新人SEシリーズ05

1.得意分野を育成する

すでに持っているならいいが新人にして得意分野を持つ人間は少ないだろう
これからのためにも是非自分の得意分野を探して育成すると良い
勿論,新人SEである自分も含めてではあるが

最初に断っておくがこれは一部の意見である
なので,反論を大いに歓迎する
むしろ,色々な方の視点が知ることができると大変勉強になる
是非間違っているところは指摘していただきたい

2.何故,得意分野を身に付けると良いのか

結論から言うと2つ
1:品質の良いものが作れる
2:その分野の仕事を任せてもらえる

1:品質の良いものが作れる(理由)
それではお客の立場に立ってみよう
ある商品を買うとしたら同じ値段でより良いものがほしいと思わないだろうか
少なくとも自分は同じ値段を払うならより良いものがほしい
それと同じに考えたとき開発の依頼をするなら
その開発が得意な会社または個人に頼むだろう

2:その分野の仕事を任せてもらえる(理由)
それでは会社の上司・先輩の立場に立ってみよう
ある仕事を部下に任せるとしたら
その仕事についてノウハウがある人とない人のどちらに頼むだろうか
未経験者に対して経験を積ませるのでもない限りノウハウがある人に頼むだろう
このように誰に頼むかの選択肢が出たとき仕事をまかせてもらるようになる

余談だが未経験者に仕事を任せるときも
その仕事に経験のある人をメインかサポートにつけるだろうから
結局は仕事を頼まれるだろう

1と2がほとんど同じに見えるのは自分だけか?

3.ITの分野(一部)

  • ネットワーク
  • サーバ
  • マルチメディア
  • データベース
  • アプリケーション
  • OS(オペレーション・システム)
  • ハードウェア
  • 組み込み系
  • ドライバ
...etc

4.どうやって得意分野を見つけるか

自分もまだ確たることは言えないが
まず最初は色々とやってみることだろう
だができるなら仕事としてやってみたいところだ

その理由として
1:その仕事が好きかどうかが分かる
2:仕事の進め方が分かる
3:お給金が貰える

以上の3点があるからである
何より好きかどうかは非常に重要な点である
誰だって嫌いなことにはベクトルが向かない
なので自分の嗜好と仕事が合えば最高である
しかし,嫌いなことをやるのも一つの経験になるだろう
好きなことだけをやっていけるわけでもないので

何からやっていいのか分からないのであれば
1:今,自分が任せられている仕事を全力でやる
2:先輩や上司に配属された部署で必要な知識・技術を聞いてみて調べる
3:インターネットなどを使ってとにかく情報を収集する

どれにせよ自分が少しでも興味を持ったらとりあえずやってみることだ
たとえそれがプログラミングでなかったとしてもきっと役に立つ日が来るだろう

5.どうやって得意分野を身に付けるのか

色々とやってみて自分の身に付けたい分野を見つけられたら
1:本,インターネット,他人,SNSなどを活用してどんどん情報収集を行う
2:様々なサンプルを見る・作る
3:たくさんのプログラムを作ってみる
4:仕事を通してノウハウを身に付ける
5:こだわりを持ってこだわる

その分野における自分のプログラム群を作ってみると使い回しができるので便利である

その分野のことを一通り実装してみる
実際にはお金の問題で自宅でできないこともあるだろうが・・・
業務用のJDBCドライバのライセンスなんぞ個人では買えない・・・代替はできるだろうが

6.得意分野もいいが基礎知識も忘れずに

得意分野を伸ばすのは大事だが何事も基礎がしっかりとしてこそのものである
なので得意分野の基礎となる部分も一緒に学ぶと相乗効果になるだろう

例(
Javaプログラムが好きで得意分野にしたいと思った
そのときJavaプログラムだけでなく
プログラムの仕組みやメモリの使い方やアルゴリズム,基本情報なども
一緒にまたは最初に学ぶと良いだろう

個人の得意分野を伸ばすことも大事だが実際の開発はチームで行う
なのでチームの得意分野というものを見つけ育成していくと良いだろう

以上
ご一読ありがとうございました

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年07月09日 22:32
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。