを手伝ってくれる事もあるだろう。
自前でユニットコインを2つ場に出し、尚且つ後衛に配置される事の多いゲルググ高機動型(黒い三連星機)との相性は良好。
ギレン・ザビEB1》とはシナジーがあり、ユニット化した緑基本Gをズラリと引き連れれば10~20点くらいは十分見込める。原作ファン的にも嬉しい組み合わせだ。


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