青スライ
概要
デッキの基礎は青ウィニーであるが、陸戦型ジム(第07MS小隊機)やボール改修型などでユニットを展開しつつカードアドバンテージを稼ぎ、アストナージ・メドッソの能力も絡めて国力の展開も同時に行う。
その後、フィニッシャーとして採用される4国以上の中速~重カードでボードコントロールを掌握し、勝利する。
このフィニッシャーという概念は、従来の青ウィニーに徹底的に欠けていたものであり、これによって青ウィニーが苦手としていた「最後の一押し」という要素を備えている。
その後、フィニッシャーとして採用される4国以上の中速~重カードでボードコントロールを掌握し、勝利する。
このフィニッシャーという概念は、従来の青ウィニーに徹底的に欠けていたものであり、これによって青ウィニーが苦手としていた「最後の一押し」という要素を備えている。
ただし当然、安定性の低下という要素が欠点として挙がってくる。軽いカードばかり引いては劣化青ウィニー、重いカードばかり引いては劣化青中速だ。
それを補うためのドローカードであるため、ドローエンジンこそがデッキの中心であると言っても過言では無いだろう。「引きまくって強引にデッキを安定させる」というコンセプトの共通点から、このデッキタイプを水ランデスに準えるプレイヤーは少なくない。
それを補うためのドローカードであるため、ドローエンジンこそがデッキの中心であると言っても過言では無いだろう。「引きまくって強引にデッキを安定させる」というコンセプトの共通点から、このデッキタイプを水ランデスに準えるプレイヤーは少なくない。
- スライとは、MTG用語からの転用である。
- オフィシャルサイトの「ガンダムウォー通信」などでは、「青単色デッキ」と呼ばれている。
黎明期
ジム・コマンド(モルモット隊仕様)と脅威の装甲のドローコンボデッキという視点から、青ウィニーから派生した。
当初は例えばフィニッシャーがガンダム試作3号機なら「デンドロウィニー」、THE ORIGINなら「オリジンウィニー」などとも呼ばれていたが、時間と共にスライという呼び名が定着するに至る。
当初は例えばフィニッシャーがガンダム試作3号機なら「デンドロウィニー」、THE ORIGINなら「オリジンウィニー」などとも呼ばれていたが、時間と共にスライという呼び名が定着するに至る。
当時は、上記脅威の装甲以外にもガンダム試作3号機ステイメン《TS1》や消える命 咲く命を採用し、徹底的にジム・コマンド(モルモット隊仕様)とのコンボを狙っていくタイプがポピュラーだった。
特に後者はガンダムウォーの歴史の中でも画期的で、いわゆる「シルバーバレッド戦略」を高い精度で実現可能なデッキであると言える。
フィニッシャー候補としては、上記ガンダム試作3号機《TS1》とTHE ORIGINに加えて、シュートも狙えるG-3ガンダム《SP》やビートダウン耐性の高いガンダム(ハイパー・ハンマー装備)など。
ただしガンダム試作3号機ステイメン《TS1》を換装元にできるという事で、ガンダム試作3号機《TS1》はほとんどのデッキに採用されていた。
特に後者はガンダムウォーの歴史の中でも画期的で、いわゆる「シルバーバレッド戦略」を高い精度で実現可能なデッキであると言える。
フィニッシャー候補としては、上記ガンダム試作3号機《TS1》とTHE ORIGINに加えて、シュートも狙えるG-3ガンダム《SP》やビートダウン耐性の高いガンダム(ハイパー・ハンマー装備)など。
ただしガンダム試作3号機ステイメン《TS1》を換装元にできるという事で、ガンダム試作3号機《TS1》はほとんどのデッキに採用されていた。
GT決勝では、台湾チャンピオンがこのデッキを使って6位に入賞した。
追加のドロー要員としてクリスチーナ・マッケンジー《18th》が採用されている。
2007年度CS予選シーズン
「前線のフォトグラフ」にてガンダム試作1号機フルバーニアン《DB8》やガンダム(ラストシューティング)、慈愛の眼差しなどが追加され、デッキも大幅にパワーアップ。トーナメント環境を席巻した。
この頃は、アストナージ・メドッソとマーベット・フィンガーハット《16th》の強力なサーチコンボを搭載したバージョンが一般的となっていた。
この頃は、アストナージ・メドッソとマーベット・フィンガーハット《16th》の強力なサーチコンボを搭載したバージョンが一般的となっていた。
2007年度CS決勝シーズン
キーカードであった脅威の装甲が制限カードに指定され、あわやデッキタイプ崩壊の危機を迎えたかに見えたが、陸戦型ジム(第07MS小隊機)のお陰で全く問題無く生き長らえた。
脅威の装甲とのコンボで強烈なハンドアドバンテージをもたらすジム・コマンド(モルモット隊仕様)に対して、陸戦型ジム(第07MS小隊機)は単体でも十分なドロー加速を提供する。コンボに頼らないという性質から、むしろ安定性は増したという見方もできる。
脅威の装甲とのコンボで強烈なハンドアドバンテージをもたらすジム・コマンド(モルモット隊仕様)に対して、陸戦型ジム(第07MS小隊機)は単体でも十分なドロー加速を提供する。コンボに頼らないという性質から、むしろ安定性は増したという見方もできる。
また、ジム・コマンド(モルモット隊仕様)がデッキから抜ける事で、ガンダム試作3号機ステイメン《TS1》もシナジーを失い、ガンダム試作3号機《TS1》をフィニッシャーに据える理由も小さくなった。
これにより、結果的にデッキ構築の自由度は増したと言える。
これにより、結果的にデッキ構築の自由度は増したと言える。
2008年度期
ノウハウをガンダムデッキに吸収された。
サンプルデッキ
2006年度GT決勝 第6位
メインデッキ | |||
数 | 色 | No. | カード名 |
21 | UNIT | ||
3 | 青 | U-54 | ボール改修型 |
2 | 青 | リボーコロニー | |
1 | 青 | 北極基地 | |
1 | 青 | U-97 | ガンダムEz8 |
3 | 青 | U-175 | プロトタイプガンダム |
3 | 青 | ガンダムMk-II | |
3 | 青 | ガンダム試作3号機ステイメン | |
2 | 青 | ガンダム試作3号機 | |
3 | 青 | ジム・コマンド(モルモット隊仕様) | |
8 | CHARACTER | ||
1 | 青 | CH-41 | ジュドー・アーシタ |
2 | 青 | シロー・アマダ | |
3 | 青 | アストナージ・メドッソ | |
2 | 青 | クリスチーナ・マッケンジー | |
8 | COMMAND | ||
3 | 青 | C-33 | 急ごしらえ |
2 | 青 | 消える命 咲く命 | |
3 | 青 | 周辺警護 | |
2 | OPERATION | ||
2 | 青 | 脅威の装甲 | |
11 | GENERATION | ||
10 | 青 | G-* | 青基本G |
1 | 紫 | プラント追悼慰霊団 | |
サイドボード | |||
数 | 色 | No. | カード名 |
1 | 青 | ガンダム試作3号機 | |
2 | 青 | CH-25 | ベルトーチカ・イルマ |
1 | 青 | ファ・ユイリィ | |
1 | 青 | 再会、母よ… | |
1 | 青 | 三段構え | |
1 | 紫 | メテオブレイカー | |
2 | 青 | キリマンジャロの嵐 | |
1 | 青 | 各機の連携 |