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愚將・山本五十六 (H27.9.12)


 山本五十六は愚將である。理由は簡單、負けたからである。負けて名將はない。いかに立派な人でも。

 眞珠灣攻撃も失敗である。一次攻撃だけで逃げてしまひ、大した戰果を挙げてゐない。アメリカを怒らせただけ損した。
 なぜさうなつたか。山本五十六本人が乗らなかつたからである。部下にすべて任せて、自分はおかの上で見物してゐては、いい結果が得られる筈がない。一應攻撃したからもういいだらう、船が大事と逃げて歸つた。
 本當に責任を持つ者が直々に指揮しないと、こんなことになる。失敗したら船と一緒に沈む覚悟がなければ戰ひは勝てないとしたものである。それをしない指揮官は愚將である。
 東郷平八郎も、直々に指揮をとつたから、捨身の攻撃が出來た。もし部下に任せてゐたら、どこかの段階で、尋常な作戰に變更してゐたかもしれぬ。東郷は、戰ひの前に、「聯合艦隊の半分を沈められても必ず勝ちます」と、明治天皇に決意を示したといふ話がある。

 昭和の海軍は愚將ばかりである。陛下から預かつた船を沈めてはいけないと、逃げてばかりゐる。田中頼三少將(後に中將)だけが、敵の待伏せに突撃したといふことで、アメリカの戰史家に褒められてゐる慘状である。アメリカの戰史家を無條件に信頼してゐるわけではないが。