上位互換
まず常識的にわかることだが、ザクII改《18th》はボルジャーノン《15th》の上位互換では無い。色の役割には違いがあるため、色が違うだけで単純な比較は不可能となるからである。更に、チームがマイナスに働く場合もある。
また、一般的な認識としては、ディジェ《BB1》はディジェ《2nd》の上位互換として扱われる。資源コストが1点多いものの、その他各数値で上回っており、その上メリットとなるテキストを持っていて、更にカード名称まで同一であるため。
ただし厳密には、これも「上位互換」ではない。資源コストの差が勝敗を分ける事もあるので、「常に優秀」とは言い切れないのだ。
また、一般的な認識としては、ディジェ《BB1》はディジェ《2nd》の上位互換として扱われる。資源コストが1点多いものの、その他各数値で上回っており、その上メリットとなるテキストを持っていて、更にカード名称まで同一であるため。
ただし厳密には、これも「上位互換」ではない。資源コストの差が勝敗を分ける事もあるので、「常に優秀」とは言い切れないのだ。
また、ガンダムウォーにはカード名称を問う効果が存在する。
よって、カード名称が違うだけでも、上位・下位互換の関係にはなり得ない。ハイザック《1st》とガルバルディβ《17th》の関係がまさにそうで、単純に数字だけ比べればガルバルディβ《17th》はハイザック《1st》の上位互換であるが、例えばハイザック・キャノンの換装元になる・ならないという視点からすれば、優劣は逆転し得る。
よって、カード名称が違うだけでも、上位・下位互換の関係にはなり得ない。ハイザック《1st》とガルバルディβ《17th》の関係がまさにそうで、単純に数字だけ比べればガルバルディβ《17th》はハイザック《1st》の上位互換であるが、例えばハイザック・キャノンの換装元になる・ならないという視点からすれば、優劣は逆転し得る。
更に厳密に言えば、システム上、何かのカードの完全な上位互換となるカードは1枚も存在しない。ガンダムウォーには有利と不利を入れ替える効果が、少なからず存在するためである。
例えば、
例えば、
- ネモ《BB1》よりもネモ《1st》の方が、より大きくダミーバルーンの効果を受けられる。またネモ《1st》なら、ゲリラ屋の戦い方でロールせずに済む。
- 指定国力が1のユニットはウッソ・エヴィンの効果の対象になる。また指定国力が低ければ、ジャスティスガンダム(ミーティア装備)にロールされやすい。
- 仮にザクII改(バーナード・ワイズマン機)が1枚制限を持たなかったとしても、ザクII《BB1》やザクII改《BB2》でなければ戦場への対応の対象にならない。
などが挙げられる。
言い出せばキリも無く、屁理屈と言ってしまえばそれまでだが、この様な状況が存在する事は事実であり、それ故に「常に優秀」なカードが存在しない、という事もまた事実である。
言い出せばキリも無く、屁理屈と言ってしまえばそれまでだが、この様な状況が存在する事は事実であり、それ故に「常に優秀」なカードが存在しない、という事もまた事実である。
しかし一般的には、多くの状況で有利なカード、つまり、コストが軽くプラス効果の大きいカードが「上位互換である」と認識される。前述したディジェの例などは、まさにそう。
名称が違う場合でも、かなり多く参照され優劣を分ける名称でない場合、多く上位互換と扱われる。
人によって認識の分かれるところなので、安易に「上位互換」などと言い切るのは避けるようにしたい。
名称が違う場合でも、かなり多く参照され優劣を分ける名称でない場合、多く上位互換と扱われる。
人によって認識の分かれるところなので、安易に「上位互換」などと言い切るのは避けるようにしたい。