りょうおもいの逆です。
かたおもい
かたおもい
201 :風と木の名無しさん :04/05/13 02:55 ID:chDmiorC
攻「なんでメルアド教えてくれないんですか?」
受「携帯もってないよ。」
攻「なんで電話番号教えてくれないんですか?」
受「電話もってないよ。」
攻「なんで家に行かせてくれないんですか?」
受「家もってないよ。」
攻「なんで目を見て話してくれないんですか?」
受「目もってないよ」
攻「なんでキスをしてくれないんですか?」
受「唇もってないよ」
攻「なんで君の心は手に入らないんですか?」
受「心もってないよ」
受「携帯もってないよ。」
攻「なんで電話番号教えてくれないんですか?」
受「電話もってないよ。」
攻「なんで家に行かせてくれないんですか?」
受「家もってないよ。」
攻「なんで目を見て話してくれないんですか?」
受「目もってないよ」
攻「なんでキスをしてくれないんですか?」
受「唇もってないよ」
攻「なんで君の心は手に入らないんですか?」
受「心もってないよ」
836 :風と木の名無しさん :2005/04/06(水) 21:14:46 ID:HCf8KBqo
「ねえ、受、ぼくは君が好きだよ、好きだ、受、受」
「……ああ」
「ねえ、受、ぼくが君を好きだって言ってる意味、わかってくれてる?」
「……ああ」
「なにもぼくは君に『す』と『き』と『だ』っていう3つの音を伝えたいだけじゃあないんだよ、受
どういうことかわかってくれてる?」
「……一緒にいるということ」
「ああ、そうだ、そうだよ、ぼくは君とずっと一緒にいたい、ありがとうだいすきだ、
でもそれだけじゃあないんだ、君とふたりで成し遂げる何かがしたいんだよ受、受」
「……例えば?」
「たとえばそうだねえ、埃ごっこ」
「…ホコリ?」
「そう、風に身を任せてふわふわ、朝日に照らされてきらきら輝くんだよ、
その気になればどこへだって行ける、ごみ処理場でも、海でも、君の家へでも」
「…あまりに能動的でなさすぎる」
「そっか、埃ごっこはいや? じゃあ、ゲンゴロウごっこ」
「…ゲンゴロウ?」
「そう、きれいな水辺で君とふたり泳ぐんだ、水は美しいよ、ときどきザリガニに追っかけられたりしてね」
「…清流でしか生きられないゲンゴロウはもう絶滅の危機だと聞くが」
「なんだよ、ゲンゴロウごっこもいやなの? じゃあ君はぼくと一緒に何をしてくれるっていうの、
ぼくは君がこんなに好きなのに、好きなのに、好きなんだ、受、受、受」
「……ああ」
「ねえ、受、ぼくが君を好きだって言ってる意味、わかってくれてる?」
「……ああ」
「なにもぼくは君に『す』と『き』と『だ』っていう3つの音を伝えたいだけじゃあないんだよ、受
どういうことかわかってくれてる?」
「……一緒にいるということ」
「ああ、そうだ、そうだよ、ぼくは君とずっと一緒にいたい、ありがとうだいすきだ、
でもそれだけじゃあないんだ、君とふたりで成し遂げる何かがしたいんだよ受、受」
「……例えば?」
「たとえばそうだねえ、埃ごっこ」
「…ホコリ?」
「そう、風に身を任せてふわふわ、朝日に照らされてきらきら輝くんだよ、
その気になればどこへだって行ける、ごみ処理場でも、海でも、君の家へでも」
「…あまりに能動的でなさすぎる」
「そっか、埃ごっこはいや? じゃあ、ゲンゴロウごっこ」
「…ゲンゴロウ?」
「そう、きれいな水辺で君とふたり泳ぐんだ、水は美しいよ、ときどきザリガニに追っかけられたりしてね」
「…清流でしか生きられないゲンゴロウはもう絶滅の危機だと聞くが」
「なんだよ、ゲンゴロウごっこもいやなの? じゃあ君はぼくと一緒に何をしてくれるっていうの、
ぼくは君がこんなに好きなのに、好きなのに、好きなんだ、受、受、受」
837 :風と木の名無しさん :2005/04/06(水) 21:15:50 ID:HCf8KBqo
「…ならば踏み切りごっこはどうだ」
「踏み切り?」
「ああ、いつまでも互いに腕を差し交わしあう」
「いやだ、いやだよ、あの耳を劈く轟音には耐えられない、
それに永久に君とは触れ合えないじゃないか、そんなのはいやだ、いやだ、いやだ」
「ならばアリジゴクごっこ」
「アリジゴク?」
「そうだ、貴様がアリジゴクでオレはそこへいつか通りかかる虫だ、
いつ出会うか判らない、しかし出会ってしまったらもう絶対に逃れられない」
「そんなのはいやだ、待つのはもういや、いやなんだ、君を食べてしまうなんて、食べて、食べて…
食べてしまうのも悪くないかもしれない、…ううんでもやっぱりいやだ、
一度きりなんていやだ、ウスバカゲロウになってしまった君なんて見たくない」
「ならば神様ごっこ」
「踏み切り?」
「ああ、いつまでも互いに腕を差し交わしあう」
「いやだ、いやだよ、あの耳を劈く轟音には耐えられない、
それに永久に君とは触れ合えないじゃないか、そんなのはいやだ、いやだ、いやだ」
「ならばアリジゴクごっこ」
「アリジゴク?」
「そうだ、貴様がアリジゴクでオレはそこへいつか通りかかる虫だ、
いつ出会うか判らない、しかし出会ってしまったらもう絶対に逃れられない」
「そんなのはいやだ、待つのはもういや、いやなんだ、君を食べてしまうなんて、食べて、食べて…
食べてしまうのも悪くないかもしれない、…ううんでもやっぱりいやだ、
一度きりなんていやだ、ウスバカゲロウになってしまった君なんて見たくない」
「ならば神様ごっこ」
838 :風と木の名無しさん :2005/04/06(水) 21:16:34 ID:HCf8KBqo
「神様?」
「ああ、天からおろかな人間たちがいつまでも諍いを止めずいつしか地球もろとも滅んでゆくのを
せせら笑いながらいつまでも眺める」
「いつまでも?」
「ああ」
「君とふたりで、せせら笑いながら?」
「…ああ」
「ほんとうに? ぼくと一緒に、神様ごっこしてくれるの?」
「……ああ」
「ああ、なんて素敵なんだろう、ありがとう、ありがとう受、だいすきだよ受、受、受、
本当に僕はきみが好きだよ、だいすきだ、受、だいすき」
「……ああ」
「さっそくしようか、神様ごっこ。準備はいい? いっせーのーせ、ではじめるよ」
「……ああ」
「じゃあいくよ、」
「ああ、天からおろかな人間たちがいつまでも諍いを止めずいつしか地球もろとも滅んでゆくのを
せせら笑いながらいつまでも眺める」
「いつまでも?」
「ああ」
「君とふたりで、せせら笑いながら?」
「…ああ」
「ほんとうに? ぼくと一緒に、神様ごっこしてくれるの?」
「……ああ」
「ああ、なんて素敵なんだろう、ありがとう、ありがとう受、だいすきだよ受、受、受、
本当に僕はきみが好きだよ、だいすきだ、受、だいすき」
「……ああ」
「さっそくしようか、神様ごっこ。準備はいい? いっせーのーせ、ではじめるよ」
「……ああ」
「じゃあいくよ、」
「「いっせーのー」」
「せ」
885 名前: 風と木の名無しさん [sage]: 2005/05/27(金) 01:52:40 ID:moL2cVQG
攻「受さん受さん、ぼくのハートを返してください」
受「君のハートなんて知らないよ」
攻「受さん受さん、知らないふりはもうやめて下さい」
受「本当に知らないんだってば」
攻「ぼくのハートは受さんが持っているんですよ、返して」
受「攻さんそんなに泣かないで、本当にぼくは知らないんだ」
攻「ハートがないと、とても苦しいのです」
受「じゃあ、一緒に探してあげるよ」
攻「………」
受「攻さん?」
攻「悲しいです、残念です、悔しいです、涙が止まりません。受さんは酷い人だ」
受「君のハートなんて知らないよ」
攻「受さん受さん、知らないふりはもうやめて下さい」
受「本当に知らないんだってば」
攻「ぼくのハートは受さんが持っているんですよ、返して」
受「攻さんそんなに泣かないで、本当にぼくは知らないんだ」
攻「ハートがないと、とても苦しいのです」
受「じゃあ、一緒に探してあげるよ」
攻「………」
受「攻さん?」
攻「悲しいです、残念です、悔しいです、涙が止まりません。受さんは酷い人だ」
312風と木の名無しさんsage03/07/24 20:06 ID:SdU0I2g7
受:「きのう、ゴミ箱に攻を棄てたんだ」
攻:「ゴミ箱の中の世界って、居心地いいね。
あ、あのちらし、何処の店のちらしだろう?」
受:「今日は燃えるごみの日だから、
ゴミ箱のごみを、透明ビニールに移さなくちゃ」
攻:「ビニールの中も楽しいね。ゴミ箱の中より世界が良く見える」
受:「ばいばい攻。リサイクルされて、帰って来れればいいね」
攻:「俺がペットボトルだったら、君の制服になれるのにね。
じゃあ、ちょっと行ってくるよ。ばいばい、受」
攻:「ゴミ箱の中の世界って、居心地いいね。
あ、あのちらし、何処の店のちらしだろう?」
受:「今日は燃えるごみの日だから、
ゴミ箱のごみを、透明ビニールに移さなくちゃ」
攻:「ビニールの中も楽しいね。ゴミ箱の中より世界が良く見える」
受:「ばいばい攻。リサイクルされて、帰って来れればいいね」
攻:「俺がペットボトルだったら、君の制服になれるのにね。
じゃあ、ちょっと行ってくるよ。ばいばい、受」