クロニクルオブダンジョンメーカーⅡ


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クロニクルオブダンジョンメーカーⅡ

機種:PSP

というわけでいきなりマイナー(多分)なゲームから行きましょう。
パッケージの絵からしてB級オーラが漂っているゲームです (だがそれがいい)
でっかく描かれたマンティコアに飛び掛る主人公・・・なのか?
マンティコアは最初のボスなのだけど、このゲームはなぜかマンティコアをやたら前面に押し出している。
マンティコアは冬が近づくと檻を作り、そこに生き物を入れておいて食料にするらしい・・・ 手も無いのにどうやって?
主人公も性格悪いインテリみたいな外見でちっとも主人公っぽくない。
しかし、 ゲームの主人公というとバカか厨房かヘタレとろくな人間でない 場合が多いに、この主人公は謙虚ないい人なので珍しい。
主人公をはじめ登場人物がやけに濃く、ストーリーも妙なテンションで進んでいく。
テキストにも癖があり、そのくせゲーム自体は地味な内容となっている。
B級ゲームになるべくして生まれてきたサラブレッドといえるだろう。
ただ初見の印象を裏切らないゲームなので正しいとも言える。
どうやら中古がわりと出回ってるようなので意外と売れたのかもしれない。

パッケージに始まりリソース面は全体的にしょぼい。
モデルとアニメーションがかっこ悪い。
例えば主人公の移動モーションは歩いてるんだか走ってるんだかわからない。
しかも オープニングムービーでさえリソースがかっこ悪い のだから結構すごいと思う。
10秒ぐらいで終わってしまうし・・・。
お約束の敵キャラクタ使い回しも激しく、色変えただけで4種類などざらである。
かと思いきや同じ系統の敵でも良く見るとデザインがちょっとずつ違ったり、妙なところに力が入ってる。

ゲームはアクションRPGで、自分で作ったダンジョンに敵をおびき寄せて倒すというもの。
ダンジョンの作り方で敵の出現を操作できるのがポイントで、配置する部屋や深さで出現する敵が変わってくる。
そのダンジョンに主人公とNPCの幻獣(様々なモンスターに変身できる)で潜り、敵を倒していく。

はっきり言って淡々と作業プレイを繰り返すだけなのだが、それが面白い。
モンスターを倒す目的はずばりアイテムで、これが非常に魅力的。
豊富なシステムがほとんどアイテムに繋がっているので、ダンジョンに潜るモチベーションが上がる。
まずは装備品。
同じ敵でもレベルが上がると別の装備品を落とすことがある。
敵の装備の違いが見た目に反映される(このゲームはこういうところは凝ってる)ので、見慣れた敵が見知らぬ装備をつけているとわくわくする。
装備を強化する「根付」というアイテムがあって、これを根付強化材で育てることができる。
辛抱強くレアな強化材だけで育てるとなかなか強力なものを作ることができる。
次に食材。
幻獣はレベル制なのだが、主人公にはレベルというものがない。
パラメータを上げるには食材を集めて料理を作らなければならない。
「グリフォン鍋」 など謎の料理ばかりだが、ゲーム中はお世話になる。
食材はとにかく数が欲しいものなので、初期の敵も最後までそれなりの価値がある。
最後にモンスターのキオクというアイテム。
これは使うと幻獣がそのモンスターに変身できるというもの。
種類が多く一番欲しいアイテムなのだが、出にくい。
クエストもほとんどがアイテムを手に入れるというものなので、ストーリーを進めるにもアイテムが必要になる。
目当てのアイテム(を落とす敵)のために、 豪華な寝室が5個並んでいる とか、 座敷と茶室ばかりの階 とかどんどん ダンジョンでもなんでもない構造 になっていく。

もっさりしていてダメそうなアクションも、実は結構出来がいい。
攻撃の発生、当たり判定、アーマー(モーション中に攻撃を受けても中断されない)を把握してくると面白くなってくる。
特に評価したいのが幻獣と連携してる感覚が味わえる事。
アクションRPGで味方が色々とダメな事はよくあるので、ここはすごくいいと思う。
このゲームはすべての攻撃が敵味方関係なく当たる。
そのため味方に攻撃が当たらないように位置取りす必要が出てくる。
連続技の出が遅く、途中敵の攻撃で割り込まれることが多いのだが、うまく幻獣と交互に攻撃すれば反撃を受けない。
また主人公がガードで耐えて、幻獣に敵の背後を突かせる戦法も有効。

操作性はかなり良く、快適に遊ぶ事ができる。
武器は二種類装備できて一瞬で交換できる、最初から移動系魔法が充実している、ゲーム内マニュアルも充実している。

ボリュームも結構あるので、長期間ダラダラ遊ぶにはうってつけのゲームだと思う。
ただ単調なゲームなので一気に攻略しようとするとダレるかもしれない。

このゲームはなぜかファミ通クロスレビューで34点と高得点を取っている。
ファミ通のレビューではこういう華のないゲームはそれだけで点数を取れない印象があったのだが、意外とそうでもないのかもしれない。
また、このゲームを作ったグローバルAエンターテイメントは最近「大奥記」というゲームで 13点 というなかなか出ない点数を出している。
個人的にはちょっと注目のメーカーである。
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