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ヴェイン→「見上げた弟だ あぁ ギースがラーサーを連れ帰る 明朝ビュエルバを発つそうだ 卿に本国まで送ってほしい ドクター・シドが来るのでな 外してくれ」
シド→「現場を視察しないと話にならん ナブディスの件もある あぁ 偽装はしている 馬鹿どもには幻を追わせるさ そうだ 歴史を人間の手に取り戻すのだ」
シド→「おう ヴェイン 執政官職を楽しんでいるようだな」
ヴェイン→「2年も待たされたのでな 帝都はどうだ 元老院のお歴々は?」
シド→「まめに励んどるよ あんたの尻尾をつかもうとな」
ヴェイン→「やらせておくさ」




『アルケイディア帝国 帝都アルケイディア』
グラミス・ソリドール→「ドラクロア研究所…… ドクター・シドか」
ガブラス→「ヴェイン様からの資金援助を確認しました ナブディス壊滅の件に関わっているのも確かですが あの作戦を指揮した ジャッジ・ゼクトが行方不明では…… 真相をつかみきれません」
グラミス・ソリドール→「このグラミスも老いたな 息子を読みきれんとは ごほごほっ かまわん 死病だ さて……予の後継は誰やら 有能すぎるヴェインを怖れて元老院が幼い皇帝を望んでおる」


ギース→「王家の証が神授の破魔石であったとは…… ドクター・シドが血眼になるわけですな」
バルフレア→「今なんつった!」



バルフレア→「すぐ逃げたよ ジャッジの義務からもそいつからも シドルファス・デム・ブナンザ…… ドラクロア研究所 ドクター・シド 破魔石に心奪われてあいつはあいつじゃなくなった ……オレの父親でもなくなった」
バルフレア→「お前はあんなふうになるな」





ジュール→「ジャッジに情報を売る気はないんだな これが もっといい客がいらっしゃるのよ ……なぁ旦那 知ってるかい? あの研究所は今やあんたの親父の玩具箱なのよね ドクター・シドは議会の承認も得ず好き勝手に研究を進めて皇帝ですら実態を掴めてなかった 特にヴェインが臨時独裁官に就いてからはウワサ話ひとつ漏れてこないわけ あそこの"情報"を買いたい客は多いのにねぇ」
バルフレア→「元老院の後ろ盾をなくした反ソリドール派に新兵器の開発を警戒するロザリアの工作員…… オレたちが騒ぎを起こした隙にそいつらへ売る情報を仕入れようってわけか」





バルフレア→「そんな余裕がどこにある 急ぐぞ シドの部屋は上層階だ」

バルフレア→「敵さんの混乱を利用すればいい とにかくさっさとシドを探す それだけだ」



レダス→「すまんな シドの手先ではなさそうだ」
バッシュ→「そう きみが"先客"だな」
シド→「あぁ 惜しい男ではあるがな 知りすぎているだろう?」




レダス→「シド! リヴァイアサンをやったのは神授の破魔石だな まだあんなことを続けているのか!」
シド→「止めてみせるか 身のほど知らずめ」
バルフレア→「強がってんじゃねぇよ てめえの歳を考えろ」
シド→「いまさら何しに来た 空賊風情が!」
バルフレア→「『黄昏の破片』をいただきにさ 空賊らしくな」
シド→「あんなものがほしいのか つまらん奴だ」
シド→「……ん? なんだ?」
シド→「貴様がダルマスカの王女か! ふん 見込みがなくもなさそうだ 試そうというのだな?」
アーシェ→「何を言ってるの……?」
シド→「試してやろうと言っておる! 石の力がほしいのだろう?」
レダス→「奴の話に耳を貸すな! 利用されるだけだ!」

フラン→「ベルガと同じよ 人造破魔石!」
バルフレア→「あんたもか……あんたもなのかッ!?」

シド→「おのれっ……」
シド→「手間をかけたな ヴェーネス」
バルフレア→「ヴェーネス…… こいつがヴェーネスだと!?」
シド→「アーシェ・バナルガン・ダルマスカ! 貴様あくまで力を追い求めるか 破魔石が欲しくてたまらんかっ! 図星か 図星だな? それでこそ覇王の末裔だ! ならばギルヴェガンをめざせ! 新しい石を恵んでもらえるやもしれんぞ?」
アーシェ→「なんのつもりで そんな話を!」
シド→「歴史を人間の手に取り戻す わしもギルヴェガンへ向かう 追ってこい 空賊っ!」
バルフレア→「ふざけやがって……」
レダス→「先ほどは失礼した ダルマスカのアーシェ王女だな  バーフォンハイムのレダス……空賊だ」






バッシュ→「ヴェインの思うつぼだ 解放軍とロザリア軍が出ていけば破魔石でまとめて叩かれる」
バルフレア→「安心しろ 石はシドが持ってる つかまえて『覇王の剣』で石をブッ壊せば ヴェインの切り札は消えてなくなる 時間が惜しい シドを追うぞ あいつはギルヴェガンに向かってる」
アーシェ→「ギルヴェガン……」
フラン→「ヴィエラは古謡にうたわれてるわ」
フラン→「遥けき時の彼方にて 猛るミストに守られて まどろむ聖地ギルヴェガン 至りし道を誰ぞ知る」
レダス→「ヤクト・ディフォールだ ゴルモア大森林のさらに奥 幻妖の森にミストの嵐が荒れ狂う一角がある」
ヴァン→「じゃあそこだ 行ってみよう」
バルフレア→「あんたは行かないのか 破魔石にご執心だと思ったが」
レダス→「シドの言葉 素直には信じられん 俺は別の線を追う」
バルフレア→「へぇ 他に心当たりか 妙にお詳しいな」
レダス→「それはお前も同じだろうが」
ヴァン→「早くしろよ 置いてくぞ」
レダス→「おう 坊主 幻妖の森について部下に調べさせてある 話を聞いてみろ」
ヴァン→「わかった ありがとな レダス」
レダス→「考えるより先に飛べ……か 弟子のほうが空賊らしいな」
バルフレア→「誰が弟子だ」
レダス→「アーシェ王女 正直に答えてくれ シドの言葉が正しければ ギルヴェガンで新しい破魔石が手に入るかもしれん ……あんた いまだに石が欲しいか」







パンネロ→「あの…… ドクター・シドはどうなったんでしょう? ここに来るって言ってたのに」
バッシュ→「たしかに遅すぎるな」
バルフレア→「あぁ 気づくのが遅すぎた 奴は来ない オレたちは引っかかったんだ ドラクロアを思い出せ アーシェに石を手に入れさせたい…… そんな口ぶりだったろ だから破魔石を見せびらかしギルヴェガンの話オレたちを呼び寄せて…… アーシェとオキューリアが会うように仕向けた」
パンネロ→「でも私たちが破魔石を手に入れたら 帝国の邪魔になりますよね」
バルフレア→「破魔石同士がぶつかるのを見たいんじゃないのか あいつの考えそうなことだ」
アーシェ→「『天陽の繭』を探すわ」








シド→「あんたの弟とは思えん甘さだ」
ヴェイン→「ラーサーはあれでよい」
シド→「ん どうしたヴェーネス? ……ほう 餌にかかったか 早いな」
シド→「王女がオキューリアから剣を授かった」
ヴェイン→「不滅の神々が導きたもう正しき歴史を守る聖女 その手に新たな破魔石か」
シド→「ふん オキューリアの石など! 馬鹿力だけでろくに制御できん出来損ないだ しょせん実験材料にすぎん」
ヴェイン→「あれのために国ふたつ攻めたのだぞ」
シド→「あぁ 犠牲には感謝しとるよ おかげで人造破魔石が完成した 優秀で確実な兵器だ」
シド→「……なぁヴェーネス わしはなかなかの弟子だろう」
ヴェーネス→「私は助言を与えたにすぎない あれを完成させたのは君たち人間の力だ 素晴らしいものだ……わずか6年で 人間の情熱は想像も不可能も越えて進む」
シド→「人生は短いんでな あんたら不滅の存在と違ってもたもたできんのよ」
ヴェイン→「あぁ 踏み潰してでも進まなければ何も成し遂げられなかった」
シド→「あんたの仕事はこれからだ 神を気取るオキューリアの意思を越えて歴史を人間の手に取り戻せ」
ヴェーネス→「そうだ ギルヴェガンにこもって不滅の時に停滞するゲルン王には…… 歴史を導く資格などない ヴェイン 君のために祈ろう 高みへとたどりつけるように」
ヴェイン→「たどりつくさ この私にふさわしい場所へな」







レダス→「……あぁ 漁船でも何でも構わんから帆船を出せ グロセアエンジンは使い物にならん 停まった船は捨ててこい 乗組員が助かればいい」
レダス→「リドルアナ大瀑布の付近で水上船団が遭難した 何の前触れもなく全機関停止…… どうやら原因は強烈なミストの干渉だ あの海域はヤクトだが飛空挺どころか水上船までいかれるとはな」
レダス→「ギルヴェガンでの話を聞こうか その顔だと当てが外れたようだが…… やはりシドの言葉は嘘か」
アーシェ→「えぇ けれど真実も知りました それに彼が何をめざしているかも」

レダス→「神授の破魔石が切れ端にすぎんだと 不滅のオキューリアだか知らんが 厄介なものを」
フラン→「けれど『覇王の剣』で『天陽の繭』を砕けばもう新しい石は出てこないわ 繭がすべての破魔石の力の源だというなら…… 壊せば『黄昏の砕片』も無力になるかもしれない 人造破魔石には効果がないでしょうけどね」
バルフレア→「もうひとつ道がある 『契約の剣』で新しい石を取り出して黄昏の砕片や人造破魔石に対抗さ」
レダス→「また石を使おうって奴がいたら俺がゆるさんよ あんなもの捨てるに限る」
ヴァン→「どっちにしろ まず『天陽の繭』を見つけろってことだろ 場所は絶海の塔……だったよな」
ヴァン→「なんか知らないか レダス」
レダス→「坊主 いい質問だ ドラクロアで見つけたシドの研究資料にそれらしい記述があった 『ナルドア海』『リドルアナ大瀑布』そして『大灯台』 その調査のために船団を送ったが……遭難した」









レダス→「……ひとりのジャッジマスターがいた その男はナブラディアから奪った『夜光の砕片』をわけもわからず発動し…… ナブディスを吹っ飛ばした 破魔石の威力を知りたがったシドが命じた実験だ あの危険な力を封じると誓った2年前 ジャッジの鎧とともに捨てた名前は……」
ガブラス→「ジャッジ・ゼクト!」












ガブラス→「貴様も復讐の義務から逃げるか!」
シド→「やめんか 見苦しいわ! 貴様には失望した わからんか! 王女に剣を向けたその時 己が何を裏切ったかわからんか! 貴様はラーサー殿の信頼を裏切った! 剣にも盾にもなれん奴だ ラーサー殿護衛の任を解く どこへなりとも消えてしまえ」
バッシュ→「よせ!」
バルフレア→「そいつがとりついてたんだな」
シド→「何を言う わが同志だ オキューリアは人間を飼い慣らす餌として力を授ける その誘惑によくぞ拒んだ 奴らの石に背を向けて初めて人間は歴史を動かす自由を勝ち取るのだ」
アーシェ→「破魔石欲しさにダルマスカの自由を奪っておいて! もう破魔石は渡さない ここで繭を砕く!」
シド→「おお 砕こうではないか だからこそ封印を解いてもらったのだ だがなオキューリアの剣は使わんぞ 繭が蓄えたミストが失われてしまうのでな 使うのはこれよ! やるぞ ヴェーネス!」
シド→「破魔石よ! 『天陽の繭』よ! 今こそすべてのミストを吐き出せィ! そして天地に満ちたミストをバハムートが喰らうのだ!」
シド→「見ろ この光は狼煙だ! 神を気取るオキューリアの意思をはねのけ 歴史を取り戻す人間の雄叫びだ!」
バルフレア→「それで人造破魔石かよ オキューリアの石を猿真似して あんたが次の神様か!」
シド→「神を踏み台にして何が悪い! わしを失望させた上 逃げて逃げて逃げきれず いまさら舞い戻りおって! 来いッ ファムラン! わしの石を思い知れ!」

シド→「我らの知恵と力の結晶…… それが人造破魔石よ! 人間の石が生み出す力…… その目に焼きつけるがよいわ! 来いっ! ファムフリート!」


シド→「かまわん ヴェーネス……ここまでだ この6年……実に楽しんだ」
ヴェーネス→「……私こそ感謝している」
バルフレア→「てめえは……」
シド→「情けない顔をしおって どうせ逃げるなら 逃げきってみせんか 馬鹿者めが」











ヴェイン→「そうか シドは息子に…… ありふれた話だ」

ヴェイン→「新たなる歴史のはじまりを告げよう シドが待っている」