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包囲殲滅

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包囲殲滅

前線のフォトグラフ

OPERATION
O-113 緑 1-1-0 R
1枚制限
(常時):《(0)》敵軍ユニット1枚を指定する。このターン、指定されたユニットは、破壊を無効にする事ができず、与えられているダメージが、ターン終了時にリセットされない。


ダメージリセットの無効化と破壊無効の阻止、二つのテキストによってユニットの除去をサポートするオペレーション。

このカードの最大の利点は、ターン終了時のダメージリセットを無効にするという、極めて珍しい効果にあると言えるだろう。これにより、超大型のユニットなどを相手にする時に、少ないダメージを数ターンに渡って与え続けて除去するという作戦が採れるようになる。このため、ザクI・スナイパータイプの様な繰り返し使える焼き効果を持つカードとは極めて相性が良い。
それ以外にも、チャンプブロックで相手にダメージを蓄積させることができたり、交戦で勝てないユニットが居ても何度も攻撃を繰り返せば強引に防御を抉じ開ける事ができる様になるなど、使い方次第で戦闘に大きな影響を与える事ができる効果である。

また、破壊無効を阻止する点も地味ながら見逃せない。上述した「少ないダメージを与え続けて最終的に破壊する」という戦術には、一度破壊無効にされるだけで数ターンの努力が水の泡になるという弱点がある訳だが、この効果によりその懸念を完全に払拭してくれる。
もちろん、普通に焼き1枚で除去する時に保険として使っておくのも大いに有効。最近では慈愛の眼差しの登場によって、どんなデッキでも破壊を無効にしてくる可能性が存在するため、その対策として極めて有効である。

この様に有用な能力でありながら、資源コストなどは必要無く宣言のみで使用できる効果というのも嬉しいところ。破壊無効対策などとして「とりあえず」でプレイしてしまえるのは回復に乏しいのデッキには嬉しい要素。
ただし、長期間に渡って1枚のユニットを狙い続ける場合は、ターン毎に宣言し直す必要があるという点には注意しておこう。うっかりこの効果を使うのを忘れたままターンが終了してしまうと、普通にダメージがリセットされてしまい、また一からダメージを与え直すハメになってしまう。

総じて、サポートとしては優秀な効果だが、あくまでもサポートに過ぎないという事は忘れない様にしたい。このカード自体にユニットを焼いたり破壊したりといった能力がある訳ではないため、このカードだけが場にあってもほとんど意味が無いのである。そのため、このカードを入れるよりも普通に焼きカードを積み増しておいた方が良かった、という事態が起こる可能性は決して低くない。どのようにしてその辺りのバランスを取るのか、あるいは割り切って運用するのか。プレイヤーによって大きく差が出る要素と言えるだろう。
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