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Chaugnar Faugn
旧支配者の一柱。

かつてはピレネー山脈に棲んでいたとされ、現在ではツァン台地の洞窟で亜人間に祀られている吸血の象神。

その体は、地球と同じぐらい古いといわれる生きた岩石でできている。 ほぼ人間と同じ大きさで、人間に似た腕と肩、太い腹と足、先がラッパ状に広がった長い鼻、水掻き状で触手のついた大きな耳、水晶に似た半透明の牙を持ち、部分的には象を思わせる。

昼の間は石の玉座の上に鎮座した不気味な石像にしか見えない。しかし夜になると動き出し、その鼻と触手を伸ばして人間の生き血を吸う。

初出はフランク・ベルナップ・ロングの『恐怖の山』(「夜歩く石像」の邦題あり、Horror from the Hills)。

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最終更新:2007年04月25日 15:05