カウンターΞ
概要
高い戦闘力と高機動を持つΞガンダムをフィニッシャーに据えた、フルカウンタータイプのコントロールデッキ。
読みは「カウンタークスィー」または「カウンタークシー」。
「カンクス」、「カンクシ」などと省略される。
読みは「カウンタークスィー」または「カウンタークシー」。
「カンクス」、「カンクシ」などと省略される。
基本は赤単色で組まれ、ドロー強化の三種の神器は勿論のこと、カウンター・ボードコントロールカードが積極的に投入され、メインであるΞガンダムのブーストテキストを最大限に活かす為に、紫国力を発生する特殊Gを6枚フル投入する。
過去から続く赤メインのコントロールデッキの伝統通り、ウィニーデッキや青いデッキには不利な戦いを強いられるが、基本的には全対応型のシンプルなデッキである。
過去から続く赤メインのコントロールデッキの伝統通り、ウィニーデッキや青いデッキには不利な戦いを強いられるが、基本的には全対応型のシンプルなデッキである。
特殊Gは、各バージョンによって「中立地区防衛部隊×6枚」か「中立地区防衛部隊×3枚+モルゲンレーテ×3枚」のどちらかが基本である。
そこにメタ次第で、三段構え対策のプラント追悼慰霊団や、宇宙引越公社対策の貴族主義抵抗派などが稀に採用される。
そこにメタ次第で、三段構え対策のプラント追悼慰霊団や、宇宙引越公社対策の貴族主義抵抗派などが稀に採用される。
最大の弱点はランデス。
特に紫国力を妨害するタイプのランデスに弱く、単純なランデスカードはもちろん、虚偽の報告や宇宙引越公社といった限定的ながら永続的な国力ロックカードは、天敵と言えるレベル。
プリベント付きの除去やオペ割りなども、もちろん厳しい。
「対策し易い」という側面を持っていると言える。
特に紫国力を妨害するタイプのランデスに弱く、単純なランデスカードはもちろん、虚偽の報告や宇宙引越公社といった限定的ながら永続的な国力ロックカードは、天敵と言えるレベル。
プリベント付きの除去やオペ割りなども、もちろん厳しい。
「対策し易い」という側面を持っていると言える。
以下、時系列順に第○期として大まかに分け、いくつかのバージョンを紹介する。
第一期
「烈火の咆哮」発売から、2004年度GTまでのバージョン。
フィニッシャーとしてのΞガンダム、当時最強のカウンターカードだったカリスマ、カリスマと相性の良い加速する狂気、加速する狂気と相性の良いギラ・ドーガと中立地区防衛部隊、ギラ・ドーガと相性の良い泣き虫セシリア、といった形で、デッキの基本パーツは構成されている。
フィニッシャーとしてのΞガンダム、当時最強のカウンターカードだったカリスマ、カリスマと相性の良い加速する狂気、加速する狂気と相性の良いギラ・ドーガと中立地区防衛部隊、ギラ・ドーガと相性の良い泣き虫セシリア、といった形で、デッキの基本パーツは構成されている。
第二期
ミラーマッチをメタってドライセン(ラカン・ダカラン機)やトビア・アロナクス《10th》(これらのカードもまた、エラッタ前のカリスマと相性が良い)を採用し、更に血の宿命をメイン搭載すると言う、非常に攻撃的な構築となっている。
その動きはむしろ赤中速的であると言え、デッキ全体も軽く組まれている。
なお、サイドボードに「通常のカウンターΞ」へ変化するためのカードが用意されており、換装アプサラスなどへはこれで対応する。
後述するが、これに準ずるタイプの構築は後に定着する事は無かった。
その尖りぶりは、GT決勝という特殊なメタゲームでこそ通用したのだろう。
その動きはむしろ赤中速的であると言え、デッキ全体も軽く組まれている。
なお、サイドボードに「通常のカウンターΞ」へ変化するためのカードが用意されており、換装アプサラスなどへはこれで対応する。
後述するが、これに準ずるタイプの構築は後に定着する事は無かった。
その尖りぶりは、GT決勝という特殊なメタゲームでこそ通用したのだろう。
その後CS予選などで見かけるのは、このバージョンと第一期バージョンの中間点の様な、言うなれば「丸い」構成である。
中立地区防衛部隊とのシナジーは失われたものの、新たなパートナーとしてドライセン(ラカン・ダカラン機)を得た加速する狂気が、相変わらず採用されていた。
中立地区防衛部隊とのシナジーは失われたものの、新たなパートナーとしてドライセン(ラカン・ダカラン機)を得た加速する狂気が、相変わらず採用されていた。
第三期
2005年度CS予選中期から、「覇王の紋章」発売までのバージョン。
加速する狂気に代わるコントロール手段として、エスコートとモルゲンレーテのコンボが採用されている。
それだけと言えばそれだけだが、最も長期間活躍したバージョンでもある。
加速する狂気に代わるコントロール手段として、エスコートとモルゲンレーテのコンボが採用されている。
それだけと言えばそれだけだが、最も長期間活躍したバージョンでもある。
第四期
第五期
「不敗の流派」発売後のバージョン。
恫喝MFや緑中速といった中速ビートダウンデッキが流行している中、ビートダウンデッキ耐性の非常に高いカードであるカロッゾ・ロナ《17th》と、更にそれとシナジーを形成するラフレシア《17th》を採用している。
言わば、赤単ラフレシアとのハイブリッドデッキになっている形。
恫喝MFや緑中速といった中速ビートダウンデッキが流行している中、ビートダウンデッキ耐性の非常に高いカードであるカロッゾ・ロナ《17th》と、更にそれとシナジーを形成するラフレシア《17th》を採用している。
言わば、赤単ラフレシアとのハイブリッドデッキになっている形。
サンプルデッキ
上記で言う所の第四期に当たる。
ガンダムウォーツアー 2005 グランドトーナメント大会 第3位
メインデッキ | |||
数 | 色 | No. | カード名 |
3 | UNIT | ||
3 | 赤 | U-130 | Ξガンダム |
2 | CHARACTER | ||
1 | 赤 | CH-70 | シャア・アズナブル |
1 | 赤 | CH-C30 | トビア・アロナクス |
18 | COMMAND | ||
2 | 赤 | C-3 | 作戦の看破 |
3 | 赤 | C-7 | 密約 |
3 | 赤 | C-8 | サラサ再臨 |
3 | 赤 | C-29 | 逆襲のシャア |
3 | 赤 | C-38 | 宇宙を統べる者 |
3 | 赤 | C-59 | エスコート |
1 | 紫 | C-2 | 戦場の鈴音 |
9 | OPERATION | ||
3 | 赤 | O-2 | 内部調査 |
1 | 赤 | O-4 | 転向 |
3 | 赤 | O-C1 | コスモ・バビロン |
1 | 赤 | O-C13 | 敵意という名の隣人 |
1 | 紫 | O-1 | 凌駕 |
18 | GENERATION | ||
12 | 赤 | G-* | 赤基本G |
3 | 紫 | G-5 | 中立地区防衛部隊 |
3 | 紫 | G-9 | モルゲンレーテ |
サイドボード | |||
数 | 色 | No. | カード名 |
1 | 赤 | CH-70 | シャア・アズナブル |
3 | 赤 | C-12 | 尊き御言葉 |
2 | 赤 | C-47 | 嫉妬 |
1 | 赤 | C-54 | 脅迫 |
1 | 赤 | C-C17 | 憎悪の矛先 |
2 | 赤 | O-36 | 隠された翻意 |