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「オヤジいるかい?」
「ったりめぇだ。俺様が店にいなかったことがあるかバカタレが」
店主のブガク・グラ=ガシュの口の悪さは相変わらずだ。
Leyawiinで骨休めしていた俺は、暇を埋めるための本を探しにSouthern Booksに立ち寄った。

historyでは補えない知識は読書でカバーすべく多くの時間を読書に割いてきた俺は町に寄る度に本屋に立ち寄るようにしていたのでブガクに限らずCyrodiilの本屋とはすっかり顔なじみになっていた。
とはいえhistoryに無い本などそうそう見つけられない。
なじみとは言えほとんど買うことが無い俺はあまり良い客というわけではないけどな。

「何か新しいの入ってるか?」
いつもなら渋い顔をして憎まれ口を叩くブガクがニヤリと笑って1冊の本を出してきた。
「さすがのおめぇもこれは見たこと無いだろ」
本の背には"Myths and Legends vol 4"とあった。

「確かにこれは見たことないな。新刊か?」
「いや、そうじゃねぇ。俺も良くは知らねぇがどこかの学者がほんの少しだけ造った本じゃねぇかと思うんだが如何せん俺も見たことねぇんだ。」
ブガクが見たことも無いというのは珍しい。

「1月前に見たことねぇRedguardのにいちゃんが金に困って売りにきた本の中の1冊なんだが、そのときは気づかねぇで買い取っちまったからどんな出自の本かはわからねぇ。
そういうわけでその本は旅行記か風土研究記らしいが役に立つような本なのか、全く持ってデタラメの与太話なのかはわからん。
まぁ与太話だろうがな」

「面白い。いくらだ?」
「お、初めて買う気になったか。嬉しいじゃねぇか。
記念にタダでいいぞ・・・と言いたいとこだがウチも楽じゃねぇ。
600Septim払いやがれ。どうせ溜め込んでるんだろ。
その代わりその本が与太だったら300で買い取ってやるよ」

まぁ確かに使い道のねぇ金はたっぷりある。
historyのせいでなかなか新しい知識ってのは得がたい。
数百の金でそれが手に入るなら安いもんだ。
「よし、買った。」
ブガクに金を渡すとさっそく本を手取る。

「買ってもやっぱりここで読むんかい」